趙さんのお店で中華料理を満喫【大津市浜大津】
浜大津駅のすぐ近くにある中華屋。趙さんのお店という変わった店名で、本場の北京料理を味わえます。
昼時は混んでいることがあるので、平日の夜と開店時間に合わせて行ってきました。
好香再来 趙さんのお店情報
京阪浜大津駅の改札口を出て琵琶湖側に向かうと、趙さんのお店があります。
外観はラーメン屋みたいな感じですが、大きな看板がまず目につくので、そこで初めて北京料理の店だと知ることができます。
店内に入ると、外観とは真逆でオシャレで落ち着いた雰囲気をしています。
家族だけでなく、お一人様も利用しやすいよう、小さなテーブルもありました。
テーブルごとの間隔は少し狭めですが、4人家族が利用できる大き目のテーブルもあります。
店内は植物(造花?)が飾られていて、店内を華やかにしています。
遅めの夕食をとりに行った時は、時間が時間だったのでお客さんはほとんどいませんでしたが、ランチに行った時は結構お客さんが入っていました。
ゆったりと食べたいなら、夜が良いかもしれません。
2階へと続く階段もありました。団体の場合は、2階を利用すると良いでしょう。
席に案内してくれた男性は、流暢な日本語を使うので日本人かと思っていたら、実は中国人で、店名の趙さんでもありました。
とても上品で丁寧な対応をしてくれて、好印象でした。
グルメな人向けのメニューをチェック
メニューを開くと、点心料理、野菜・豆腐料理、肉料理、海鮮料理、麺・飯料理、デザート、特別料理という項目に分かれて書かれていました。
私の中華料理の判断基準は餃子の王将なのですが、そこと比べると値段が若干高いという印象を受けました。
ただ、餃子の王将にはない料理が数多くあり、とても魅力的に映りました。
団体さん向けにお勧めセット料理とコース料理があります。
好香セット(お勧めセット料理)は2~3名用で色々な料理を堪能できます。値段は7850円。
再来セット(お勧めセット料理)は、4~5名用でフカヒレスープまでついています。値段は12600円。
お勧めセットは複数人で少しずつ、色々な種類を食べられるのがメリットです。
コース料理は一人の値段で、5250円コースと10500円コースがあります。
約5000円の差はとても大きく、5250円のを注文するなら10500円のを注文した方が良いかもしれません。
というのも、北京ダックや伊勢海老の甘酢といった高級料理を堪能できるからです。量より質を楽しみたい方は絶対10500円の方が良いです。
コースはさすがに注文できないので、私は一品料理を注文しました。
天津飯 700円。
鶏ガラスープが入っていて、あっさりしているが口の中に味が強く残ります。
非常に美味しいのですが、天津飯単体だけだと少し物足りないと思います。味付けの濃い料理と一緒に食べることをお勧めします。
他の料理の邪魔をするような味付けではなく、白米のように他の料理の味を引きただせてくれます。
豚ミンチのレタス包み 1200円。
レタスは新鮮でパリパリしていて、これだけでも十分美味しいです。マヨネーズがついていたら、レタスだけで食べていてかも。
具材は豚ミンチ、タケノコ、しいたけ、タマネギ。ここまでは普通なのですが、そこにエビまで入っていました。
具材をレタスに入れて包み、そのまま一口で口の中にIN!・・・思った以上に具材が熱くて、口の中を軽く焼けどしてしまいました。
食べる時は、少しずつ食べる方が良いです。
味は最高に美味しかったです。ほのかに味噌の味がしていて、ご飯にかけて食べたくなります。天津飯だったのが少し残念でした。
量は思ったよりありましたが、美味しいのでパクパク食べられます。
趙さんのお店に来たら、注文すべき一品だと思います。
ランチメニュー
ランチメニューはお得な定食がお勧めです。
エビチリ定食、スブタ定食、チンジャオロース定食、麻婆豆腐定食、八宝菜定食、ワンタン定食、唐揚げ定食、かに玉定食、タンタン麺定食、五目汁そば定食、焼きそば定食の12種類の定食があります。
値段は800~880円とお手頃価格です。
かに玉定食 800円。
かに玉が絶品の一言。
様々な種類のかに玉を食べてきましたが、三本の指に入るほどの濃厚な餡が特徴。
