インディーゲームの祭典 BitSummit(ビットサミット)【京都市左京区岡崎】
今日は生徒と共にインディーゲームの祭典、BitSummitに行ってきました。
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インディーゲームとは
Independent gameの略称で、個人や小規模の開発チーム、新規独立系企業、同人サークルなどによってつくられたゲームの総称です。
個人の趣味の範囲で作るようなものよりも、商業向けのゲームが多いので、レベルの高いゲームも多くあります。
注目度は増すばかりで、某ゲーム番組でも取り上げられています。面白いゲームもあれば、微妙なゲームもあり、当たり外れは大きいです。しかし、外れても安かったりするので、こんな物かと妙に納得できます。
BitSummit Vol6情報
国内の面白いゲームを海外に向けて発信していくという理念のもと、インディーゲームのイベントが2013年から開催されています。
初年度は170人程度の来場者数が、2017年度は9000人以上と、着実に来場者数が増加しています。
今回行ったVol6も来場者は多く、展示されているゲームは多いため、全てをじっくり見ることは出来ませんでしたが、それでも2時間ほどいました。
大規模なイベントなので、動けないほど混雑しているのかと覚悟をしていたのですが、そうでもなかったです。
みやこめっせの入口に入ってまず驚いたのは、外国人の多さです。360度見渡すと、必ずといっていいほど外国人が目に入りました。
こういうゲームイベントに参加したのは15年以上ぶりですけど、ゲームのグローバル化を実感しました。
大学や専門学校の生徒が培った技術を披露するイベントでもあるようです。
京都コンピューター学院や立命館大学ゲーム研究センター等が参加していて、そこに所属している生徒と大学教授が作成したゲームを展示していました。
立命館大学の生徒が作ったゲームを当教室の生徒がお試しプレイしました。
ひたすらモンスターを倒してキャラクターを成長させ、より強い武器を獲得して倒していくというゲーム。
私はこういったゲームはあまり好きではないのでしませんでしたが、生徒は結構楽しんでやっていました。
ストーリー性はありませんでしたが、もし売りに出すとしたら、どういうストーリーにするか聞きたいものです。
数多くのクリエイターが来ていて、写真にあるように作ったゲームについて話しをされていました。
カメラがあったので、ネット配信されていると思います。
どちらがクリエイターかは分かりませんが、業界内で有名な方なのでしょう。
PS4とスイッチ
プレイステイションストアにはたくさんのインディーゲームが安く売られおり、PS4がインディーゲームに力を入れているのがよく分かります。
今回のイベントでも、インディーズディベロッパーサポートの一環としてPSブースを出展していました。私と生徒は真っ先にそのブースへ行きました。
PS4があるなら、当然任天堂ブースもあり、Nintendo Switchのインディーゲームを体験することが出来ました。今勢いのあるゲーム機なだけあって、お客さんが殺到していました。
ただ、私と生徒共にNintendo Switchを持っていないので、任天堂ブースに入ることはありませんでした。
お勧めゲーム
私と生徒が気になってプレイしたり、見学したゲームです。
INVECTOR。
リズムゲームです。飛行機を操縦しながら、出てくるキーをタイミングよく押します。
私の感想:20年ぶりぐらいにリズムゲームをしましたが、操作が分かるような分からないようなゲームだ。
生徒の感想:押し間違ったのか、正しく押せたのかがいまいち分かりづらいので、そこを改善してほしい。
画像の左側がInvectorです。グラフィックに気合が入っていますね。
ANIMAL FORCE
一人用と二人用のゲームです。可愛い動物達を操り、戦術を使って宇宙人を撃破します。
二人用の場合、一人はVRを使い、もう一人はコントローラーを使います。
VRを使った生徒はとても慌てながらプレイしていて、それを外から見るのが楽しかったです。
