神戸市立ポートアイランドスポーツセンターでスケートをしてきました
今年最後の課外活動
今年度最後の課外活動。年齢の高い生徒を連れてアイススケートをしに行ってきました。受験も無事に終え、運動をしたいという要望が出たためです。
生徒達はアイススケートがメインと考えているのでしょうが、私としたら、道中に課題をかすことでソーシャルスキルを高めるのが目的です。
何を食べるかを決めよう
私は外で活動をする際、極力お弁当ではなく、外食をするようにしています。というのも、他人とのコミュニケーションが要求される機会が多いからです。
また、自分の好みや他人の好みを加味した上で店を探したり、決断したりする必要性もあるので、お弁当を持参するよりも、ソーシャルスキルや生活スキルを養うことができます。
今回は中学2年生の生徒に店を決めてもらうことにしました。あまり自己主張ができないタイプなので、どの程度できるのか見極めも兼ねて指名しました。
神戸三宮駅を降りて歩き回りました。相変わらずごちゃごちゃしていて、非常に分かりづらい町です。
そんな中を生徒は適当に歩き回り、好みの店を探しました。15分が経過し、そろそろお腹も減ってきた頃、生徒はある看板を見て立ち止まりました。
どうやらそこに入ろうと思ったようです。私はどんな店かと看板を見て、思わずツッコミをいれそうになりました。
まさかの居酒屋です。まあ最近は夜は居酒屋、昼は定食を出している店もあるので珍しくはないのですが、問題はそんな店ではないということ。営業時間を見ると17時~となっていました。また、写真にあるように店はシャッターが閉まっています。それらに気が付いていないことに驚きました。
単純に見落としなら問題はないのですが、どうも様子を見ていると、情報が結びついていないという感じでした。
店を決める際、「所持金+好みの料理+店の状態+料理の値段=この店で食べよう」 という複数の情報を結びつけて決断するのですが、決断した生徒は「好みの料理=この店で食べよう」という一つの情報のみで決断した印象を受けました。
こういった思考になってしまっているのは、持っている能力だけでなく、経験不足からくるものもある思います。
経験不足なら、経験させていくしかないですが、学習も必要だと感じました。どういう過程を経て決断するべきかということを教えていきたいと思います。
因みに、最終的に選んだ店は餃子の王将でした。
アイススケート
昼食を食べ、神戸市立ポートピアイランドスポーツセンターに無事に到着。すぐに準備に取り掛かりました。
アイススケートを指導する時に何が一番大変て、スケートを履く時です。
アイススケートは靴とは違い、グッと力を入れないとちゃんと履けません。しかし、普段の生活でそういう動きをしないためか、つま先が先端まで届いていないのにそれで良いと判断し、靴の中で足が浮いた状態のまま紐を結んで歩き出す生徒が何人かいました。
また、紐もちょうちょ結びさえすれば良いと思っていて、紐を側面の金具に引っ掛けずに結びだす生徒もいました。
そういったところから指導やサポートをする必要があるので、とても忙しいです。ここで私の体力がかなり奪われました。その後のスケート指導は楽でした。
あっと言う間に時間が過ぎて、帰路につきました。皆疲労が相当だったようで、足取りは重く、帰りの電車内で寝ている生徒もいました。私も寝たかったです(笑)
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