ラーメン 天空の城は日本初の体験型テーマパークです【大阪府松原市三宅西1-280-1】

発達障害のある人の中には、味覚が鈍く、味の違いが分からないというケースがあります。

味の違いを学ぶレッスンを再びやろうかと考えていたところ、松原市に自分好みのラーメンを作れるラーメン店があると、テレビに何度も取り上げられていたので、行くことを決意。

3月の課外活動では社会性を養うためのVR体験だけでなく、味の違いを学ぶため、ラーメン 天空の城に行くことにしました。

2018年にオープンしたラーメン 天空の城情報

ラーメン 天空の城へは公共交通機関を利用して行くのには少し不便でした。

最寄り駅の河内天美駅から徒歩15分程かかります。

疲労がなければ問題ないのですが、VR体験等で体力を随分失った生徒達にとってはきつかったです。

店の側壁には、デカデカと体験型ラーメンや天空の城の面白さが描かれていました。

日本初と見ると、否応なしにテンションが高まります。

1階はプロが作るラーメンを堪能できるのと、大人も子供も楽しめる「天空横丁」という縁日屋台ゾーンがあります。

射撃、輪投げ、卓球ストライクといった11種類の屋台を楽しめます。

子どもは飽きずに長時間楽しめるので、親はラーメンを食べながら一休みが出来ます。

我々が目指す体験型ラーメンは2階です。

扉を開けた瞬間、ムワッと物凄い高い湿度に驚きました。

ラーメンを作ってるから仕方がないのでしょうが、あまりの蒸し暑さに額から大量の汗が流れてきました。

入る前に上着を脱ぐことをお勧めします。

テレビや雑誌でよく取り上げられています。

多くの芸能人やテレビ番組のサインがズラリと飾られていました。

小さい子供が遊べるスペースも完備。

こういったスペースがあると、小さい子供が店内をウロウロし過ぎないですむので、少し安心ですね。

充実したメニューを写真で紹介

メニューといっても、作り方の一例が掲載されているだけなので、調味料やスープの紹介がメインになります。

オリジナルのラーメンを作れるのがここの売りです!ただし、作り方の手順があります。

おぼんと器をとる→麺を選んでおぼんに置く→元ダレを選んで器に入れる→スープを選んで器に入れる→ラーメンを湯がきながらスープを温める→ラーメンを器に入れてスープも入れる→仕切り皿を取る→トッピングの具材を皿にのせる→ラーメンの上にのせて完成。

