うさぎ島で癒されよう~夏はお静かに?~【広島県竹原市忠海町】

うさぎを飼いたいと思っているひだち教室長の安藤です。

うさぎが多数生息する大久野島、通称うさぎ島。

以前、うさぎ島に行ったG君(22歳)は、凄く楽しかったそうです。

そのため、またうさぎ島に行きたいと言ってきたので、行ってきました。

うさぎ島(大久野島)情報

日帰りでうさぎ島へ行くことは可能です。

新大阪に6:40に集合し、6:50発の新幹線に乗ります。

行先は岡山駅。

本来でしたら、三原駅まで行った方が早く着くのですが、岡山駅で降りると少し安く済みます。

岡山駅で降り、そこからは青春18切符を使っての移動です。

岡山駅で少し時間があったので、ご当地弁当を買いました。

おにぎり等でも良かったのですが、この活動は単なる旅行ではありません。

広く社会を知るというねらいがあります。

ASD(自閉症スペクトラム障害)の人は、

・強い興味がなければ知ろうともしない

・視界に入っているけど、注目すべきポイントが分からなければ記憶に残らない

といったことがしばしばあるからです。

※全てのASDの人が当てはまるわけではありません。

ご当地弁当を購入することで、その土地の事を知るキッカケの一つになりえます。

7:57の岡山駅発の電車に乗り、福山駅、三原駅で乗り換えた後、10:09に忠海駅に到着。

ほとんどの乗客が忠海駅に降りたので、うさぎ島の人気のほどが伺えます。

青春18切符オンリーで行ったので、片道約6時間。

通常なら片道5170円→約2400円で済みます。

ただし、長時間座り続けるので結構疲れます。

うさぎ島へ行くにはフェリーで!

忠海駅から5分ほど歩くと、忠海港に着きます。

フェリーの乗船切符を販売している店があるのですが、真っ黒でオシャレな外観。

インスタ映えを意識した恋文集箱と書かれた郵便ポストが設置されています。

多くの女性達は興味津々な様子で見ていました。

店内に入ると、どこを見ても、うさぎ、うさぎ、うさぎ。

うさぎグッズがこれでもかというぐらい、並んでいました。

うさぎ用の餌はここでしか購入できないので、買っておいて損はないです。

昔プライベートで来た時はあまり知られていませんでした。

今では認知度が高まり、観光客が多くて座席が全て埋まり、立たざるをえません。

座席に余裕はありましたが、それでも多くの観光客が乗船していました。

大きなモーター音を響き渡らせながら、出航。

島へは意外とすぐに着くため、疲労は感じにくいです。

夏バテうさぎには優しく接しよう

一番の楽しみはうさぎとの触れあいです。

全ての観光客はうさぎに触るか、餌をあげていました。

うさぎ達は人慣れしているため、しゃがむとすぐに近づいてきて、食べ物を要求してきます。

生徒達はそんな人懐っこいうさぎ達にすっかり魅了され、写真もバシャバシャ撮っていました。

うさぎとの触れあいは色々制限があり、抱っこをしてはいけません。

うさぎにストレスが溜まるからというのは理解できます。

しかし、こんなにいるのに抱っこをしてはいけないというのはある意味拷問です。

うさぎ達の住処と思われる、穴がそこらじゅうにありました。

気温が高過ぎると、穴の中に引きこもるうさぎも多い。

うさぎが穴を掘るというイメージがなかったため、生徒達は一様に驚いていました。

温暖化の影響でしょうか、酷暑ということもあり、うさぎ達はバテバテ。

機敏に動くうさぎは一匹もいません。

涼しさを求めて影になっている所に集まり、静かにしています。

ベンチの下や木々の下によく見かけました。

水道管が冷たいのでしょうか、こんな狭い所にも。

可愛いですね。

トイレやごみ箱のすぐ後ろで休んでいるうさぎなんかもいました。

夏に行ったら、影のある場所を探しましょう。

休暇村 大久野島の名物とお土産

宿泊客の多くは、この休暇村を利用します。

豪勢な料理や温泉等を楽しめるので人気があります。

日帰り客にも対応していて、レストランや喫茶店、土産屋、日帰り入浴といったことができます。

うさんちゅカフェという名の喫茶店。

休暇村の名物を堪能したいなら、この喫茶店をお勧めします。

全体的に値段が手ごろなのが良い。

うさぎのはなくソフト(バニラ) 370円。

うさぎの鼻くそとソフトクリームのコラボ商品。

うさぎの鼻くそはサクサクした食感のチョコレートで、ソフトクリームとの相性が良いです。

もっちゃりした食感で、濃厚なバニラ味。美味しいです!

