京都精華大学の学園祭に参加Vol.2~初めてのサバゲー体験~

サバゲーが好きなひだち教室長の安藤です。

前回は、京都精華大学学園祭での生徒達の様子をサラっと書きました。

>>>京都精華大学学園祭その1の記事

今回は生徒達に大好評だったサバゲーについて書きたいと思います。

京都精華大学の学園祭に参加した理由

京都精華大学は、日本で唯一のマンガ学部があります。

そういった特徴のある大学には、特徴のある人々が集まる。

だから、面白い物や催しが行われると予想しました。

・ゲームやマンガといったものが好きな生徒が多い

・自分の好みを肯定的に捉えられるようになる

・世の中には色んな趣味を持った人がいることを知る

・知らない世界を知る

・興味関心が拡がる

こういった理由やねらいを設定できたので、京都精華大学に参加しました。

生徒達の様子

生徒達の反応は2種類に分かれると、私は事前に予想していました。

ポジティブとネガティブな予想をです。

いざ活動をすると、予想通り2種類の反応を示しました。

その要因がはっきり分かったので、それらについて書きます。

また、予想以上にサバゲーが好評でした。

生徒達の目がキラキラしていたので、サバゲーの詳細も書きます。

なので、今回は4部構成になります。

①精華大学学祭に参加した生徒達の大まかな様子

②サバゲーの様子

③発達障害のある子供が学祭を楽しめない理由

④発達障害のある子供も学祭を楽しめる方法

偶然の出会い

サバゲーをしようと私が提案した後、生徒達にパンフレットで場所を調べてもらおう。

そう思っていたら、たまたま軍服を着た人が私達の目の前で客引きを始めました。

こんな偶然があるんですね、驚きです。

小学生の生徒達は、軍服=サバゲーというのは繋がらなかった様子。

なんだこの格好は?という奇異な目で見ていました。

拒否からやってみたいと思うようになる

サバゲーに参加したメンバーは、

A君(中学生)、B君(小学5年)

C君(小学生3年)、D君(小学4年)。

D君は部屋に入るまで、サバゲーをしないと言っていました。

きっと不安を感じたのでしょう。

無理もありません、どんなことをするかイメージがしにくいので。

しかし、結局は参加しました。

・他の生徒達が楽しみそうにしている様子を見る

・他のお客さんのプレイを見て、内容を理解する

こういった理由から、安心感が生まれたのでしょう。

ゲームやアニメと現実の違いを知る

通常のサバゲーはBB弾を使用します。

ところが、ここのサバゲーはレーザー銃を使用していました。

安全上のためだと思われます。

レーザーと聞いて、小学生の生徒達は騒ぎ出しました。

D君:「レーザー!?怖い!」

C君:「身体に穴が空くからやらない!」

アニメやゲームの影響ですね。

レーザー銃が安全であることを、こんこんと説明。

生徒達はそれを聞いて、心底ホッとした表情を見せました。

協力プレイが勝利の秘訣

サバゲーフィールドは簡易的な作り。

ブルーシートや木の板を立てて、壁にしたもの。

サバゲー経験者としては物足りませんが、初心者にはちょうど良い。

チームを3人:2人に別れて対戦。

1回の体験で4戦経験できました。

額にレーザーを感知する器具を取り付け、そこにレーザーを当てます。

レーザーに当たると、音が鳴るので分かります。

相手チームを倒すと終了という、シンプルなルールです。

サバゲーはSSTとして有用。

本気で勝とうと思ったら、協力プレイが必須だからです。

生徒達は最初どう動けば良いか分からず、個人で動いて撃ち合うだけ。

2戦目では、自然と声を掛け合う様子が見られました。

しかし、お互いがどう動くかを伝えていない。

そこで、3戦目が始まると、私は指示の出し方の見本を示しました。

そこで学んだ生徒達は、動き方を伝える様子が少し見られました。

SSTとして有用な理由については、こちらの記事に書いています。

>>>サバゲーと発達障害の記事

生徒達は最後までテンションが高かったです。

本当に楽しそうにしていました。

興奮冷めやらぬ状態

昼食を食べている時も、興奮冷めやらぬ様子。

特にC君はサバゲーの話をずっとしていました。

次はどこに行こうかと思案していると、C君が私に提案してきました。

C君:「またサバゲーしたい」

C君:「先生と対戦したい」

先ほどのサバゲーでは、私とC君は同じグループ。

今度は私と戦いたいと思ったようです。

C君は他の生徒達にも提案すると、あっさりと了承。

再び、サバゲー体験をすることとなりました。

スコープ付きアサルトライフルにワクワク

2回目の体験をしに部屋に入ると、1回目にはなかったスコープ付きアサルトライフルがありました。

私はFPSゲームをよくプレイするので、スコープを覗いた時の視界の変化は知っています。

知っているけど、現実世界でスコープを覗くのは初体験。

遠くの物が近くに見える。

初めて望遠鏡を覗いた時の楽しさや興奮が蘇りました。

私は凄くテンション上がったのですが、生徒達は違いました。

「ふ~ん」といった感じ。

温度差があり過ぎました。

おそらく、FPSゲームをしたことがないからでしょう。

第二回戦

C君は私と一対一で戦いたかったようです。

しかし、時間とシステム的にそれは無理だとスタッフから言われました。

そこで、C君は私とは別グループに入り戦うことに。

私とA君VSB君とC君。

A君は前に出て、私はその援護という戦術をとりました。

前に出るとリスクは高まるので、A君はよく打たれていました。

A君は何度も私に謝ってきましたが、サバゲーは謝る必要ないです。

負ける時は負ける。

次にどうするか。

そういう具体策を考えて提案する力が、サバゲーには大切です。

その大切さに気づき、実践し続けると、大人になった時に役立ちます。

たまたまですが、C君と一対一で戦う場面がありました。

凄くテンションが高く、満面の笑顔でした。

二回戦をやって良かったです。

関連記事

  1. ヤンマーミュージアムのワークショップ~ミクロの世界に感動~
  2. 大阪府立大型児童館のビッグバン【大阪府堺市南区茶山台】
  3. 伊豆高原体験の里の観音亭~蕎麦打ち体験~【静岡県伊東市】
  4. クラブ西宮キャンプ場~経験は確実に積み上がる~【兵庫県西宮市】
  5. インディーゲームの祭典 BitSummit(ビットサミット)【京…
  6. 小学生達の初めての宿泊活動Vol.3~出来るために機会を作る~
  7. 京都でサイクリング~頭の中をリセットしよう~
  8. 高千穂峡の真名井の滝(宿泊活動三日目)【宮崎県西臼杵郡高千穂町】…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ひだち教室 Facebook

PAGE TOP