餅兵は有名な老舗の和菓子店【大津市中央】
大津市には老舗と呼ばれる店が数多くあり、教室から徒歩数分の所にもあります。
餅兵という和菓子屋です。
創業250年以上の御饅頭処 餅兵情報
旧東海道沿いに餅兵は店を構えています。
周辺はその昔宿場町として栄えていて、今尚昔ながらの雰囲気を保っています。
趣のある町ですが、その中で餅兵はひと際目立ちます。
建物の外観は改築された感じはありますが、歴史を感じるつくりとなっています。
2階付近には大きな看板があり、右読みで御饅頭処と書いてあります。
看板の色も相まって、老舗感が物凄く出ています。
1階にある暖簾は、汚れてなさすぎるのと英語が書かれていることから、設置してまだ間もないのがうかがえます。
建物全体からは老舗感を出しているのに、この暖簾だけは現代風なため、若干違和感があります。
もっとも、グローバル社会の現代には合っているのでしょう。
店内入ると驚きました。
改築されたばかりのようで、老舗感はまったくなく、塗りなおされた(?)壁、使われた感じがあまりない引き戸、温かみのある電灯、汚れのないテーブルが店内を華やかにしていました。
店に入ってしばらくすると、店主が奥の部屋から出てきました。優しそうな表情をした方です。
真新しい理由を訊くと、11月にリニューアルオープンしたばかりとのことでした。なるほど、蘭が未だに店内に置かれているのも頷けます。
店には私一人だけだったので、少しばかり店の歴史などを教えてくださいました。
創業は江戸時代の宝暦年間(1751年~1763年)という予想以上に長い歴史を持つ、老舗中の老舗です。
店の名前の由来は、創業者の餅屋兵祐という名前からとられたそうです。餅屋なんて苗字があるんですね。
写真で紹介スイーツメニュー
ガラスケースには9種類の和菓子が置かれていました。
リニューアル仕立てでまだ種類が少ないのか、普段からこの数なのかは分かりませんが、どれも美味しそうです。
食べた商品は写真と感想を随時アップしていきます。
昼を過ぎた頃に行ったのですが、既に完売していた商品がありました。
ラ・フランス大福。期間限定商品で、現在は一番売れているそうです。午前中には売り切れるので、早く来店することを勧められました。
ラ・フランス好きの私としては、何が何でも食べたい商品ですが、後日行った時も結局買うことが出来ませんでした。
来年にリベンジしたいですね。
その代わりといっては失礼かもしれませんが、きんかん餅を買うことにしました。
ピスタチオ大福と悩みましたが、どちらがピスタチオの味が想像できなさ過ぎて、きんかん餅を選択。
守りに入ってしまったと、後で少し後悔しました。
果物系はイチゴ大福もありましたが、味を想像できるので、選択肢の中には含まれませんでした。
三色団子は和菓子屋に行ったら必ず注文する商品です。
これが美味しいか美味しくないかで、その後再び足を運ぶかが左右されます。
変わり種商品だけでなく、兵祐餅、豆大福、塩豆餅といった定番商品もあります。
店の味として安定した評価を得ている商品です。
来られる客は変わり種も買いますが、定番商品も一緒に購入するという流れがあります。
ということは、変わり種しか買わない私は異端?と思ってしまったりします。
商品は1個から買え、高いと感じるものもあれば、こんなものかなと感じるものもあります。
兵祐餅 170円。
イチゴ大福 290円。
豆大福 170円。
塩豆餅 170円。
ピスタチオ大福 280円。
栗のおまん 230円。
ラ・フランス大福 230円。
きんかん餅 190円。
種なしのきんかんが丸々入っていて、食べるとブシュっと汁が噴き出てきました。
汁は机につくだけでなく、服にまでついてしまったので、慌てて洗面所に行って洗い、教室内に戻ると、物凄い甘い匂いが教室内を漂っていました。こんなに匂いが強い和菓子は初めてです。
味は予想通り甘く、きんかんの皮(?)の部分は少し固めのため歯ごたえがありました。
あまりの甘さに、口直しとしてポテチも一緒に食べました。きんかん餅単体だと、食べきるのが少し難しいです。
三色団子 150円。
三色で色鮮やかな団子と言いたいところですが、よもぎ団子の色が濃いために地味に見えてしまいます。
特別に美味しそうに見えませんが、食べてみると甘さ控えめでとても美味しかったです。
甘さ控えめなので、軽く3本はいけます。私好みの味なので、また買いに行きたいと思います。
アクセスと地図
JR:大津駅から徒歩6分。
京阪線:浜大津駅から徒歩8分。
駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。
営業時間:9:00~20:00
定休日:第1、第3日曜日。
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