めっちゃさわれる動物園でピエリ守山が話題になりました【滋賀県守山氏今浜町】
ピエリ守山の中には、動物と触れ合える動物園があります。
何度か利用したことがありますが、ここ数年は行っていないので、久しぶりに行くことにしました。
久しぶりに行くので、少し情報を収集しておこうと思い、ネットで検索したら、「逮捕」「炎上」などのキーワードが出てきて驚きました。
めっちゃさわれる動物園情報
めっちゃさわれる動物園は、ピエリ守山が再オープンした時の目玉として2014年に開園しました。
動物を触りまくれるとあって、当時の反響はすごかったです。
テレビにも頻繁に取り上げられ、それで知った子供達は親に頼んでやってくるので、満員御礼状態でした。
私が初めて行った時も、子供の数が半端なかったです。それがこんな事になっているとは・・・。
逮捕・炎上騒動
騒動の発端は、ライオンのリオン君が飼育されていたスペース内に血痕があったことがSNSに投稿され、いっきに拡散。
園や県に問い合わせが相次ぎました。
血痕は、仕切り壁に使われていた六角ボルトに頭をすりつけていたのが原因とのこと。
リオン君は私も見たことがありますが、第一印象はこんな狭い所にライオンを飼育して大丈夫なのか?でした。やはり、相当なストレスだったのでしょう。
現在は県外の施設に移送されたそうですが、幸せに生きて欲しいです。
その後も、動物の飼育方法等を巡って動物愛護団体から問い合わせが続きました。また、逮捕者が出たという情報が一部流れましたが、これは誤報のようです。SNS等で店長逮捕されろといった投稿が目立ったから、こういう情報が流れたのでしょう。
ピエリ守山側にも相当な問い合わせがあり、その影響もあって契約を更新しないという方針をピエリ守山は打ち出しました。動物園側は退去を迫られていますが、まだどうなるか決まっていないようです。決定したら、全国ニュースでも流れることでしょう。
口コミでは賛否両論
口コミを見ると、賛否両論かと思いきや、決して評価は低くありません。
運営方法には疑問を呈する声もありますが、動物とこれほど触れ合える所はなかなかないので、人気は持続しているようです。
これら騒動を受けて、現在はどうなっているのか、少しドキドキしながら行ってきました。
平日だったのでピエリ守山のお客さん自体が少なかったです。
ピエリ守山に入って歩いていると、至る所に動物の模型が展示されていました。
私が以前行った時は、模型は一部にしか置かれていなかったので、やはり儲かったんだと思いました。
動物園の入り口付近には、昔と変わらずオウムがいました。
同じオウムなのかは分かりませんが、昔と違ってけたたましい叫び声(?)を頻繁に上げるようになっていました。
大きさの割には狭いカゴだから、ストレスがかかっているのかもしれないです。
グッズ売り場が広くなっていました。以前はグッズ類は少なかったのですが、今では数えきれないぐらい種類が豊富です。
特に鳥類のグッズが多く、ハシビロコウのグッズはインパクトがあり、目立ちます。
店内は大幅にリニューアルされていました。
以前はなかったヤギエリアやアルパカエリア、リスエリア、ハムスターが遊べるエリア等、工夫をこらした感じがうかがえます。
入園料を支払い中に入ると、受付内にカワウソ発見!カワウソを触るチャンスはなかなかないので、お願いすると、触らせて頂けました。
足を触ると、予想通りフニフニしていて気持ちが良いです。犬や猫とは違った可愛らしい甲高い鳴き声をだして、癒されました。
アフリカの森林に生息する大型インコのヨウム。とても優れた頭脳を持ち、鳥の知能の常識を覆したと言われています。
その断片を見れるかと期待したのですが、残念ながら分かりませんでした。
めっちゃさわれる動物園は今も昔も鳥類が多く飼育されています。
インコエリアには、色とりどりのインコが鳴いていました。
一緒に行った奥さん曰く、以前はとても人懐っこいインコばかりだったが、今いるインコは人から避けるので面白味が減少したとのこと。
確かに、指にのせようとするとチョコチョコと避けました。鳥好きの奥さんはインコの扱いを心得ているので指にのせることができましたが、それも数羽程度で、他はのることはしませんでした。鳥好きにとっては、少し残念ですね。
ハリネズミカフェがあるぐらい、最近はハリネズミが人気です。
動いているのを見たかったですが、お昼寝タイムだったのか、ずっと寝ていました。
コモンリスザルは落ち着きなく動くタイプなので、縦横無尽に動き回れるよう、筒状の柵が張り巡らされていました。
その中をひっきりなしに動くリスザル。私を見ると動きを止め、餌を要求してきました。
餌を持っていなかったので、ジェスチャーで持っていないを示すと理解し、すぐにまた動き出しました。賢いです。
園の中央付近には、ひよこエリアがあり、子供達に大人気。
そこから右を向くと、立っているアルパカを見て、思わず「おっ!?」と言ってしまいました。
身体の毛を剃られたばかりなのでしょう、顔部分の毛を残してスッキリとした、というより、アンバランスなアルパカが眼前にいました。
ちょっとかわいそう。
園内には、自由に移動できる動物がいます。マーラを筆頭に、アヒルやキジです。
