カレーが人気のコーヒーハウスナカザワ【京都市左京区下鴨南芝町】
京都には美味しいカレー屋はたくさんありますが、カレー好きで知らなければモグリと言われるほどの有名店があります。
その名は「コーヒーハウス ナカザワ」。数年ぶりに行ってきました。
北山にある喫茶店 ナカザワ情報
北山駅で降りて1番出口から出ると、左手には京都府立植物園があり、すぐ目の前には大きな道路があります。
道路沿いにはオシャレな店がたくさん立ち並んでいて、ついそちらの方へ歩いてしまうと思います。
西へと歩き続けると、トマトが超絶美味しくて有名な洋食屋、東洋亭があります。
>>>東洋亭の記事
しかし、西に歩いてもナカザワはありません。1番出口から北東の方角に位置する住宅街の中にあるのです。
住宅街にポツンとありますが、ナカザワには目印となる大きな黄色い看板が掲げられているので、比較的発見しやすいでしょう。
外観を見ると、昔ながらの昭和の匂いを漂わす小さな喫茶店ですが、実は平成生まれの喫茶店。
平成4年に開業し、今年で28年になります。
店の前にある立て看板には、コーヒーではなくカレーを推しています。
窓にはカレー特集として掲載された雑誌のチラシも貼られていました。
店内はTHE喫茶店といった感じの内装になっています。
カウンター席には本や花瓶、書棚には大人が好む漫画(例:美味しんぼ)が並んでいました。
漫画が並ぶ中に、何故か韓流スター図鑑2020というのがあり、思わず手に取ってしまいました。
一緒に行った奥さんは韓流俳優に詳しいので、渡すと嬉々として読み始めました。
書棚をよくよく見ると、「となりの人間国宝」ステッカーが飾られています。
どうやら某番組の取材が来られたようですね。書棚の上にあるサインは、その時訪問した芸能人のものかも。
メニューを写真付きで紹介
オムレツライス 800円。コーヒーセットで1050円。
オムライスかと思いきや、オムレツとオムライスが合わさった料理。
炒めたタマネギ、ミンチ、ご飯を卵で包んでいる。ではなく、卵の中に具材を入れて混ぜ込んで焼いています。
ナカザワはカレーの方が有名ですが、実はオムレツライスも人気です。
ほどよい甘味があり、食欲がなくてもスッと食べられる味です。
二人で訪れた場合は、一人はカレー、もう一人はオムレツライスを注文することをお勧めします。
交互に食べると、より一層カレーもオムレツライスも美味しく食べられます。
大盛ライスのカレー
カレーを注文すると、福神漬けとラッキョウ漬けがコップに入って出されます。
初めて見た人はビックリすることでしょう。特に今時の若者は見た事がないので、思わず笑ってしまいます。
自家特性カレー 小(ご飯270g) 700円 並(ご飯500g) 850円 大(750g) 1200円
他のカレー屋は並盛で約300gなのに対し、ナカザワは並盛で500g。まさにデカ盛りの店。
滋賀県のデカ盛り食堂、美富士食堂を思い出しました。
>>>美富士食堂の記事
因みに、何故そんなデカ盛りにしているのか?
近隣に京都工芸繊維大学や京都府立大学、離れた所に京都産業大学があります。
たくさんの学生を見ていて、店主は「大学生におなかいっぱい食べて欲しい」という強い思いが生まれ、形となって作られたのがデカ盛りカレーです。
デカ盛りカレーを初めて見た奥さんは思わず笑いだしました。私も初めて見た時は笑ってしまったので、誰しもする反応なのでしょう。
具はタマネギ、牛肉、ニンジンのみ。ただし、溶けてしまっているので食感はほとんどありません。
大学生や大人向けということもあって辛口で、一口目は驚くことでしょう。
ただ、しつこい辛さではないので食が進み、じんわりと体は温かくなりますが、大量の汗が出ることはありません。
500gということもあって、完食できるか心配になる人も多いと思います。心配で小を注文する人もいますが、不思議と500gは完食できます。
何故かは未だに分からないのですが、お腹が必要以上に満たされる感じがないのです。
むしろ「まだ食べられるんじゃね?」と私はいつも思います。
見た目からはそうは見えないのですが、実はお腹に優しいカレーです。
初めて来たら小を注文しがちですが、あえて並盛を注文することをお勧めします。
きっとナカザワの自家特性カレーの虜になるでしょう。
アクセスと地図
地下鉄:烏丸線北山駅で下車し、徒歩5分ほど。
駐車場:なし。近隣に有料の駐車場があります。
営業時間:11:30~19:00
定休日:木曜日
電話番号:075-724-9192
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