ふんわりとした卵に餡がよく絡んでいて、オカズとして優秀です。
これを食べるだけでもこの店に来る価値があります。
ワンタン定食 800円。
ゴマ油が効いたワンタンスープ。
ワンタンの中には具がたっぷり入っており、ニラと玉子が良いアクセントとなっていて美味しいです。
しかし、オカズとしてはパンチが弱く、ご飯にはあまり合いません。
スープとして飲む方が個人的にはしっくりきました。
五目汁そば定食 880円。
五目汁そばはお腹に優しい味です
野菜が豊富で、海老も入っています。
量はあるのでお腹は膨れますが、口の中がさっぱりし過ぎていて、少し物足りなさを感じます。
塩がついていないので、塩をお願いしました。
五目汁そばはご飯には合わないので、この天ぷらと焼売で食べることになります。
酢豚定食 830円。
肉はちょうど良い固さで、野菜は歯ごたえがありました。
あんの酸味は少し強めで、ご飯が進みます。そのため、ご飯があっという間になくなってしまいました。
エビの天ぷらは衣がサクっとしていて甘味もあり、オヤツに出されたら喜ばれると思います。
何もつけずにだとご飯にはあまり合わないですが、塩をつけて食べると間違いなくご飯に合います。
麻婆茄子定食 800円。
肉、野菜、スープ、ご飯、バランスのとれた定食です。
麻婆茄子はとても熱く、辛いです。
舌をやけどしないよう、よく冷ましてから食べると安全ですが、冷めるとせっかくの美味しさも下がってしまうので、私は熱い内に食べました。
案の定、口の中が熱くて悶絶しましたが、美味しいです。茄子が大き目なので食べ応えもあります。
食べ終える頃には、熱さと辛さで背中と額は汗だくになりました。
鶏のからあげとかぼちゃの天ぷらです。
鶏の唐揚げは衣がしっかりしていて固めなので、歯ごたえを楽しめる唐揚げでした。味は当然美味しかったです。
かぼちゃの天ぷらは甘く、優しい味なので、子供向けです。
チンジャオロース定食 850円。
チンジャオロースとご飯、スープ程度かと思っていたら、春巻きと唐揚げ、ゴマ団子もついていて、お得感があります。
チンジャオロースには、もやし、ピーマン、タケノコ、ニンジン、牛肉が使われていて、味はしつこくないです。
牛肉が柔らかかったのが印象的でした。タケノコは味が一番染みていてシャキシャキしていたので、肉以上に美味しかったです。
春巻きはトロミが強くて甘めの味付け。大きさは少し小ぶりですが、味付けは濃いので、体育会系の人ならこれだけでもご飯1杯は食べられると思います。
ゴマ団子はデザートということで、普通は食後に食べるものですが、私は一番最初に食べました。
揚げたてだったため、中はまだまだ熱く、危うく焼けどしてしまうところでした。
しかし、熱い内に食べたおかげで美味さが倍増していました。それほど甘くなかったのが、私的には高評価です。
卵スープは卵よりも豆腐の味の方が強く感じました。味は薄めなので、他の料理の邪魔をしません。
焼きそば定食 880円。
タコやエビ等、魚介類が入った焼きそばです。
上品な味付けで、高級感を感じる焼きそばです。
濃い味付けに慣れている人は、間違いなく驚くと思います。
それ故、ご飯のおかずとして食べるのは結構無理があるかな。
単品で食べるのがベストな料理でしょう。
自家製焼き餃子 550円。
中華料理屋に行ったら、注文しないといけないですね。
テーブルに出された時の第一印象は、「デカっ!」でした。
一口食べると、これでもかってぐらいモチモチしていて、食べ応えもありました。白米と餃子だけでも十分お腹が膨れると思います。というより、実際相当膨れました(笑)
中にはニラやニンニクが入っていましたが、それ以上に白菜とキャベツの量が多いため、変わった味になっていました。
おそらく、食べた瞬間「ん?」となると思います。でも、美味しいですよ。
アクセスと地図
JR:大津駅から徒歩10分。
京阪線:浜大津駅から徒歩1分。
駐車場はありませんが、近くに市営駐車場があります。
営業時間:ランチ 11:30~15:00 ディナー 17:00~22:00
定休日:月曜日。
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