六甲山アスレチックパークGREENIAは大人も大絶叫!
発達性協調運動障害にはアスレチックが一番効果的と思っているひだち教室長の安藤です。
年齢が上がるにつれて、生徒達の要求も高くなります。
ウケが良いのは運動系の活動。
運動系の活動を何かさせたいと色々探していたら、ありました。
六甲山に新しいフィールドアスレチックが今年オープンしたのです。
その名は六甲山アスレチックパークGREENIA。
さっそく下記の生徒達を連れて行ってきました!
E君(大学生):スーパーでバイトに勤しみ、お金を得る喜びを知るようになった
F君(大学生):最近自動車免許を取得して世界観が広がった
Z君(中学生):歴史が好きでもっと色々なことを知りたいと思っている
Contents
2021年にオープン!日本最大級の六甲山アスレチックパークGREENIA情報
日本最大級の広さを誇るフィールドアスレチックなだけあって、敷地はとても広い。
全7エリア、164ものアスレチックが用意されています。
そんな数のアスレチックを一日で全て周ることは難しいです。
体力的にも時間的にも。
私達が行った8月は繁忙期ということもあり、一番人気の水上エリアは長い行列が出来ていました。
水上エリアを終わるだけでも3時間ほどかかったので、熱中症にならないよう注意が必要です。
今回はフィールドアスレチックなので、発達性協調運動障害のある子供に体験して欲しいアスレチックと、大人向けのアスレチックに分けてご紹介します。
発達性協調運動障害の子供に体験して欲しいアスレチック
入口から少し歩くと、芝生滑りが見えてきます。
運動が苦手な発達性協調運動障害のある子供も間違いなく楽しめます。
アスレチックの導入としてお勧め。
丸太の上を歩くアスレチック。
バランスがとりづらいので、すぐに落ちる子供もいるでしょう。
しかし、低い位置に丸太が設置されているので、すぐにやり直すことができ、最後までやり切ることができます。
大人のサポートを受けやすいですが、極力サポートをせずに励ました方が、子供は成功体験を得やすいです。
うんていは経験がない子供にとっては、かなりレベルの高いアスレチックです。
運動が苦手な子供はほぼ全員嫌がるでしょう。
しかし、うんていのどういう部分を苦手とするかで、トレーニングすべきところが分かります。
・ぶら下がるのが苦手
・腕の運び方が分からない
・身体の反動のつけ方が分からない
上記のいずれか又は全て該当する子供もいます。
最後までやり切る必要はありません。
子供の苦手としている部分を発見するために、少しで良いのでやって欲しいです。
蟻地獄のようなアスレチックは、大人でも難しい。
勢いよく走れないとすぐに下に落ちてしまいます。
楽しめるコツとして、最初は底の方でグルグル走り回り、徐々に上に上がっていく。
子供の段階に合わせてやると、十分楽しめます。
スーパーマリオをモチーフにしたと思われるアスレチック。
難易度としては低いですが、楽しみながらできます。
色々な姿勢をとりながら身体を動かすという意味においては、一番多いアスレチック。
このアスレチックを体験した生徒達は色んな意味で幼稚と感じたようで、最初は嫌がりました。
E君:「これはハズイわ」
F君:「これはちょっとな~」
Z君:「先生やりいや」
「ノリ悪いな~」と思う反面、「心が成長したな~」と嬉しさもありました。
SASUKEに出てくる反り立つ壁。
小さいのと大きいのがありますが、小さいのにはチャレンジして欲しいです。
出来たら万歳、出来なかったら仕方がないと思えるから、自己肯定感が低下することはないでしょう。
反り立つ壁を使って、ピンを倒すボーリングゲーム。
イメージ力が低い子供や幼児は、どういうゲームか理解するのに時間がかかります。
しかし、理解できるといつまでも楽しめるゲーム。
息抜きにやってみるのも良いでしょう。
発達性協調運動障害があろうとなかろうと、平等に楽しめるアスレチック。
難易度が高過ぎて、笑いがでます。
生徒達が一番ハマったアスレチックでした。
水上アスレチックは、失敗すると池に落ちます。
運動が苦手だと落ちる確率は高いですが、落ちることは全く珍しくないので、恥ずかしくないです。
むしろ落ちることで楽しさが倍増します。
木製の箱に両足をのせて、ロープを引っ張りながら進むアスレチック。
2種類あり、一つ(写真では左側)は難易度が高く、生徒がやっているのは難易度が低いもの。
無理しないで成功体験を積みましょう。
網を伝いながら進むアスレチック。
運動が苦手な人は必ずやった方が良いです。
