2021年のひだち教室を振り返る~非日常体験の効果をより実感~
今年は色々とチャレンジできた一年と感じるひだち教室長の安藤です。
今年ももうすぐ終わりますね。
あっという間の一年で、濃厚な一年でもありました。
特に今年は、念願叶ってびわいちを生徒達に体験させることが出来たのは非常に良かったです。
今年一年を振り返りたいと思います。
Contents
チャレンジと癒しのバランスを意識
出来ないことを出来るようにする活動が例年と比べると多かったと思います。
幼児や小学生だけでなく、大学生も大きな一歩を踏み出すことに成功しました。
良い面ばかりではありません。
進学などで新しい環境になり、その環境についていけず、心を挫かれてしまった生徒も出てきました。
そんな生徒にはチャレンジよりも癒しを優先にし、頭の中をリセットできるよう心掛けました。
ついにスキーを滑れるようになった!
大学生のF君は、数年前にスキー体験をしています。
その時は滑ることができず、物凄く凹んでいました。
それもあって、2月に実施したスキー体験活動ではF君のテンションは低め。
ところが、私がスキー指導のコツを掴んだのと、他の生徒の滑り方で学んだF君は滑れるようになりました。
自信に繋がったF君は、リフト代の元をとると意気込んでいました。
小学生のA君もスキーを滑れるようになりました。
チャレンジ精神の旺盛なA君は、初めて滑れるようになったとは思えないほど何度も滑りました。
後日談として、自信のついたA君は家族ともスキーをしに行ったそうです。
最近、またスキーをしにいきたい旨を私に言ってきました。
自信もってできるスポーツが増えて、嬉しい限りです。
ガチの古代人体験で必死に生きる!
長年色々な体験活動をしてきてますが、岡山県で体験した古代人の生活体験は衝撃的でした。
これほど生きる大変さを実感できた活動はありません。
同時に、一日を無事に生きれた喜びも実感できました。
大学の研究で頭の中がモヤモヤ状態のK君。
竪穴式住居で一夜を過ごすことになった私とK君は、あまりの寒さに目を覚ましました。
私達は暗がりの中必死になって枝を拾い、火をつけて暖をとります。
暖をとりながら、火を維持するためにまた枝を拾いに行く。
その繰り返しで、正直かなり大変でした。
しかし、その大変さがK君に研究の事を忘れさせてくれました。
おかげで、K君は頭の中を良い感じにリセットすることが出来ました!
体力も気力も限界を超えたびわいち
私が長年温めてきた活動、びわいち(自転車で琵琶湖一周)を実施しました。
大学生のE君とF君は、これまでの人生で一番辛い活動となりました。
一周が160キロ以上もあり、途中でE君とF君の足や尻が悲鳴を起こし、エネルギーが枯渇して身体が動かない。
そんな辛い状態もありましたが、皆で励まし合って、助け合って乗り越えることができました。
二人は今でも「びわいちは辛かった。もうしたくない」と言っています。
しかし、一周が100キロほどの淡路島一周は大丈夫だろうと言っていました。
以前は50キロでも無理と言っていたのが、びわいちを経験をしたことで基準が上がったのが窺えますね。
来年は淡路島一周をしようかな~。
>>>びわいちの記事
一級建築士指導のヒンメリ作り
色々と御縁があって、一級建築士の方指導によるヒンメリ作り体験をしました。
一級建築士はとても手先の器用な方で、オリジナルの器具を作ったりされています。
なので、他ではなかなか味わえない工程(ヨシをのこぎりで切る)も生徒達は体験できました。
ヒンメリはとても難しい。
生徒達は一つ作るだけでも大変な集中力を要しました。
それを3つも作ったのだから、終わった時はバタンキューした生徒もいました。
でも、達成感は大きかったようです。
頭のリセットは動くにかぎる!
今年は2年ぶりにひだち教室の活動に参加した生徒がいました。
2年以上前はとても明るく、周りを笑わすタイプの生徒でした。
ところが、この2年間頑張らないといけない環境にいたせいで、真逆の性格になっていました。
復帰した一回目の活動の時は、一言も言葉を発しない程。
このままではマズイと感じた私は、その生徒が希望したサイクリングを実施。
サイクリングは体力を使い、色々なことにアンテナをはる必要があります。
生徒の頭の中のモヤモヤは薄まり、サイクリングの中盤辺りからは発言もするようになりました。
終わった時は昔みたいな笑顔を見せてくれ、本当にホッとしました。
やはり、頭の中のリセットは身体を動かすにかぎりますね!
まだまだ色々な体験活動をしていますが、記事を書くのが追い付いていません。
徐々に記事を書いていくので、お待ちください。
来年も今年1年で学んだことを活かしつつ、もっと色々な体験を生徒達に提供できたらと思っています。
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