キャンプ初心者による無謀なチャレンジ【自然の森ファミリーオートキャンプ場】

アウトドアに無縁な生徒がサバイバル番組を見て感化されたようで、突然火起こし体験をしたいと言い出しました。

それもきりもみ式という原始的な方法でやりたいとのこと。

知識としてはありましたが、私もやったことがありません。

しかし、生徒のモチベーションが高い内にやらなければ冷めていき、せっかくの成長のチャンスを逃してしまうので、無謀ですがやることを決意しました。

近場で直火が出来るキャンプ場がないため、調べた結果、大阪府の最北地である能勢町のキャンプ場まで足を運びました。

自然の森ファミリーオートキャンプ場情報

生徒を亀岡駅で拾い、今回必要な板や麻等をホームセンターで購入してから、車で能勢町へ向かいました。

途中能勢町唯一のスーパーNOSE BOXに寄り、食材を購入。

初めて聞く名前のスーパーです。エコを意識しているのでしょうか、店内は薄暗くて、活気はあまりありませんでした。

ありがたいことにお肉は安かったです。キャンプをするのに寄る方が多いのでしょうか、BBQ用のセットも売られていました。

173号線をずっと北へ走り、途中であまり整備されていない山道に入ります。

周辺は木々や植物が生い茂り、冒険しているかのような気分にさせてくれます。

徐々にテンションが高まりました。

キャンプ場は開けた場所にあり、寒くて、人がほとんどいないということもあって、寂しさがあります。

とりあえず受付を済ませたのですが、そこのスタッフさんはスマイルというのがなく、歓迎されていないのか?という印象を受けました。

まあ愚痴っても仕方ないので、気分を変えて続けます。

ウサギが飼われています。

6匹ぐらいいたのですが、人間に慣れていないウサギもいるようで、私が写真を撮っていると中の小屋に入っていきました。

石窯コーナーがあり、オーブン料理を楽しめます。

余裕があればピザや焼きリンゴなどを作って食べたかったです。

案内されたサイトは管理棟から目と鼻の先にある場所でした。

石で囲まれたかまど。

仕事上キャンプ場に行くことは何度かありますが、こういう形態を生で見るのは初めてです。

アウトドア経験者はやらない動き?

キャンプを普段やらない私達は、何をどうすれば良いか分かりません。

自分達なりに考えて行動していますが、おそらく経験者からすると「ふっ」と苦笑いすることでしょう。

何をやっているんだと思いながら、生温かい目で読んで頂けるとありがたいです。

さて、今回の火起こしをするにあたって、ルールが2点あります。

火起こしする際に使う物は自然物のみを使う。きりもみ式で火を起こせない場合はBBQをせずに帰る。

必死になって火起こしに取り組むために、敢えて逃げ場を作らない状況にしようと、話し合って決めました。

まずはかまどの準備ですが、ここでキャンプ初心者の私達はまごつきます。

昨日雨が降っていたので地面が濡れています。

このままでは火がつかないと思い、そこらにある石をかまどに敷き詰めて、直接地面に接しないよう工夫をしました。

勝手に石を使って良いのか悩みながらの作業で、ある程度敷き詰めてからスタッフに聞きに行きました。

すると、NG。理由は、次使う人に迷惑がかかるとのこと。私達の20分間は無駄となりました。

キャンプ用品のレンタルは必要最小限で

キャンプと言えば、火起こし、食材を切り、焼いて食べる。

これらが醍醐味だと思うのですが、今回は目的が違うので食材を切るはありません(カット野菜を使用)。

まな板や包丁などはレンタルする必要がなく、網は洗うのが面倒なので却下。

炭もいらないだろうということになり、結局借りたのは火ばさみと鉄板だけでした。

薪は購入しましたが、これほどレンタル品を最小限に抑えたBBQは初めてです。

ブログや動画を参考にファイヤーするぞ!