私の感想:VRはやはり気持ち悪い・・・。
私の感想:初めてVRで遊んだけど、変な感覚で少し酔った。
魔女と66のキノコ。
アクションゲームツクールで作られたゲームです。
RPGゲームツクールの存在は知っていますが、アクションゲームは初めて知りました。
魔女が様々な武器を使って、敵をバッサバッサ切り伏せていきます。ストーリーはよく分かりませんが、世界観は嫌いではないので、期待したいです。
私の感想:ファミコン世代にとっては、とても懐かしい気分を味わえた。ドラゴンスレイヤー4を思い出しました。
生徒の感想:操作性が単純で分かりやすい。
DARK DEVOLION。
洞窟内を探索するアクションゲーム。剣と盾を駆使して、モンスターを倒しながら探索します。
ストーリーは分かりませんが、アクションだけで面白そうでした。今年か来年には発売されるとのことでした。
私の感想:面白い。これは買おう。
生徒の感想:良いですね。僕も買おうと思います。
天穂のサクナヒメ。
和風アクションRPG。大手のマーベラスが製作。
大手が製作しているとここまで違うのかと驚くほどの綺麗なグラフィック、アクション性です。
私の感想:世界観が好み。稲作をして強くなるという斬新なアイディアも素晴らしい。
生徒の感想:閃乱カグラみたいなキャラクターがかわいい。
WORLD FOR TWO。
生物が滅んだ世界に、再び生物を蘇らせる(創造する)というゲームです。
ドット絵で作られているのに、魅力的で独創的な世界観を表現しています。
生徒はこの世界観にドップリはまり、体験プレイを長めにやっていました。
いずれスマホゲームとして発売されるとのこと。
私の感想:据え置きゲームだとやらないが、スマホゲームならやってみたい。
生徒の感想:PCやスマホから出るなら必ず買う。
全体の感想
年齢のせいもあって、最近のゲームにはついていけなかったりするのですが、今回展示されていたものはドット絵が使われたゲームが多く、操作も単純なゲームが多かったのは好印象でした。
海外からの出展も多いため、外国人のスタッフもたくさんいました。全く日本語を話せない人もいれば、日本語を上手に話せる人もいて、質問する時は少しドキドキしました。名札に日本語OKとか書かれていると親切かもしれませんね。
アクセスと地図
地下鉄:東西線東山駅より徒歩8分
市バス:京都駅から市バス5,100系統に乗車 岡崎公園 美術館・平安神宮前下車
市バス:京都駅から206系統 東山通り・北大路バスターミナル行きに乗車 東山二条・岡崎公園口下車
地下に160台ほど駐車できるので、車で行くこともできます。最初の1時間は500円、以降30分毎に200円です。
イベントに行った理由
今回生徒と共にイベントに行きましたが、遊びに行ったわけではありません。ソーシャルスキルに関する3つのねらいがありました。
・他人に質問できる。
・同じゲームを見て感想を言い合うことで、考えの違いに気付く。
・色々な世界に関心を持つ。
他人に質問できるは、最初は私に聞いてくることが多かったですが、私が出展者に話しかける場面を見て勇気がわいたのか、自分から質問をしにいく様子が見られました。
感想を言い合って考えの違いに気付いてほしかったのですが、似たよな感想をお互い持ったため、違いに気づくことはあまりありませんでした。
しかし、似たような感想を持ったことで、共感性が高まったと思います。
色々な世界に関心を持つは、大成功でした。こういった知らない世界を知ることが出来て、とても満足した様子でした。
ASDの子供は、こういう知らない世界に1人で飛び込むことは苦手としていますが、誰かと一緒なら行けることがあります。
今回私と行ったことで、知らない世界が知っている世界に変わるので、次回からは一人で行けると思います。
余談ですが、今回一緒に行った生徒とは、自転車に乗って岐阜県にある養老ノ滝に行く予定です。そうやって、知らない世界を知っている世界に変えていくのが当教室の役割だと考えています。
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