カステラ ド パウロの三大魅力とは?【京都市上京区今小路町】
珍しい料理にはすぐに飛びつくひだち教室長の安藤です。
北野天満宮の大鳥居に向かって右側には、昔使われていた酒蔵が立ち並んでいます。
その中に、ひときわ目を引く店があります。
店の名は『カステラ ド パウロ』
ポルトガルのお菓子を販売しているお店。
お菓子は勿論美味しいですが、実はそれ以外にも魅力的なものがあるので、参拝後に行って欲しいお店です。
今回はお菓子とお菓子以外の魅力をご紹介します。
Contents
北野天満宮の横にあるカステラ ド パウロ情報
北野天満宮周辺は近代化されていますが、昔ながらの建物も残っています。
酒蔵もその一つですが、『和』の象徴ともいえる酒蔵の壁にポルトガルの国旗が貼られています。
多くの人はその違和感に目が奪われ、惹きつけられます。
とはいえ、蔵全体を見るとポルトガ国旗以外は蔵の『和』のイメージを壊さないように配慮されています。
外観は酒蔵ですが、店内に入ると異国情緒溢れる内装をしていることに驚きます。
魅力その① ポルトガルを意識した内装
店内は暖色系の電球が使われ、温かみのある明かりが店内を照らしています。
至る所にポルトガル由来のお皿、オブジェ、麻袋、柱時計、オモチャが置かれています。
ここまでポルトガルを感じられるお店は日本にはそうないでしょう。
待合室はないですが、待機用のテーブルとイスが置かれています。
日本ではあまり見られない感じで、おそらくこれもポルトガルから取り寄せたのでしょう。
テーブルに置かれているスタンドが良い雰囲気をかもしだしていますね。
食事をするスペースは二階にあります。
二階に行くには急な階段を登る必要があるのですが、小さな子供や足が不自由な人にはきついです。
その辺りは配慮が欲しいなと内心思いながら登りました。
階段を登ると数台のテーブルとイスがあり、私達が行った時は満席状態。
騒げるような雰囲気ではないので、お客さんは皆静かでした。
落ち着いた雰囲気ですが、見慣れないポルトガルの品々に最初は落ち着かないかもしれません。
しかし慣れると落ち着きます。
二階から一階を見下ろすことが出来るのですが、梁が良い味をだしています。
魅力その② ポルトガルのお菓子
食文化比較体験プレート(カステラ1種類とパォンデロー3種類) 720円
ポルトガルのお菓子と言えばカステラ。そして、日本人にはなじみのないカステラの原型と言われるパォンデローが有名です。
一口にパォンデローと言っても地域によって焼き方等が違うので、それぞれの味を比較できるプレートです。
・ミーニョ地方のパォンデロー(左の三角形)
しっかり焼き上げたタイプで、日本人の舌に合います。
・ベイラリトラル地方パォンデロー(カップ入り)
シナモンの香る半熟タイプ。トロっとしていて、プリンみたいな食感。
・パウロのカステラ(右下)
日本人がイメージしているカステラ。安心できる味ですね。
・エストレマドゥーラ・リバテージョ地方のパォンデロー(カステラの右横)
卵感が予想以上に強く、好みがかなり別れる逸品です。
パスティッシュ デ テントゥガルー 270円。
パリパリサクサクした食感で、卵黄のクリームとアーモンドの風味が絶品です。
店で食べるよりも、お土産として購入するのがベターです。
魅力その③ ポルトガルの家庭料理
ポルトガル軽食プレート 600円。
カステラ等は基本的に甘いので、塩っけを欲します。
そんな時はこのプレートを注文することをお勧めします。
・タラのコロッケ(左側)
ポルトガル名物のタラとジャガイモの素揚げコロッケ。ワインにもよく合います。
素朴な味だけど非常に美味しくて、ご飯を食べたくなります。
ケチャップをかけると美味しさが倍増すると思います。
・チキンパイ(真ん中)
時間をかけて煮込んだ丹波あじわい鶏をたっぷり詰めたパイ。
パサパサしているので、一口齧ると口の中の水分を一気にもっていかれます。
一口で一気に食べるのが美味しくいただけるコツです。
・野菜スープ(右側)
見た目は濃厚そうに見えますが、意外とアッサリしています。
ニンジンが苦手な人も美味しくいただけます。
お菓子も料理もまだまだありますので、食べ次第更新していきます。
アクセスと地図
京福電車:白梅町駅から徒歩5分
駐車場:なし
営業時間:販売 9:30~18:00 店内の食事 9:30~17:00
お菓子が完売したら閉店するので要注意。
定休日:水曜日、第三木曜日、水曜日が祝日の場合は営業して翌日休み、25日が水曜日の場合は営業して翌日休み。
電話番号:075-748-0505
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。