蕎麦は太めが好きなひだち教室長の安藤です。

宿泊活動するからには、観光だけで終わらせるつもりはありません。

生徒達に何を体験するかを調べてもらったところ、蕎麦打ち体験を提案してきました。

伊豆半島では、蕎麦打ち体験をできる所がいくつかあります。

その内の一つ、観音亭に行くことになりました。

今回は観音亭での蕎麦打ち体験でのお話しです。

体験工房のある観音亭情報

観音亭は135号線沿いにあり、車で立ち寄るには非常に便利な所に店を構えています。

巨大な観音像が店のすぐ横に建造されていて、とても目立ちます。

見落として通り過ぎることはないでしょう。

店内は不思議な空間が広がっています。

生徒達は雰囲気のある廊下をみて、「すごい」と感動しきり。

蕎麦打ち体験をできる部屋には、間隔をあけて机などが用意されていました。

コロナ対策はバッチリです。

私達が一番に来たので、他のお客さんを待つことに。

スタート時間が近づくと、ガヤガヤとお客さんがやってきました。

あっという間に部屋は人でいっぱい。しかも留学生が多かったです。

とても人気のある体験なようですね。

石臼挽きからの蕎麦作りスタート！

過去に蕎麦打ち体験はしたことがありますが、石臼挽きからの蕎麦づくりは初体験。

力加減とスピードが分からず、生徒達はおっかなびっくり状態で石臼を回しました。

何度も回していると、そば粉がボロボロと石臼の隙間から漏れ出てきます。

すると、蕎麦の良い香りが鼻に入ってきました。

観音亭の蕎麦体験は、石臼で挽くところからスタートするのが売り。

そば粉の鮮度が全然違うと、匂いからでも分かるので、人気なのも頷けますね。

協力して蕎麦粉をこねる！

蕎麦粉をこねる時に、伊豆高原の天然水を入れます。

その水が蕎麦の美味しさの理由の一つだそうです。

天然水と蕎麦粉が均等に混ざるよう、協力してこねます。

スピード勝負でもあるのですが、協力してこねるとなると、意外と時間がかかります。

お互いの指が当たったり、譲り合ったりして、こねにくさがあります。

スムーズに混ぜるには、互いの動きを見て予測する力が必要。

動きを見て予測する力が弱い生徒達は、悪戦苦闘していました。

それでもなんとか、生地を作ることに成功。

次の工程はのし棒を使って、生地を広げていきます。

この工程は繊細な力加減が求められます。

力加減を間違えると、生地が破けるという悲惨な事態に。

生徒達は何カ所か破いてしまいましたが、ギリギリセーフでした。

プロに褒められる腕前に上達！

生地を折り曲げて、層を作ります。

何層か作ってから、尺包丁で細く切っていきます。

細すぎず、太すぎずが理想ですが、初心者や不器用な人間にはなかなか難しい。

大学生の生徒達は最後まで均等には切れませんでした。

小学生の生徒も最初こそ均等には切れませんでした。

ところが、何度か経験していく内に突然開眼！

テンポよく、均等に切れるようになってきたのです。

それを見た蕎麦づくり体験の指導者は「うまいね～」と大絶賛。

生徒は「プロに褒められるとすげー嬉しい」

とても喜んでいました。

自己肯定感が高まったと思います。

出来立てを実食！

切った蕎麦をスタッフに託し、私達は体験道場の隣にある食事処へ移動。

食事処で蕎麦を食べる仕様です。

「茹でる工程も体験したかった」と、生徒達は残念がっていました。

30分ほどしたら、蕎麦が運び込まれてきました。

ざる蕎麦だけでなく、天ぷらもついています。

そば定食やそば御膳といった少しお高いコースにすると、刺身やサザエ飯もついてきます。

ガッツリ食べたい人は、定食や御前がお勧め。

生徒達は自分達で作った蕎麦を堪能しました。

味は勿論美味かったです！

ひだち教室では、生徒の「やってみたい！」という気持ちを大切にしつつ、自信に繋がる活動も行っています。また、生徒が一歩踏み出せるようサポートしています。

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アクセスと地図

ＪＲ：伊豆高原駅で下車。やまも口から徒歩15分。

駐車場：50台駐車できます。

営業時間（電話受付時間）：9:30～18:00

※コロナ禍により営業時間が短縮されています。

定休日：なし

電話番号：0557-54-3006

蕎麦打ち体験料：天ぷら付き 2600円　そば定食 3100円　そば御膳 3500円

そば定食は、天ぷら＋サザエ飯＋小鉢付き

そば御膳は、天ぷら＋サザエ飯＋刺身＋小鉢付き