子どもとの遊びは楽しい

子どもとのやり取りは常に新鮮で面白いです。

レッスン前に生徒(小学低学年)が遊びを要求してきたので、一緒に遊んでたのですが、発想が面白い。

勝負!!

クリスマスプレゼントで上げたコマが余っていて、それをオモチャボックスから見つけてきました。

結構生徒達から評判が良く、多くの生徒達はオモチャ箱を探っている時に見つけると必ず遊びだす一品です。

値段は安い、数も多く、子ども達には人気がある。コスパとしては最高ですね!!

しばらく一緒にコマを回して遊んでいたのですが、突然生徒は閃き、私に言ってきました。

「先生勝負しよ!」

そこまでなら良かったのですが、さらに付け加えてきました。

「僕が勝ったら先生の飴を3個頂戴な」

思わずず「なんでやねん!」と突っ込んでしましました。

私はこよなく飴が好きで、特にこのみぞれ玉という飴は大好きです。

なんせ普通の飴よりも大きくて、なかなか無くならないのが良いですね。

袋に書いてありますが、賞までとっているから全国的に人気があるのでしょう。

それを無造作に私の机に置いてたものだから、生徒の目に入り、賭けを要求してきたのでしょう。

納得!?

飴が欲しい気持ちは分かりますが、勝負とあらばお互い得しないと意味がない。

生徒のルールでは、私の飴が無くなるか無くならないかという事なので、私にとってはメリットはありません。

私「先生何も良い事ないやん。何かゲットできないと意味がないわ~」

生徒「先生やから別に良いやん」

なんだその理論はと、思わず吹いてしまいました。

私「先生でも何か欲しいけど、○○君は何も持ってないしな~。じゃあ何かやってもらえる?」

生徒「じゃあマッサージしてあげるから、そこに寝て」

どうやら母親にやってあげることがあるらしく、すぐに提案してきました。

マッサージにはうるさい私は、試しにマッサージをやってもらいました。・・・うん、弱い。まだ小さいから当然ですけどね。

私「これじゃあ勝負が成立しないな~」

生徒「じゃあどうすればいいん!何か言ってや!!」

いい加減やりとりが長くなってきたので、そろそろ諦めさせようと意地悪なことを言いました。

私「じゃあブルドックをさせて」

地域によっては呼び方は違うのかもしれませんが、そういう遊びが私の幼いころに流行っていたのを思い出し、提案しました。

どういうことをやられるかを軽く体験させ、諦めるかと思いきや、

生徒「じゃあこれにするわ」

まさかの受け入れでした。

生徒「でも、手加減してな」

私「そんなこと先生がするわけないや~ん。まだ先生のこと分かってないな」

それを聞いて、今まで私と対戦した時のことを思い出したのでしょう。しばらく考えた後、

生徒「やっぱ止めとくわ」

懸命な判断ですね。私は生徒と遊ぶ時は全力でやるようにしているので、手加減は一切しません。

長い付き合いなので、きっと本気だと気づいたのでしょう。しばらく生徒は拗ねていましたが、こういうやり取りは面白いですね。

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