溶接体験を全ての子供に体験して欲しいと思っているひだち教室長の安藤です。

溶接体験は大人向けの体験。

以前生徒達と体験した時は、そう感じました。

でも、やり方次第では低年齢でも十分楽しめます。

ということで、低学年の生徒達を連れて溶接体験をしに行きました。

初心者向け溶接体験の意義

初心者向け溶接体験では様々な力が求められます

・イメージ力

・ソーシャルスキル（他者に伝える）

・手先の器用さ

・感覚

・勇気

求められると同時に養われてもいきます。

そして、「新しい世界を知る」という観点でも非常に意義があります。

ドリーム製作所で溶接体験

ドリーム製作所には何度も溶接体験でお世話になっています。

体験した生徒達は皆高学年ということもあり、中級者向けばかり。

今回は低学年の生徒達ばかりなので、初めて初心者向け溶接体験をします。

溶接は刺激が強すぎて、極度に怖がる可能性は十分考えられます。

でも、私が生徒達から受ける人物像なら、体験すれば問題はなくなる。

そう考え、体験する機会を作りました。

その考えは正しかったが、意外性のある反応を生徒達は見せてくれました。

鉄板アルファベット

溶接なので鉄板を使用します。

初心者向けは、アルファベットの書かれた鉄板を使用。

それらを並べて自分の名前にし、別の鉄板に溶接してくっつけます。

初心者向けは線ではなく、点で溶接するので難しくありません。

簡易ブランコにワクワク

工場内には、クレーンがあります。

そのクレーンにブランコみたいのを設置して遊べるようにしています。

高学年の生徒達はそれほど興味を示しませんでしたが、そこは低学年の生徒達。

興味津々でブランコに乗り、楽しんでいました。

最初はクレーンの操作が危ないと思い、操作は大人が操作。

しかし、生徒達は操作もやりたそうにしていました。

そこで、私はスタッフに相談して、生徒自身で操作できるように教えて頂きました。

生徒達はボタンを押しすぎることなく、安全に操作して楽しんでいました。

装備を整える

溶接時の熱は3000度もあるそうです。

そのため、しっかりとした装備をする必要があります。

エプロン、厚手の手袋、溶接用マスク。

写真にあるように、体験前は余裕がある感じ。

しかし、いざ溶接を目の前にすると、あまりの刺激に怖がりました。

溶接体験スタート！

慣れるまでは、スタッフがしっかりとサポート。

安心して体験することができます。

とはいえ、最初はかなり怖いです。

手袋やマスクをしているから大丈夫とはいえ、目の前で火花が飛び散るのは誰でもビビります。

1、2回目の練習では、生徒達は呆然とした様子。

そんな様子なので、私は深呼吸をするよう伝えました。

緊張感が伝わってきますね。

そこで恐怖にかられる人もいますが、生徒達はすぐに慣れました。

嬉々として溶接をするようになり、後半はサポートなしで１人でやりました。

私の予想通り、体験すれば問題なかったです。

とはいえ、すぐに慣れるとは予想してませんでした。

刺激が強くて不安になる

他の生徒達がやる様子を見て、不安が増した生徒もいました。

表情は見えませんが、怖がっているのが伝わってくると思います。

生徒：「私無理かも・・・」

そんな弱音を吐露していました。

体験したら無問題！

怖がっていた生徒はサポートを受けながら溶接開始。

一度体験すると、

生徒：「熱くない、出来る！」

と言うようになりました。

そこからは、溶接が楽しく感じるようになりました。

短い時間でしたが、生徒達は大満足な様子。

「もっとやりたい！」

という言葉もでていました。

もう少し大きくなったら、中級者向けを体験させたいですね。