アヒルやキジは落ち着きなく歩き回っているため、小さな子供の中には恐怖の対象となることがありました。
ある子供がひよこと触れ合い、立ち上がって後を振り向くと、目の前に自分の背丈以上のアヒルがいて、ビックリして泣きだしました。
マーラはノラリクラリとご飯を食べるか、寝ているかのどちらかで、なんとものんきな動物です。
ハムスターエリアが一番豪華でした。ハムスターが運動できるよう、壁にハムスターが通れる筒が設置されていました。
ハムスターの動きを見れて楽しいです。
ハムスター達は基本寄り添って丸まっていましたが、何匹かは手の平を差し出すと乗ってくれました。鼻をヒクヒクさせていて可愛いです。
ジャングルエリアは入口から驚かされます。大きな蜘蛛はまだ分かるのですが、シマウマって、ジャングルにはいないんじゃ・・・。
ジャングルエリアには、ジャングルにまつわる爬虫類や鳥類、魚類といったものがいました。
カワセミとオオコウモリが同じスペースで飼育されていました。意外なことに喧嘩しないんですね。
オオコウモリは昼間とあって熟睡中。カワセミはその側にある木にとまり、私を凝視してきました。
ジャングルエリアとあって、ジャングルをイメージしたつくりになっています。
空を飛ぶ鳥がいない(リードをつけられている)ので、ジャングルエリアの上は、ナマケモノの生活空間になっていました。
太めの木の上に座り、じっと寝ていました。さすがナマケモノです。
ジャングルエリアの奥に行くと、すっかり有名になったハシビロコウが立っていました。
じっと壁を見て立っています。私が見ている間は全く動きませんでした。
以前来た時は、通路を歩き回っていたので、ビビった記憶があります。
想像以上に大きく、鋭い眼光で見続けられながら近づいてこられると、誰でもビビると思います。
ジャングルの生き物の代表格、ピラニアとピラルク。
ピラニアを見ていると、怖いというより、美味しそうと思った自分に驚きました。
ピラニアが食べられる店が近畿にあったはずなので、行ってみようかと考え中です。
ピラルクはテレビの通り大きいです。こんな魚が川で遊んでいて近づいてきたら、間違いなく逃げ出します。
犬エリアには、4匹いました。
キャバリアのベリーちゃん、コーギーのこんちゃん、チワワのマロちゃん、シュナウザーのペプシちゃんです。
マロちゃんは元気よくウロウロしていましたが、他の犬はお休み中。私が近づくと、反応はしてくれますが、あまり興味がなさそうな感じでした。
ベリーちゃんにいたっては、微動だに動かず。
スタッフがご飯を持ってきたら全員飛び上がり、尻尾を振ってお出迎えをしていました。やはり犬はご飯が一番ですね。
猫は身軽で逃げ出しやすいので、キャットルームというのが設置されていました。
二重扉になっていて、逃亡しにくい環境になっています。
猫は全部で6匹。
基本、居眠り中。私に近づいてきたのは、ミックスのチャコ君だけでした。
人に興味がある若い猫なのかもしれないですね。
リスに触れあえるというのはありそうで、なかなか見かけません。
すばしっこいので、リードがつけられていました。
ちょこちょこと私の腕にのると、思わずナ〇シカのあるシーンを再現したいと思ってしまいました。
今回、私の心をわしづかみにしたニューフェイス、キンカジューのキンちゃんです!こう見えて、実はアライグマ科です。
生まれた時から左手がなく、母親が上手く育てられなかったため、人工哺乳で育ちました。
まだ1歳なのに、お母さんに甘えることができなかったキンちゃんは、その反動から物凄く人懐っこいです。
凄い勢いで飛び乗ってきて腕に捕まると、強い力でギュっと腕を握ります。引き離そうとすると、離されまいと激しい抵抗をします。
勢いよく飛び乗ってくるのと、激しすぎる抵抗で、ドン引きする人は多いかもしれません。
しかし、私はそれが返って愛おしくなり、とことん遊んであげると、私がお母さんと思ったのか指を吸いだしました。
指を吸っていると落ち着いたのか、指に吸い付きながら眠り始めました。
全ての指を代わる代わる吸うその姿は、「萌え」の一言です。このままお持ち帰りをしたいと心底思いました。
キンちゃんに触れたら驚くかもしれませんが、そのまま遊んであげてください。きっと気に入ると思います。
営業時間と割引券について
平日:10:00~18:00
休日:10:00~19:30
年末年始、大型連休、夏休み等:10:00~19:30
大人(高校生以上):1000円。
子供(3歳以上):600円。※小学2年生以下は保護者の同伴が必要。
幼児(2歳以下):無料。
動物園の近くにあるゲームフィールドで、アンパンマンのゲームをすると入場料割引チケット(200円引き)を貰えます。
子供連れなら、ぜひ貰ってから動物園に行きたいですね。
アクセスと地図
JR(大津方面):堅田駅に降りてから、バスに乗車。
JR(守山方面):守山駅に降りてから、バスに乗車。
車(大津方面):161号線を走り、琵琶湖大橋を渡るとピエリ守山にそのまま入れます。
車(守山方面):守山駅から477号線を走ると見えてきます。
2800台も収容できる無料駐車場があります。休日はとても混みますが、平日はガラガラです。
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