平安蚤の市は毎月開催【京都市左京区岡崎最勝寺町】
平安蚤の市が開催された日(1月10日)に偶然近辺で仕事があったので、それを終えてから行ってきました。
岡崎公園で開催 平安蚤の市情報
平安蚤の市は、平安神宮前にある岡崎公園で毎月ほぼ10日に開催される蚤の市です。
京都なのでさぞ歴史のある蚤の市かと思われるかもしれませんが、実は2019年に始まりました。
始まったばかりですが、全国から150もの骨董店や古道具店、古着店が集結し、規模は大きいです。
客の年齢層を見ると、子どもはほとんどおらず大人ばかりなので、フリーマーケットと違って落ち着いた雰囲気が漂っています。
フリーマーケットの雰囲気に慣れた人間には、違和感を覚えるかもしれません。
因みに私も違和感を覚えた人間で、場違いさを感じてしまいました。
これぞ骨董品(antique)
フリーマーケットではまずお目にかかれない商品ばかり。
古びたカバンにしか見えませんが、見る人が見れば時代を感じるカバンはこれぞアンティークです。
軽くて柔らかいのに、強さも兼ね備えたラタン(籐)で作られた箱は懐かしさがありました。
子供時代に何気なく家に置いてあり、オモチャを箱として活用したものです。
昭和時代に売られていたであろう車のオモチャ。しかもなかなかの剥げ具合。
旅行で昭和館に訪れた時に展示されていたものが、売られているとは驚きです。
数珠(?)らしきものが3000円。どういう方が買うのか気になるところ。
天狗の仮面、仏像が売られているところを見ると、全体的に年代物の古道具と思われます。
ただ、何に使われていたのかさっぱり分からず、店の人が持っていた紙(巻物?)にいたっては売り物にするら見えません。
そんな紙は珍品なようで、お客さんが何人か見入っていました。
手作り感満載の人形に目がいきがちですが、よくよく見ると、十字架や踏み絵に使われた板みたいのもあります。
品に統一性がないので、見ていて飽きません。
戦地に持って行ったのでしょうか、使い古された水筒や円柱型の弁当箱は何か重みを感じました。
1942年~1970年後半頃に製造された、アメリカ産のコップ。
色とりどりで可愛く、現代っ子にも人気が出ると思います。
アメリカに住んでいた時に、こういうコップを持っていたので、懐かしかったです。
1960年~1980年代に製造されたスヌーピーグッズ。
今では希少なブローチなんかもあり、スヌーピーコレクターにはたまらないでしょう。
値段がどこにも書かれていないので、一体いくらなのか気になるところです。
とっくりと鉛筆削りは分かりますが、それ以外は検討もつきません。
検討つかなくてもついつい手に取ってしまうのが、蚤の市の面白さなのかもしれません。
陸地の植物なのか、海藻なのか・・・・。ここまでくると笑いしか出ません。
店の人がいなくて聞けなかったのが残念。
おそらく金庫。装飾がなされていて、値打ちのあるものだと私でも分かります。
RPGのゲームに出てきそうな箱って本当にあるのですね。
どういう物を入れて保管されていたのか、気になるところです。
スプーンやフォークといった食器類、洗濯板なんかもあります。
綺麗に保管されていなかったようで、変色しているものも。
使用したいなら店で売っている物の方が良いでしょうが、おそらく違う用途があるのでしょう。
東南アジアで信仰されている神様の像でしょうか?
マヤ文明の像とも違い、不気味さが漂っています。
手に取るのも躊躇してしまう異様な像です。
昔のキャッチャーマスクは変色はあるものの、まだ使えそうですね。
猿や人間の面は5000円と意外と高くて驚きです。
40種類もの商品がある中で異彩を放っているのは青色の瓶。薬品でも入っていたのでしょう。
とにかく綺麗な青色で、オブジェとしても使えそうです。
印象に強く残った品
売り物かは分かりませんが、インパクトが大きすぎます。
ランドセルを背負い、手を上げている格好を見ると、横断歩道の近くに置かれていた置物かもしれませんね。
それにしても長靴を履いている理由を知りたい。
時折教会で見かける像。
相当古いようで、左手や右手の親指が欠損していて、顔にはヒビが入っています。
売っていいものか分かりませんが、買ったとしても罰が当たらないかという不安が常につきまといそう。
蚤の市は理解しがたい物が多いですが、掘り出し物があると思います。
アンティークに関する知識を得てから行くと、より楽しさが伝わることでしょう。
アクセスと地図
地下鉄:東西線東山駅より徒歩8分
市バス:京都駅から市バス5,100系統に乗車 岡崎公園 美術館・平安神宮前下車
市バス:京都駅から206系統 東山通り・北大路バスターミナル行きに乗車 東山二条・岡崎公園口下車
場所:岡崎公園平安神宮前広場。
開催時間:毎月ほぼ10日。9:00~16:00。
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