大津のイベントで大成功
大津の100円商店街に出店したのは、今回で2回目。
今回も子供が楽しめるゲームをご用意しました。
大津で開催された100円商店街に参加
大津では年に4回、大津100円商店街が開催されます。
どこから来るんだろうかと思うぐらい、この日はすごい人で賑わいます。
教室を知ってもらうには良い機会です。
>>>大津100円商店街の記事
ということで、3月は家庭の事情で出店できませんでしたが、6月と9月に出店。
内容は迷うことなく「子供が楽しめるもの」。つまりゲーム的なものです。
100円商店街の性質上、食べ物関係のお店が多い。
それはそれで子供も楽しめるので良いのですが、プライベートで100円商店街に訪れた時に思ったのは、子供が楽しめるゲーム的な物が少ないと感じました。
少しはありましたが、圧倒的に足りない。それならば、子供に携わる仕事をしている私がやろうと思った次第です。
6月
6月は当教室オリジナルのSST用カードを使い、共感性ゲームをしました。
レッスンで行うと生徒達はとても喜ぶカードゲームで、楽しさには自信を持っています。
体験した子供達はとても喜んでいましたが、強い共感性を得るには何度もやる必要があります。
回数を重ねれば重ねるほど、その後の達成感は大きいゲームなので、時間を要します。
その時間がかかるというのが、今回のイベントにはマッチしていませんでした。
反応を見ながら急遽ルールを改変しましたが、それでも5分かかるというのは、親としては長いと感じるようです。
また、景品はお菓子を用意していましたが、それだけでは目新しさがないようで、ある小学生には「お菓子か~」と嘆かれました。
どんだけ面白くても、こういったイベントでは時間がかかってはいけない。そして景品はお菓子だけでは物足りないと学びました。
この反省を次に活かそうと決意。
9月
9月の内容は、簡単に楽しめるものにしました。
弓矢で的(風船)を当てる「チュー矢でPON!」。
投石器を模倣した「飛べ!銀玉!!」
二種類用意したのは、弓矢は勢いよく飛ぶので非常に面白いのですが、小さい子供は弓矢だと当たらない可能性が高いと思ったからです。
景品はお菓子とバルーンアートを用意。
バルーンアートは、男の子にはカッコ良さを、女の子には可愛さを追求。
その結果、動物、刀、花の形をした腕輪にしました。
前回よりも気軽に楽しんでもらえると思っていましたが、予想外なことが起きました。
物凄くウケが良かったのです。
店を開いて僅か1分で一人目のお客が来られました。
反応がとても良く、その反応が周りの目を引いたようで、それを見た子供連れの家族が続々とやってきました。
弓矢は小学生以上からのウケが良かったですが、予想した通り幼児には難しかった。
さらに、矢が上手く飛ばなくなる不具合が生じてしまい、途中から断念。
必然的に「飛べ!銀玉!!」をする子供が増えたのですが、これが結果的に大評判へと繋がりました。
指一本で割り箸をはじくだけで、銀玉が弧を描いて飛ぶ様子は子供心を鷲掴み。
銀玉が風船に当たる度に、子供も親も大興奮!行列が出来るほどの大盛況になりました。
作り自体は簡単な物で、ティッシュの箱、割りばし、キャップ、洗濯ばさみで作れます。
この作り自体に興味を示す親も多く、マジマジと装置を見ていました。
「夏休みの自由工作で作ると、学校で人気が出ますよ」と伝えると、「来年はこれにしよっか」と話し合っていた親子もいました。
ゲームの内容もさることながら、景品のバルーンアートも大人気でした。
特に花型の風船は女の子に大人気で、ほとんどの女の子はこれを選びました。
ゲームにも景品にも喜んでもらえ、とても嬉しいのですが、予想以上の人気でバルーンアート作りが追い付かない状況に陥り、お客さんを待たせてしまいました。これは反省点ですね。
昼過ぎには用意していた景品が全て無くなり、あっという間に終了。
息つく暇がなかったので、終わった頃は凄い疲労感に襲われました。でも、強い充実感を感じました。
やって良かったと、心の底から思いました。
大成功した要因を色んな情報から分析
9月の大成功を分析すると、用意したゲームと景品には、子供と親を満足させる要素がいくつもあることが分かりました。
一つ目は「簡単操作」。指先一本で遊べるので、2歳児でも出来る手軽さ。
二つ目は「物が飛ぶ」。子供は物が飛ぶのを見るのが好き。
三つ目は「初めて見る遊び道具」。好奇心をかきたてる形をしているので、親子の目を引いた。
四つ目は「成功体験」。幼児でも高い確率で風船に当たったので、気軽に成功体験を積めたのは親子共々かなり嬉しかったようです。特に親としては、こんな小さな子供が上手く的に当てられるとは思っていないケースが多かったので、子供以上に喜ばれていました。
五つ目は「子供心をくすぐる景品」。風船は子供の心をくすぐります。しかも、腕輪は簡単に出来るものではないので希少価値があると感じてもらえたようです。
六つ目は「景品が広告になった」。風船の腕輪を巻いて歩く子供をたくさんの親子が見、それを見た親子が当教室のブースに来た家族もいました。意図してはいませんでしたが、結果的に景品ゲットしたお客さんが広告してくれた形になったようです。
今回は大成功しましたが、次もまた成功するという保証はありません。そのためには内容の改良が必須。
現在、生徒と話し合って装置の改良を考え中。また、たくさんの子供達に楽しんでもらえればと思います。
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