この一連の流れをスタッフは口頭で教えてくれましたが、生徒達は一度では覚えられず、ポカーンとしていました。

時間はかかりますが、一連の流れをやってみせながら教えた方が親切だと思います。

ということで、まずは私が作り方の手本を示しました。

おぼんと器を手に取ったら、麺BARと書かれたゾーンに行きます。

ひらちぢれ麺、中華麺、中太ちぢれ麺、細ちぢれ麺、細麺、平ストレート麺。

ここまでは馴染みがあります。

中多加水麺、とうがらし麺、抹茶麺といった聞き慣れない麺もありました。

なかなか冒険心をくすぐられる麺ですが、あまり変わった物を食べたがらない生徒達は選ばないだろうな~と思いながら見ていました。

とりあえず細麺を選びました。

次は元ダレ。

約20種類もある元ダレは、豚骨、煮干し醤油、東京風醤油、富山ブラック風醤油等、魅力的なものばかりです。

色々ありすぎて選ぶのに困ります。

たくさんある中から選択して決断するのが苦手な子供にとっては、辛い瞬間になるかもしれません。

スープは14種類。

魚介スープ、牛骨白湯スープ、野菜スープ、豚骨スープ、鳥白湯スープなど多岐に渡ります。

ここも種類が豊富過ぎて、いまいちイメージがつきにくいです。

しかし別の見方をすると、こんなに色んな種類のスープがあると知ることが出来るので、良い学びになると思います。

個人的には魚介スープが好きなので、魚介スープを選びました。

ラーメン作りで一番難しいのは、ラーメンを茹でながらスープを同時に温める工程です。

麺の種類のと固さによって茹でる時間が違うので、注意が必要です。

細麺で固めが好きな私は20秒でゆであがります。

一番時間がかかるのは、中華麺の柔らかめで3分。長い・・・。カップラーメンなら平気なのに、不思議です。

麺を茹でながらスープを温めるという同時作業は、同時作業が苦手な生徒にとってはとてもレベルが高いことです。

もし茹でるのに集中し過ぎてしまったら大変なことになるので、要注意です。

トッピングは14種類ありました。

見本なのでメンマ、もやし、焼き豚をチョイス。

とりあえず、完成。

味は美味しいのですが、トッピングをのせていないのもあって、全然美味しそうに見えないですね。

彩りにも気を付けなければいけないので、結構センスが問われます。

自分好みのラーメン食べ放題

味の当てっこの前に、まずは自由に作って食べることにしました。

元ダレやスープでどれを選んだらいいか分からず、戸惑っている生徒もいました。

中には元ダレの存在を忘れて、いきなりスープを入れる生徒もいました。

予想通り、麺を茹でる+スープを温める工程でハプニング発生。

麺を茹でるのに集中し過ぎてスープを見るのを忘れてしまい、いつのまにかスープが無くなってしまいました。

何が起きたのか、生徒は驚きの表情をしていました。

こういう経験を何度もしていると、ある生徒は麺とスープを温める工程を別々にし始めました。

時間はかかりますが、失敗しないのなら懸命な判断です。

麺の種類によって茹でる時間が変わると書きましたが、ADHDや多動傾向の強い人にとってはこの茹でる工程は難しいです。

というのも、待てないからです。20秒ならまだ待てますが、2分や3分となると待てません。

どうせ自分しか食べないから、固くても良いやという思考になり、3分茹でるところを20秒しか茹でないという行動をし始めます。

一般的には美味しくないのでしょうが、生徒に訊くと「美味しい」と言っていました。

本人が納得しているなら私は構いませんが、もし保護者と来たら、叱られるかあきられるかのどちらかでしょう。

味の当てっこゲーム

ここからが活動の本番。

各自他の人に分からないようにラーメンを作り、たくさん正解した人が勝ちというゲームです。

どういう元ダレ・スープ・麺が使われ、どういう具材をのせたか。そして、味の感想も書いてもらいます。

正解か不正解かを確認できるようプリントを用意したと生徒達には伝えましたが、実はどういう間違いパターンがあり、どういう味なら正解しやすいかを分析するためのプリントです。

まずは私が手本を示し、その後各自ラーメンを作りにいきました。

生徒達は当てられまいと、少し凝った風に作り出します。

化学実験のように、スポイトを使って調味料を入れだす生徒もいました。

彩りをとても気にしだす生徒もいました。

ある生徒は、自分の分を作る時は茹で時間を短縮していたのに、他の人に食べてもらうとなると、しっかりと3分間茹でていました。

自分のことだけならいい加減にやっても、他人のためならしっかりとしようとする意識が働く様子が分かりました。

それぞれのオリジナルラーメンを試食し、プリントに記入していきます。

答え合わせをしていくと、全体的に麺の種類と具材の正答率は高かったですが、元ダレとスープの正答率は低かったです。

醤油か味噌かみたいな大まかな味は分かりますが、魚介スープと思っていたら実は野菜スープなんてこともありました。

実は答え合わせ後に発覚したのですが、野菜スープにほたて醤油を入れていたそうです。だから魚介の風味があったんですね。

一番印象的だったのが、問題を出している本人が何の具材を入れているか分かっていなかったケースです。

トッピングの具材にバターがあったのですが、それがバターと分かっていなかった。

自分で食べてもそれがバターと気付いておらず、私やその他の生徒の指摘で初めて気が付きました。

活動を終えてから思いましたが、麺・元ダレ・スープの種類が多すぎて味の違いの学習をするのには難易度が高いです。

学習をするのが目的とするなら、カップラーメンから始めるのが無難だと思います。

アクセスと地図


近鉄南大阪線:河内天美駅・河内松原駅・高見ノ里駅から徒歩15分。

50台ほど駐車できる駐車場があります。

営業時間:11:00~24:00

定休日:月曜 ※祝日の場合は営業、翌日火曜日が休みになります。

電話番号:072-289-9001

料金

通常料金

60分コース:大人 1980円 小人 1180円 幼児(3歳以上) 880円。

90分コース:大人 2480円 小人 1380円 幼児(3歳以上) 1080円。

会員料金

60分コース:大人 1680円 小人 880円 幼児(3歳以上) 580円。

90分コース:大人 2180円 小人 1080円 幼児(3歳以上) 780円。

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