DIYの楽しさを知ったひだち教室長の安藤です。

大人も楽しめる体験をさせたい。

そう思いながら体験を探していると、ありました。

しかも京都市内に。

DIY体験ができるお店で、本格的な工具を使えます。

店の名は、DIY WORKS KYOTO

中学3年、大学生、社会人の生徒達を連れて行ってきました。

DIY WORKS KYOTO情報

店は二条城近くにある住宅街の中にあります。

シンプルな看板なので、意識をしなければ気が付かないかもしれません。

リノベーション専門のお店ですが、DIYの楽しさを知って欲しいという気持ちも強いお店。

DIYの体験を随時行っています。

DIYで使う工具を使い、自分がイメージした作品を作る。

イメージ通りの物ができた時の喜びは大きいです。

因みに、私は工具を使った時にテンションが爆上がりしました。

子供だけでなく、大人も楽しめる体験ができるお店です。

DIY体験の意義

DIY体験はどんな意義があるのか？

それは生徒達へのねらいとも重なります。

・新しい世界を体感できる

・得意不得意を知る

・チャレンジ精神を養う

・巧緻性の向上

・物を扱う時の身体の動かし方を学べる

・似たような事をした時にやる気スイッチが入りやすくなる

新しい世界を体感できるというのは、今回は特に大きなねらい。

カッティングボード作り開始！

カッティングボードと聞いて、何を想像しますか？

単語だけでは、私も生徒達も「？」でした。

実物を見て理解できます。

要するに、まな板。

料理を盛り付けるお皿としても使えます。

食卓におしゃれな雰囲気を出したい時にボードを使うのもアリです。

そういうのに縁がない人は、まな板として使うのが一番実用的ですね。

長さを測って製作

カッティングボードを作るにあたって、どのように切るかを考える必要があります。

イメージ力も大事だが、決断力がなにより重要。

そんな決断力ですが、定規に使い慣れていないと鈍ります。

人は慣れていない物を使う時は、不安が押し寄せるからです。

理系の人や工作が大好きな人には、理解が難しいかもしれませんね。

文系の生徒達は、何度も何度もこれで良いのかと葛藤していました。

電動のこぎり初体験

電動のこぎりを初めて体験する生徒達。

思った以上に振動があることに驚いていました。

電動のこぎりは最初こそ戸惑いますが、コツを掴むと凄く便利な道具です。

スパっと木材が切れると、物凄く気持ちがいいですよ。

電動のこぎりの難しさ

コツを掴めば楽ですが、難儀した生徒もいました。

・感覚的にゆっくりと刃が入っていくのが分からない

・板をしっかりと抑えながらという同時作業が難しい

・ベースを板にくっつける意味を理解できない

・切ることばかりに意識がいっている

認知と感覚の両方が求められます。

生徒がやると板がバタバタ暴れてしまい、ちょっと危険でした。

そこで、お店のスタッフがサポートしてくださいました。

生徒はもう少し経験が必要ですね。

予想外なところで強みを発見

電動のこぎり初体験なのに、扱いが上手い生徒がいました。

漆喰塗り体験で漆喰をすくいとるのに苦戦していた生徒です。

手先や運動関係は不器用なタイプ。

なのに、良い感じに電動のこぎりを滑らして切断していきます。

全く予想していなかった強みに、私はとても驚きました。

不器用だからといって、全てが不器用とは限らない。

それを証明してくれたと思います。

何でもやってみないと分からないものですね。

色々な体験をするって、やはり大事です。

電動インパクトレンチで穴を空ける

板に穴を空ける工程もありました。

通称インパクトという工具を使い、穴を空けます。

簡単で、気持ちが良いです。

この工程で苦戦していた生徒はいませんでした。

余談ですが、あまりにも気持ちが良いので、私は廃材を使って穴を空けまくって楽しみました。

ひたすら削る

仕上げにやすりを使い、スベスベになるよう削ります。

やすりは学校で経験しているので、皆上手かったです。

完成したカッティングボードは実に綺麗。

道の駅に置いていそうな出来栄えですね。

カッティングボードを何に使ったか？

生徒達にまた聞きたいと思います。

漆喰剥がしが気持ち～！！

前半でした漆喰が乾いたので、板を再利用するために漆喰を剥がさなければいけません。

カッティングボードをいち早く終えた生徒に、その役目を与えました。

漆喰を剥がす作業は、超快感。

ヘラを使うとゾリゾリゾリっと剥がれ落ちていきます。

生徒はあまりの快感に「気持ち良い～！」と絶叫していました。

私もやってみると絶叫しました(笑)

ＤＩＹは完成よりも、その工程がメチャクチャ楽しいです。

アクセスと地図

地下鉄：烏丸御池駅から徒歩10分。

地下鉄東西線：二条城前駅から徒歩6分。

駐車場：なし。

営業時間：9時～18時

定休日：火曜・水曜

電話番号：075-708-7601

漆喰塗り体験料：1800円

カッティングボード（まな板）体験料：3900円