地面に落ちている松の枝や松ぼっくりを集めるよう、生徒に指示されました。

燃やす時に使うとのこと。ある程度集めて、次は薪をくべます。

生徒はブログや動画を参考に、薪をくべていきました。V字型だそうです。

私は前の職場で一度だけ火を起こすことに成功しましたが、その時は縦、横と交互に乗せていくやりかただったので、少し驚きました。

生徒が一生懸命調べたことなので、異議を唱えるとモチベーションが下がると思い、何も言いませんでした。

きりもみ式の火起こしセットなんてものがあるらしいですが、それだと高いので、ホームセンターで木の板と直径1cmの円柱の棒、火種を入れて燃やすための麻ひもを購入。

麻ひもをほぐしてバラバラにし、燃えやすくします。生徒はほぐし方を調べてきていて、私に説明してくれました。

ひもの先端から裂けるチーズの要領で裂いていくのですが、これが意外と難しくて根気のいる作業。

私はなかなかうまく裂けませんでしたが、不器用なはずの生徒は自分が思っていたよりも上手く裂けたという手応えがあり、自信と成功体験に繋がったようです。

ここからが本番。

生徒が持参した十得ナイフ(石では穴が空かなかった)を使って、木の板を少し削ります。

削った穴に棒を差し込み、必死になって擦りました。

一人は擦り、もう一人は板を支える役目になり、疲れるので交代で行いました。

手の平を使って棒をグルングルンと回すのですが、歳のせいで私の手の平には油分がないため、滑る滑る。

手の動きと回転が合わず、上手く摩擦が発生していない感じでした。

反対に生徒の手の平は油分が多いようで、滑ることもなく、しっかりと棒は回転しました。

動画やブログ等を見る限りでは、20分もあれば火種ができるという風に説明されていましたが、棒が少し黒くなるだけでそれ以上の変化はありません。

何か工夫がいると思い、2人で試行錯誤しました。

棒と穴の間にほぐした麻を入れたり、別の小さな穴をつくって棒と板の摩擦面を増やしたりと試みましたが、どれもダメでした。

生徒は弓ぎり式?を知識として少し知っていたようで、紐を使って何かをしようとしていましたが、うろ覚えなため出来ませんでした。

結局、2時間半を要しても火種をできず。時間もあるので、きりもみ式を諦めて、科学の力を借りようという話になりました。

原始的な火起こしをしたかったのではないのか?ルールは?という声が聞こえてきましたが、生徒が納得しているのならそれでも良いです!

生徒は火がつかない時に備えて、乾電池とアルミを用意していました。それらを使って火をつける。

これなら誰でも出来ると、たかをくくっていましたが、火がつかない。

何故?動画を見るとすぐに火がつくのに・・・。

乾電池は熱くなっているから電気が通っているのは間違いないのですが、燃えやすいティッシュにすら火がつかない。

全くもって意味が分かりません。絶望に打ちひしがれる2人。

本来なら、きりもみ式で火がつかなかったらBBQはなしというルールになっていましたが、疲労と絶望感で、悪魔に魂を売ってしまいました。

チャッカマンの購入。

罪悪感と敗北感を噛みしめながら買いました。

たかが外れた我々は、次々と文明の利器を投入。

チャッカマン、うちわ、新聞紙を使って薪を燃やしました。

薪に少し水分が含まれていて火が移るまで時間がかかりましたが、15分~20分程で全ての薪は燃えました。

文明の利器素晴らしい。特にチャッカマンは偉大です。

男料理は楽しい

豚肉が多めのBBQです。2人で900gほど。火起こしがメインの活動なので、食材は少な目。

それにしても900gって普通に一人で食べられるのですが、一般的に多いのでしょうか?

最初は肉と野菜を分けて焼いていたのですが、徐々に面倒くさくなり、女性もいないし上品にやる必要はない!一緒に混ぜてしまえ!!

となり、BBQらしさがない肉野菜炒めになってしまいました。

でも、とても美味しかったので後悔はないです!男料理万歳です!!

今回の体験は次に活かせる

今回はきりもみ式で火を起こせなかったので、大失敗です。しかし、私の中では予想通りであり、期待通りの展開でもあります。

もし火を起こせれば成功体験になり、それはそれで自信がつくと思いますが、失敗体験を味わい、再びチャレンジして成功体験を積むことの方が大きな自信に繋がるし、その過程で様々な知識も得ることができます。

BBQを終え、帰りの車内で生徒は色々と気づきや決意を話してくれました。

「ネット等で知識としてあったから少しは出来ると思っていたが、実際やってみるとこうも出来ないものかと驚いた」

「勢いだけではどうしようもないことがあるんだと知った」

「出来る人に習ってから、再びチャレンジしたい」

チャレンジする意欲がわきにくい生徒がチャレンジしたいという言葉が出て嬉しいです。

指導者として、可能な限り早く出来る人に習う機会をつくりたいと思います。

今回の失敗体験によってモチベーションが高いので、通常よりも学びの吸収率が高いでしょう。

アクセスと地図


公共交通機関での来園は無理です。車でのみ行けます。

車での行き方の説明は難しいので、自然の森のHPに書かれているアクセス方法を参考にしてください。

開門時間:7:00~21:00

日帰りキャンプ利用時間:10:00~16:00。

日帰りキャンプ料金:大人(高校生以上) 620円 子供(3歳~中学生) 520円。

キャンプ料金(一泊二日):大人2人で4640円 大人2人+子供で5260円 大人2人+子供2人で5880円。

電話番号:072-734-0819

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