写真からでは伝わらないですが、実は量が半端ないです。

ソフトクリームを食べていて、しんどくなったのは初めてです。

うさぎの鼻くそ(ぶどう) 420円。

濃厚なぶどうの味は、バニラ以上に甘味を感じました。

当然、量も凄いです。

ソフトクリームを食べる際は、お腹を壊さないよう気を付けてください。

タコ天カレー 700円。

辛くもなく、甘くもないカレー。

子供も安心して食べられるでしょう。

タコ天は小ぶりながら歯ごたえが十分あり、タコの味が濃いです。

タコ天ぶっかけうどん 550円。

いたってノーマルなぶっかけうどん。

クセがないのが人気の秘密でしょう。

タコ天はカレーよりも相性が良いと感じました。

土産屋はうさぎイラストの商品が多いです。

普段私は味を重視してお土産を買うのですが、イラスト重視で判断するほどカワイイ。

どれを買っても女性ウケすること間違いなしです。

コロロンうさぎ 380円。

イラストを見た瞬間、思わず買ってしまいました。

うさぎ好きの生徒がいるので、教室に置こうと思います。

中身はミルク味のパフ。サクサクしてて美味しいです。

自転車で島を一周

前回訪れた時は自転車をレンタルし、うさぎ島を一周しました。

その時の話もしたいと思います。

うさぎ島を一周するのに自転車があると便利。

とはいえ、山の中も入れますが、体力的に結構きついです。

それを聞いた生徒達(前回参加した生徒達)は、外週路のみを希望しました。

受付のお兄さんは良い方で、丁寧に対応してくれました。

自転車は大量に用意されており、普通の自転車と電動自転車があります。

坂道を登ることになるので、出来るだけ電動自転車をお勧めします。

しかし、電動自転車は数に限りがあるので、普通自転車を使うことに。

風が全身に当たって涼しいけど、炎天下の中だと体力は地味に奪われていきます。

水分と塩分をしっかり補給しながら走りましょう。

海を眺めながら走るのは最高です!

うさぎ島はうさぎがたくさん生息していて、可愛い、楽しいという表の顔があります。

しかし歴史を辿ると、毒ガス製造工場があったという裏の顔もあります。

至る所に毒ガス貯蔵庫跡があり、廃墟が好きな生徒は食い入るように見ていました。

ここも毒ガス貯蔵庫で、大きな出入口跡があります。

こんな巨大な出入口が必要なほど、巨大なタンクが設置されていたと思うと、ゾッとします。

用途を考えると怖いですが、朽ち果て方は廃墟好きにはたまらないと思います。

上り坂は思っていた以上に急で、自転車から降りて歩きました。

ここでかなりの体力を削られ、汗だくになりました。

電動自転車ならスイスイ進んだことでしょう。

古代の遺跡を思わせる砲台跡。

砲台跡には弾を保管する場所があり、そこを写真に収めました。

雰囲気のある保管庫です。

山の奥深くには行きませんでしたが、少しだけ山の中を走りました。

山にはさりげなくうさぎ達が木陰で休んでいます。

ただ、生徒達は登るのに必死で、あまりうさぎを見る余裕がありませんでした。

私はあえて自転車を止め、うさぎに触れることでうさぎの存在に気づかせました。

山のうさぎ達は休暇村周辺と違い、近寄るとすぐに寄ってきて餌を要求。

山の中だと滅多に人が通らないからでしょう。

自転車でサイクリングをするなら、餌も必要ですね。

うさぎ達を独り占めしたいという願望がある人は、山の中が理想です。

他に人がいないので、たくさん集まってきますよ。

発電所跡。

まるで学校みたいです。夜に来たらさぞ怖いでしょう。

こういう寂れた建造物も私は好きです。

発電所跡のすぐ近くにトンネルがあります。

それを見た生徒は「うさぎトンネルや」と言いました。

うさぎが掘ったトンネルだというギャグのつもりだったのでしょう。

確かに、ある意味うさぎトンネル。

たくさんのうさぎ達がトンネル内で休んでいたのです。

一か所に集まっているという意味では、一番多かった。

たくさんいるという意味で、うさぎトンネルという名にしても良いと思います。

最後に寄ったスポットは、毒ガス資料館。

撮影が禁止だったので写真は撮れませんでした。

毒ガスを入れる外筒の設計図が展示されています。

それを見た大学生の生徒がマジマジと見ていました。

大学で設計図を書くことがあるので、関心を持ったようです。

約40分ほどで島を一周し、自転車を返却してから島を後にしました。

昔プライベートで来た時と比較すると、うさぎに遭遇する数が圧倒的に少なかったです。

酷暑というのも遭遇率が減った原因でしょう。

また、コロナの影響で観光客が激減したことで、餌を貰える機会が減った。

うさぎ達は餌をもとめて山の奥に住み着くようになったそうです。

コロナはともかく、うさぎ島に来るなら夏場は避けた方が良いでしょう。

うさぎ島を長く滞在する方もいれば、早く島を出る方もいると思います。

もし早く島を出ることになったら、電車で1時間ほどの所に人気観光地の尾道があります。

映画撮影地としても有名なので、行くことをお勧めします。>>>尾道の記事

アクセスと地図


JR:忠海駅下車。徒歩で5分ほどで忠海港着。

忠海港からフェリーに乗り、15分ほどでうさぎ島に到着。

フェリーは定員300名ですが、客船は100名程度しか乗船できません。

並んだ順番で乗船するので、客船の場合は早めに並んだ方が良いです。

駐車場:あります。

フェリー料金:往復で740円。

定休日:なし。

休暇村 大久野島の電話番号:0846-26-0321

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