絵の描き方を本やアニメからではなく体感して学ぶ

今回のチャレンジ体験は、カイガです。と言っても、絵画ではなく、快画という聞き慣れないものです。

絵が苦手な生徒達は単なる絵画では嫌がると思っていたので、これならば拒否反応が薄いと思い、体験をしに行ってきました。

初心者でも楽しく感じられる快画とは

絵が苦手な人はたくさんいると思います。原因は様々ですが、多くの人は「上手く描かなくてはいけない」という強い固定観念があります。実はそれがかえって能力発揮の妨げになっています。

快画はこれまでのデッサン方法とは違ったアプローチによって、自動的に絵を生み出す描画法です。

描く対象の見方や右脳の使い方、意識の持ち方を変えるだけで、絵が苦手な人もすぐに描けます。

私達は期待しながら、快画を教えて頂くレンタルスペースに向かいました。

レンタルスペースの標識には、講師の方が描いた快画のチラシが貼られていました。

さすがに上手く、個性的な絵です。

「左脳のあなたを右脳にする」がキャッチコピーのようです。

部屋に入ると、人数分の画用紙や筆記用具が机に用意されていて、私達と数が合わなかったので、私達以外にも受講する方がいることにその時初めて気が付きました。完全に私達だけだと思っていたので、絵に自信のない生徒は少し嫌そうな表情をしました。

早めに着いたので、時間になるまでアンケートを記入。

該当するものにチェックする形式で、おおよその意味は分かるが、「自分の能力が社会で発揮できていない」という項目だけは、まだ学生の生徒達にとってはイメージがわかず、戸惑っていました。

講師の方は画家をアピールするかのような帽子をかぶっていて、個性的な風貌をしていました。

また、風貌だけでなく、お仕事も個性的な仕事をされていました。

地域おこし協力隊員の方で、農業や狩猟といったことをされるそうです(今年合格したばかりで、まだ始まってはいない)。

狩猟は猟師についていって、猟師のお手伝いをするそうです。

食育や生き方教育の観点からも、いつか生徒達にそういったものを体験させたいものです。

子供達が描く人の目は同じ形

体験が始まるといきなり講師の絵を描くように言われ、皆ビックリです。

私も含めて、最も苦手な分野である人を描くとは予想していなかったからです。

10分程時間をかけて完成。上の写真は中学生が描き、下は高校生が描きました。

6人全員個性的な絵を描いて、講師を驚かしていましたが、私はふと目の描き方が同じだと気が付きました。

目はこういう風に描くものであるという左脳的な考えで描くとこうなるようです。

因みに上の写真は私が描いた絵です。

保育所勤め時代のクセで、キャラクター風の絵しか描けなくなってしまい、こんな感じになりました。

直観だと体も顔も描くのが難しい

一通り全員の作品を見てから、すぐに2枚目がスタート。また同じ題材(講師)です。

次は講師を見続けながら、画用紙を見ないで絵を描くというものです。見ないといっても、ペンを止めてから確認するのは良いとのこと。

講師いわく、題材から目を離して画用紙を見ながら描くというのは左脳を使っていて、自分が持っているイメージ(固定観念)で描いているにすぎない。

題材を見ながら画用紙を見ずに描くことは感覚的な描き方となり、右脳を使っているそうです。これが快画の手法です。

学校ではそういう指導を受けたことがないので、新鮮でした。

描き始めると、何人かの生徒はやり方が分からず、画用紙を見て描いていたので、何度かやり方(首の振り方)を教えました。

画用紙を見ないで絵を描くのは全員初めての経験なのでとても難しく、特に体はメチャクチャになっている生徒もいました。

上の絵を描いた生徒は上手い部類ですが、1枚目と比べて難しく、描きづらいと言っていました。

私も頑張ったつもりですが、口は曲がり、身体も歪みました。

ただ、1枚目と比べると服の部分が細かくなり、少し変化を感じました。

全員の絵を見終わってから、三度講師の絵を描くことに。

この時点で結構ウンザリした表情を生徒達はしていました。

次は一気に長い線を描くのではなく、短く・少しずつ確認しながら描いていくと良いと、コツを教えて頂きました。

これもまた不慣れな描き方なので、言われた通り出来る生徒もいれば、出来ない生徒もいました。

出来ない生徒は反発という感じではなく、本当に出来ないという感じでした。

下の写真は言われた通り出来なかった絵で、上は言われた通り出来た絵です。

変化あるのが分かりますでしょうか?

2枚目と比べて、立体的に見えるのです。耳が分かりやすいポイントで、耳の後ろから髪の毛が出ているだけで立体的に見えます。

直観で描いたから描けたのでしょう。

私は言われた通り、短く・少しずつ描いていきましたが、描き終わってから、自分の絵とは思えませんでした。

自分で言うのはなんですが、妙に味のある立体感がある良い絵です(笑)

上手に描けたと思えることが大事

最後の題材はまさかの外国人歌手。しかも上限反転した状態の写真をホワイトボードに貼られました。

その状態で絵を描くように言われたのです。全員「え~!?無理やわ~!!」と声を揃えて叫びました。

それでも描かないといけないので、描き始めました。

皆の目つきが明らかに違い、かなり必死です。こんなに必死な様子は初めて見ました。

描き終えた瞬間、絶対変な状態になっていると皆思っていたのですが、画用紙を反転してみると、自分が思っているよりも上手く描けていたのです。

それは客観的に見ても、1枚目と比べると絵の質が明らかに違っていたのです。

ほぼ全員良い感じの絵に仕上がっていたのですが、ただ一人だけ、3枚目の方が良かったと思える絵を描いた生徒がいました。

それがこの絵です。

特徴は捉えているのですが、生徒は途中から芸人のみやぞんを連想したらしく、みやぞんを意識して描いたのです。

つまり、右脳の描き方から左脳の描き方になってしまい、立体感もなくなりました。

もっとも、本人の中では連想したものを描けたことが嬉しかったようで、満足していました。

生徒同様、私も絶対無理という考えで描きました。

とりあえず見たまんま描いたのですが、上下逆さまになっているのでちゃんと描けているのか分かりません。正直自信はありませんでした。

しかし出来上がりを見たら、予想外なことに迫力ある絵になっていたのです。

これが直観なのかと、実感しました。

上手くなったという感覚はありませんが、私も生徒達も、意外と自分は上手に描けるのだと気づきました。

快感とまではいかなかったものの、快画の効果を全員体感できたので、良い体験となりました。

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