タケノコ掘りは小学生以来のひだち教室長の安藤です。

今回お世話になったのは、奈良県宇陀市にある見晴らし工房。

これまで田舎体験やBBQ、DIY体験をさせて頂きました。

＞＞＞見晴らし工房で田舎暮らし体験の記事

今回は小学生と中学生による、田舎体験。

これまで誰も体験したことがない、タケノコ掘りもしました。

見晴らし工房とは？

奈良県の東側に位置する宇陀市。

自然に囲まれ、空気が綺麗な地域です。

見晴らし工房は、そんな素晴らしい地域の中にあります。

見晴らし工房では、様々な体験が行われています。

DIY体験、田舎暮らし体験、農作業体験。

それぞれの体験はさらに細分化され、33種類もあります。

ネットで見つけた時は、喜びで震えたものです。

全てが非日常体験で、面白そう。

大学生の生徒達にはうってつけの本格的な内容ばかりです。

田舎暮らし体験の意義

田舎暮らし体験はどんな意義があるのか？

それは生徒達へのねらいとも重なります。

・新しい世界を体感できる

・得意不得意を知る

・チャレンジ精神を養う

・助け合う意識を高める

・お互いを共感し合える

・身体の動かし方を学べる

新しい世界を体感できるというのは、今回は特に大きなねらい。

ノコギリって難しい！

小学生達にとっては、人生初のノコギリ。

ノコギリは力も必要ですが、生徒達は別の部分で苦戦していました。

引く時に力を入れる。

この動きを理解するのに、少し時間を要していました。

その点、中学生の生徒達は問題ありません。

ノコギリの使い方を知っているので、かなり頑張ってもらいました。

ハンマーで木を倒す

ハンマーを杭を打ち込んで木を倒します。

全力で叩けば良いのですが、手応えがいまいち分からない。

小学生達はとても戸惑っていました。

なので、ここでも中学生達に頑張ってもらいました。

何度も杭を打ちこむ。

すると、メキメキっと、大きな音をたてて木は倒れました。

小学生達はあまりの迫力に、後ずさりをしていました。

全身を使って丸太を持ち上げる

スタッフは倒れた丸太をチェーンソーで切り、それを運ぶ事に。

丸太スキッディングトングを使い、丸太を持ち上げます。

腕だけでなく、全身を使わないと持ち上がりません。

これにはまったのが小学生の男の子達。

運ぶことは難しいですが、持ち上げることは出来る！

生徒達はそう思ったようで、何度もチャレンジしていました。

持ち上げることに成功すると、ドヤ顔をしていたのが印象的でした。

趣旨は違いますが、チャレンジ精神が良いですね。

皮むき作業は楽しい

木の皮を剥く音は気持ちが良い。

シャクシャクという音を奏でながら、皮が剥けていきます。

生徒達は交代で行います。

コツを掴むのが早い生徒と、なかなか掴めない生徒と分かれました。

早い生徒がスルスルっと剥がしていくと、コツが掴めていない生徒は少し呆然。

ここはもっと感情を出しても良いと思います。

令和の大きなカブ

スタッフの提案で、切株を引っこ抜くことになりました。

土中にしっかりと根が張っているので、簡単には抜けません。

切株にロープをくくりつけ、生徒達は協力して引っ張りました。

まさに絵本の「大きなカブ」状態。

時間はかかりましたが、なんとか引っこ抜くことができました。

よほど疲れたのでしょう、その場で座り込む生徒もいました。

タケノコ掘り

頑張ったらご褒美が欲しいと思うのが人間です。

タケノコ掘りはまさにうってつけのご褒美ですね。

タケノコ掘り専用の器具やスコップを使い、タケノコ掘り開始。

ところが、最初案内されたタケノコエリアの地面は凄く、刃先が通らない。

こんなに地面が固くなるものやと驚きました。

頑張っても結果を得られないので、生徒達のテンションは低下。

そこでスタッフは別のエリアを案内してくれました。

5分ほど歩くと到着。

地面が柔らかく、沢山タケノコが生えていました。

一本一本がとても大きく、掘りごたえが凄い。

適度な頑張りで抜けるから、達成感も大きいです。

生徒達のテンションは一気に上がりました。

最終的に10本も収穫できました。

どのタケノコを持って帰るか、生徒達は話し合って決めていました。

ジャンケンをせずに決まったのは、内心凄く驚きました。

生徒達はお互いを尊重しているからこそですね！

アクセスと地図

近鉄大阪線：室生口大野駅にて下車。タクシーで15分。

駐車場：1台なら駐車できます。

営業時間：10:00～17:00

定休日：なし

電話番号：090-3620-4049

薪割り体験費：2000円

木の伐採体験費：2000円

参加人数：1グループ4名程度

※スタッフは1名しかいないため、大人数は無理とのこと。