手足を使い、バランス力も求められるので、身体の動かし方を学ぶのに適したアスレチック。
ロープを使って、少し離れた浮島に飛び乗るアスレチック。
見た感じは難しそうですが、浮島が2つある方なら、そうそう落ちることはありません。
子供が不安がった時は、励ましてチャレンジさせましょう。
出っ張りに手足を引っ掛けて渡るアスレチック。
綱を伝いながら進むアスレチックをクリアしているなら、問題ないです。
成功体験を積みやすいです。
細くて揺れる丸太を渡るアスレチック。
運動が苦手な子供に体験して欲しいアスレチックの中では、一番の難しい。
それでも、運動が苦手な子供ほど最後まで一人でやり切って欲しい。
達成感が半端なく、「僕(私)運動できるやん!」と、自己肯定感が高まります。
大人に大人気の陸上と水上アスレチック
箱から箱へと飛び移るアスレチック。
理論上は出来ますが、勇気が物凄く必要。
少しでも恐怖心があれば、箱に激突します。
反り立つ壁を利用して、上につけられた板に登ります。
見ためからして難しく、やらないで通り過ぎる人は多かったです。
生徒達はチャレンジし、一人だけ成功しました。
SASUKEに出てくる反り立つ壁と同サイズのアスレチック。
外から見るとそれほど高く感じませんが、いざ目の前にすると物凄く高く見えます。
どこに足を引っかけるか分からないため、助走をつけてそのまま壁に激突する人は多かったです。
それでも、私達の目の前で6人ほど成功しました。
これもSASUKEでお馴染みの水上アスレチック。
手の平を足の裏を壁に当てながら渡るのですが、決して力だけではクリアできません。
いかにして壁に手足を吸着させるか。
理論としては分かりますが、実行するとなると話は別。
私達全員すぐに池に落水しました。
イカダが沈む前に飛び移るアスレチック。
結構スリルはありますが、意外と最後まで行けます。
達成感を感じられます。
丸太を渡るだけのアスレチック。
丸太の上を歩くなりして渡れば良いのですが、私の不要な一言で生徒の心に火が付きました。
他のお客さんがぶら下がるように丸太に掴んでいて楽しんでいました。
私:「はは、まるで豚の丸焼きやな~。もしあれで渡ったら凄いな」
Z君:「ホンマや、ははは」
すると、突然Z君は豚の丸焼き状態で丸太を渡りだしました。
それを見たE君は、そのように渡るものと思い込み、Z君と同じ態勢で渡りだしました。
あえて難しい姿勢で渡るとは、若さですかね(笑)
ロープを使って少し離れた網に飛び移るアスレチック。
出来ないようで出来る、出来るようで出来ないという絶妙な難易度。
写真のE君は落ちそうに見えますが、実は堪えて網を登ることができました。
斜めに設置された土台をテンポよく渡るアスレチック。
運動能力よりも勇気が試されます。
私も3つ目あたりまでは順調に進めたのですが、4つ目辺りで突然恐怖を感じました。
すると、身体が硬直して上手く身体を操作できなくなり、バランスを崩して土台に激突&落水。
少し悔しかったです。
GREENIAは他のフィールドアスレチックにはないアスレチックが多いです。
ぜひ、トライしてみてください!
ひだち教室では、生徒の「やってみたい!」という気持ちを大切にしつつ、自信に繋がる活動も行っています。苦手な運動で成功体験を積み、自己肯定感や自尊心の向上、運動が楽しいと思えるようサポートしています。
活動に関するご質問、お問合せもお気軽にどうぞ!
>>>お問合せフォームへ
アクセスと地図
JR:六甲道駅で神戸市バス16系統乗車
⇒六甲ケーブル下駅下車し、ケーブル乗車。
⇒六甲山上駅着でバスに乗車し、アスレチックパーク前で下車。
駐車場:700台駐車できます。平日は500円、土日祝日は1000円、GWやお盆期間は2000円。
営業時間:10:00~17:00
定休日:木曜日
入場料:大人 3000円 中学生~高校生 2500円(学生証提示) 小学生 2000円 幼児 1500円
フォレストアドベンチャー+ジップライン:一律2000円
割引:障害者手帳所持者と同行者一人は半額
電話番号:078-891-0366
シャワー室:無料。シャンプーは別売り。
【注意点】
男女共有のシャワー室は4つしかないので、かなり待つことになります。
使用者全員池にはまったため、マスクを着用している方はほぼ皆無。
3密状態にもなりやすいので、コロナが心配な方は使用を避けた方が良いでしょう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。