南湖一周サイクリングVol.2~意外と楽しかった~

自転車は成長に役立つと思っているひだち教室長の安藤です。

前回は、南湖一周サイクリングの前半をお話ししました。

>>>南湖一周サイクリングVol.1の記事

今回は後半のお話しです。

南湖一周情報

琵琶湖大橋から南側にあるびわ湖をグルっと走る。

それが南湖一周です。

ルートによって変動しますが、距離は約50km。

初めての長距離サイクリングをするには、ちょうど良い距離です。

南湖一周の意義

南湖一周を実施する意義は何なのか?

それは生徒達へのねらいとも重なります。

・自信がつく

・新しい世界を体感できる

・自己理解が深まる

・お互いを共感し合える

・達成感がある

・決断力がつく

・諦めない気持ちが強まる

・自己調整能力が身に着く

琵琶湖大橋を登る

南湖一周で一番しんどい場所。

それが琵琶湖大橋を渡るというもの。

結構な急こう配なので、かなり頑張らないと登り切れません。

私はここを何度も登っているので、頑張った後の影響を学んでいます。

なので、私は自転車から降りて、のんびり歩いて登りました。

反対に生徒は頑張って(意地になって?)漕いで登っていきました。

その様子を見ながら、凄いな~と思いつつ、きっと後悔するだろうなとも予想。

そして案の定、てっぺんにある展望スポットで、生徒は疲れ切っていました。

生徒にとってこの経験はまた一つ学びになったと思います。

別視点で楽しむ能力

琵琶湖大橋を渡ってからは、琵琶湖に沿って南下。

道路に沿って水路もあります。

生徒はその水路を時折見ながら、漕いでいました。

しばらくすると、少し興奮した様子で、生徒は叫びました。

生徒:「亀がいる!」

これまで何度も南湖一周を経験していますが、初めて気が付きました。

生徒は亀以外にも魚を見つけたりして、テンションが少し上がっていました。

ただ目的を達成する事だけに集中するのではなく、別の視点も持って楽しむ。

これはしんどさの中にも楽しさを見つけられる能力とも言えます。

将来仕事を始めた時、必ずしんどさが出てきます。

そんな時に楽しさを見つけられる能力が備わっていると、モチベーションを維持しやすくなります。

生徒は無自覚でしょうが、大切な能力が発揮されているなと思いました。

体重増加の代償

びわいちでは筋肉疲労が著しいので、必ず太ももが悲鳴を起こします。

しかし、南湖一周はびわいちの1/3の距離。

だから太ももが悲鳴を起こすということは一度もありませんでした。

ところが、今回初めて太ももが悲鳴を起こしました。

私の太ももは激しい痙攣を始め、全く漕げなくなったのです。

最初は年齢のせいかと考えましたが、別の理由だと思います。

私はこの半年で体重が激増したのです・・・。

体重増加の代償が、こんな形で表れるとは思いもしませんでした。

南湖一周達成!

イオンモール草津辺りに着くと、生徒もだいぶ疲労の色が見られるようになりました。

イオンモール草津周辺は、ちょっとややこしい。

ルートを間違ったら、面倒くさいことになります。

私は太ももを痛めてるので、スピードは遅い。

生徒は疲労だけで問題はない。

だから生徒と私との距離は離れる一方でした。

これまでの道中、生徒は分かれ道の所で必ず待っていてくれていました。

ルートを間違うのが不安だから、慎重な姿勢をとっていたのです。

しかし、疲労のせいでそれが難しくなったのでしょう。

自己判断をして、間違ったルートに入ってしまいました。

そのため、遠回りをして近江大橋を渡るはめに。

自分で自分に腹を立てた生徒は、無理やりショートカットをしようと提案してきました。

とりあえずいさめましたが、放っておいたら本気でやったのだろうか?

と、今になって思います。

無事に近江大橋を渡りきると、生徒の疲労はだいぶ緩和されました。

というのも、生徒は草津まではよくサイクリングしているそうです。

だから自分の庭のようなもの。

安心感から、心身の疲労感が緩和されたのです。

スタートしておよそ4時間でゴール!

南湖一周では、過去一早いです。

生徒:「疲れたけど、意外と楽しかった」

生徒はそんな感想を言っていました。

南湖一周はびわいちの前哨戦。

終わった時の生徒の様子次第で、びわいちにチャレンジしてもらいます。

その結果、生徒はびわいちに耐えうるだけの力があると判断できました。

早ければ今年中、遅くても来年にはします。

私はそれまでに痩せないとね。

さもないと、再び地獄の痛みを経験してしまうので。

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