備前長船の刀剣博物館【岡山県瀬戸内市長船】

生徒とストレス発散の旅で訪れた刀剣博物館。

刀というだけで男心をくすぐるのに、ちょうどPS4の「仁王」という和風アクションゲームにハマっていた時期だったので、個人的にはタイムリーでした。

大学生の生徒も戦国時代が好きということもあり、二人ともテンションが上がった状態で博物館内に入りました。

>>>ストレス発散の旅の記事

兼光で有名な備前長船刀剣博物館情報

入り口前に大きなボードが掲げられており、そこには博物館を鑑賞し終えた人達の感想が書かれていました。

「見応えがあった」「圧倒された」といった感想がほとんどでした。

観覧料を払い、順路通り館内を歩きます。まず初めに紹介されたのは刀剣の歴史。

古墳時代に刀剣として利用され始め、平安~鎌倉時代に備前刀は首座を占めるようになります。

南北朝時代~戦国時代には刀の生産のピークを迎え、備前長船は西の武器庫と呼ばれ、東の美濃と並んで刀の大量生産が行われました。

そんな勢いのある備前長船でしたが、豊臣秀吉による刀狩りや1591年の吉井川河口を襲った大洪水により、壊滅的な打撃を受けました。「栄枯盛衰」という四字熟語を思い出します。

刀が出来るまでの工程も紹介されていて、刀を作るのに必要な本物の玉鋼を見ることが出来ました。

言葉だけはよく聞いていたので、少し感動です。

日本刀の重さを体感できました。

玉鋼8キロを薄く平らに打ち延ばされ、小さく割られます。

この時に良質なものだけが残り、さらに打ち延ばしていき、最後の焼き入れをする頃には1キロ弱の重さになるというのだから、驚きです。

1キロ弱なので軽いかと思いきや、長いので意外と重さを感じます。

小さな資料コーナーがあり日本刀にまつわる漫画や写真集が置かれていました。

擬人化された日本刀のイラスト集もあったので、博物館にも置かれるほど認知されるようになったのだと少し感心(?)しました。

龍を模った鍔も展示されています。

龍はあらゆる生物の頂点に立つと考えられているので、強者達にとっては憧れの鍔だと思われます。

全長3.29mの大太刀が壁に掛けられていました。

長くて有名な刀として、佐々木小次郎が所有していた備前長船長光(通称物干し竿)がありますが、それさえも1mほどです。

その3倍にあたる大太刀は武器としては到底使えないでしょうが、展示品としてはインパクトが大きいですね。

多くの刀工を輩出した長船派

長船派は多くの名工を輩出してきたので、長船派と言えばこの刀工というのは決めにくいですが、あえて言うとしたら長光です。

現存する日本刀の数や重要文化財として認定されている数が多いからです。

とはいえ、私の好きな兼光も名工であり、切れ味に優れた日本刀を作っていたことで知られています。

館内にあるのは歴史のある刀ばかりが展示されているわけではなく、平成に作られたものも展示されています。

知識があるとより一層楽しめるのでしょうが、知識がなくても十分楽しめます。

そして、どれを見ても「カッコイイ」の一言に尽きることでしょう。

日本刀に囲まれた部屋は圧巻。

魂を込めて作られたものばかりだからか、違和感を感じる空間でした。

気に入った日本刀を紹介

宗景。

日本刀と言えば反りが特徴ですが、こういった直線の日本刀もあるんですね。

比較的新しい1928年に作られました。

長義。

大ぶりな銘や沸のついた波紋に特徴があり、長船鍛冶としては最も個性的な日本刀とのこと。

個人的には、日本刀本体よりも鞘の派手さが気に入りました。

国宗。

鞘も黒いが、日本刀自体も黒光していて、間違いなく切れ味があると直感します。

その直観は正しく、鎌倉時代には、切れ味の良さから大業物に認定されていたそうです。

刀剣の里は鍛刀場が見所

刀剣博物館を鑑賞してから、隣接している工房を見学しました。

広い敷地にいくつかの工房が連なっていて、刀匠たちが仕事をする場所です。

一番テンションが上がったのは、公開鍛錬場・鍛刀場。

毎月第2日曜日に古式鍛錬を見学することが出来、日本刀が作られていく様子を目の当たりすることができます。

私が行った時はやっていませんでしたが、見たかったです。そして、出来ることなら玉鋼を叩いてみたかった。

日本刀は実用性だけでなく、芸術作品でもあります。刀身彫刻はその一つです。

刀身彫刻をしている工房に入ると、刀匠は私達に見えやすいように、向きを変えて作業をしてくださいました。

見学慣れしていますね。

有名人がたくさん来られているようで、サイン色紙も飾られていました。

そのサインの下に「節電」と書かれているのが、何かジワジワときます。

お土産屋は当然のように刃物類が多いです。これほど刃物に特化したお土産を販売している所は、他にはないでしょう。

ペーパーナイフや包丁等は一見して質が良いものと分かります。光り方や鋭さが全然違うのです。

値段は5000円の物もあれば、3万円以上する物もありました。

刀剣の里から少し離れた所に、慈眼院という刀にまつわるお寺があります。

時間に余裕があるなら、ぜひ立ち寄りたい所ですね。

アクセスと地図


JR:長船駅からタクシーを利用すると7分程で到着します。

駐車場:20台駐車でき、無料です。

営業時間:9:00~17:00。

休館日:月曜。月曜が祝日の場合は翌日が休館日。

料金:大人 500円 高校生と大学生 300円 中学生以下 無料 障害者 無料(付き添い含む)。

電話番号:0869-66-7767

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