びわ湖わんにゃんマルシェ~看板犬が骨抜きになった理由~

犬猫が大好きのひだち教室長の安藤です。

コロナ騒動がなければもっと早く行っていたであろう、びわ湖わんにゃんマルシェに行ってきました。

私と奥さんは犬や猫のためのイベントに行くのは初めての経験。

ドキドキワクワクでいっぱいです。

当然、ひだち教室の看板犬のクマラも参加しました。

びわ湖わんにゃんマルシェ情報

人と動物達が寄り添う街づくり「共生」をテーマにしたマルシェ。

保護犬猫譲渡会や啓発活動といった犬猫の色々な情報を発信しています。

野洲市にあるアル・プラザ野洲の南平面駐車場で、毎月第2日曜日に開催されています。

犬や猫、人間が作り出しているイベントと言えるでしょう。

賑やかな場所に少しずつ慣らす

クマラが我が家に来るまでは大自然に囲まれた島で暮らしていました。

前の飼い主に虐待を受けていたから、大自然を走り回っていたかは定かではありません。

でも、静かな場所だったのは間違いないです。

そのせいか、賑やかな所が極端に苦手です。

少しずつ慣れていって欲しいという私達の願いもあって、びわ湖わんにゃんマルシェに参加しました。

びわ湖わんにゃんマルシェはそれほど大きな規模ではありません。

賑やかなのが苦手な犬を慣らす場としてはちょうど良いでしょう。

スタッフ達はオドオドする犬に慣れている様子で、

「怖いよね~」

「大丈夫よ~」

とクマラに優しく声をかけてくれました。

元保護犬が多く参加するイベント

羊毛フェルトで作られた物。

見た瞬間

「すごっ!」と私は思わず呟いてしまいました。

以前、ひだち教室に羊毛フェルトの先生を招いて生徒達と作ったことがあります。

その経験があるため、このレベルの作品がいかに高いものかよく分かります。

特に赤鈴をつけた白猫やバンダナを首に巻いた白犬のような全身の作品は、時間が本当にかかる見事な大作でした。

>>>羊毛フェルト初心者のための作り方の記事

犬や猫を会場内に入れるとあって、看板犬を一緒に連れてきている店もありました。

全ての看板犬は大人しく、吠えることがほとんどありません。

触れることも出来るので、親子で来ると一層楽しめると思います。

ペット用品やおやつを販売している店もあります。

無添加商品や自然食品を売りにしている店が多く、中には自然過ぎるものもありました。

それが鹿の骨。

いつ狩ったの?と思うほど少し生々しさが残っており、インパクトが大きすぎます。

会場内を歩いていると、色々な犬と出会いました。

その度にクマラと犬達はお互いの匂いをかぎ、興味を示していました。

私はそんな犬達を触らせてもらいながら会話をしていると、驚きの事実を知りました。

私が触ったほとんどの犬が元保護犬だったのです。

辛い経験をしてきたけど、今は幸せになれて本当に良かったですね。

ロシアのアイススケーターが飼っている事で話題になった秋田犬。

初めて生で見ました。

今でも十分大きいのに、これでまだ生後六ヶ月。

大人になったらこの1.5倍ぐらいになるそうです。

仕事を放棄して横になっている看板犬もいました。

店主に「働けよ~」と促されていましたが、我関せず。

図太い性格ですね(笑)

骨抜きドッグマッサージ

ドッグマッサージをやっている店がありました。

10分500円というワンコインで体験できたので、試しにやってみました。

店主は触った瞬間にクマラは肩がこっていることに気が付き、そこを揉み始めます。

耳の辺りや背中ももんでいくと、クマラは気持ちが良くなって緊張感がほぐれていきます。

最後にはダランと寝そべりました。

外でこれほどリラックス(骨抜き)状態のクマラを初めて見ました。

その様子に私も奥さんもただただ驚きです。

クマラは会場を歩き回っている時は常に尻尾が駄々下がりでした。

ところが、マッサージを受けた後は尻尾を振り回しながら歩きだしました。

クマラとしてはリラックスでき、私達はマッサージの効果と大切さを学ぶ良い機会になりました。

びわ湖わんにゃんマルシェに行ってみて

びわ湖わんにゃんマルシェにいる犬達はほとんど吠えることがなかったので、親子で来ても十分楽しめます。

人にも慣れているし、飼い主も側にいるので安心して触ることができるでしょう。

勿論、触らしてもらうにはマナーや注意点があります。

・触る前に必ず飼い主に触って良いかを聞く。

・いきなり触るのではなく、まずは手の甲を匂わせる。

・小さい子供に触らせるなら、最初は親も一緒に触る。

これらを守っていたら、そうそう問題は起きないでしょう。

会場内には発達障害と思しき子供がいました。

しばらく様子を見ていると、どうやら子供は触ることができなかったようです。

それは当然の結果かもしれません。

発達障害のある子供の中には、動物に対して過度に怯える子供がいます。

そのため、手順をしっかりと踏む必要があります。

①親が手の甲を犬に匂わせている様子を見せる。

②親子一緒に手の甲を犬に匂わせる。

③子供だけで手の甲を匂わせる。

④親子で犬の背中をさする。

以前、私は生徒達を連れてドッグトレーナーとセラピー犬を育成する専門学校に行ったことがあります。

その時に上記の手順を教わりました。

その経験を踏まえると、最初こそ子供達はビクビクします。

しかし、手の甲を匂わせたらだいたい平気になります。

そして最終的には、一人で触れるようになるケースが多いです。

ただし、子供がパニックを起こすほどの場合は無理強いをしてはいけません。

私は生徒達に可能な限り動物を好きになってほしいという思いがあります。

ひだち教室には『吠えない』『噛まない』『怒らない』の三拍子が揃った看板犬のクマラがいます。

クマラを通して動物の触れ方や遊び方を指導しています。

動物は怖くて触れないけど、触れるようになりたいと希望する生徒にも、できる限り対応しています。

活動に関するご質問、お問合せもお気軽にどうぞ!

>>>お問合せのフォームへ

アクセスと地図


JR:野洲駅。

駐車場:あり。

南平面駐車場に駐車することをお勧めします。

開催時間:10:00~16:00。

電話番号:080-2450-9799

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