彦根城でひこにゃんに会うための観光方法【滋賀県彦根市金亀町】

彦根城に来たならば、絶対ひこにゃんには会いたいです。

これまで私は数回彦根城に訪れていますが、時間的な問題で会うことが出来ませんでした。

しかし、今年ついに会うことができました!

会うためには時間配分と無駄なコースを巡ることなく周る必要があったので、そのコースを書きたいと思います。

国宝 彦根城とは

彦根城は姫路城、松本城、松江城、犬山城と同じく国宝に指定されています。

当時の姿を保存状態の良いままとどめており、多くの観光客が訪れています。

そんなお城を全国に広めたのはひこにゃんだと私は思っています。

お城を目当てで来る方も多いですが、ひこにゃん目当てで来る人も多いです。

彦根城には駐車場がいくつかあり、今回行った時は平日とあってたくさん空いていました。

これが休日となるとどこの駐車場も満車となって、困り果てるでしょう。

彦根城に繋がる橋の側に、人力車があります。

人力車を利用して優雅に有名スポットを巡るのも良いですね。

彦根城は3本の橋がありますが、今回は表門橋から入りました。

投句箱という箱を初めて見ました。

旅行者に投句を促しており、句を書いたら箱に投函する仕組みになっています。

彦根城管理事務所には、多くの有名人が来ており、サインが数多く飾られています。

見る物の多さを考えると、観覧料は良心的です。

彦根城と玄宮園の共通券:大人 800円 小・中学生 200円。

博物館:大人 300円 小・中学生 150円。

大人と子供料金の差を見ると、いかに子供にたくさん来て欲しいと思っているのかが伺えます。

ランチは後回しのモデルコースと所要時間

今回はひこにゃんに何が何でも会いたい。

そう思いながら来ましたが、道中魅力的な愛菜館に寄ったりしたために予定していた時間を大幅に遅れてしまいました。

そのため、10:30~11:00のひこにゃんタイムには間に合わず。

次彦根城で会えるのは15:00~15:30なので、それまで彦根城を観光することにしました。

これから書くモデルコースは私なりのコースです。

これが絶対良いとは言いませんが、私みたいにほぼ無計画で来られた人には参考になるかもしれません。

彦根城博物館(表御殿)

所要時間:約40分 13:00~13:40。

博物館に入ると、様々なサイズのスリッパが大量に用意されていて、思わず撮ってしまいました。

子供連れが来られる方のために、室内用のベビーカーが備えられていました。

赤ちゃん連れの家族にはありがたいですね。

思い出のために、記念用スタンプが用意されています。

子供にとってはテンションが少し上がる物です。

博物館の中央には、能舞台があります。

1800年に建てられた由緒ある舞台で、『彦根城能』『彦根城表御殿 夕涼み狂言の集い』が開催されています。

その舞台を取り囲むように、たくさんのイスが設置されています。まるで映画館のようです。

お茶席は薄茶とお菓子付きで500円。薄茶のみで300円。

う~ん、高いです。

うぐいすの形をした白餡が入った和菓子です。綺麗ですが、美味しそうには見えませんでした。

湖東焼きという焼き物。

湖東焼きの特徴として、染付けや色絵、金彩などの多様な技法で製作されています。

良質な材料がふんだんに用いられているので、その品質は極めて高いものでした。

しかし、作られた期間は非常に短いため、現在では幻の焼き物と言われています。

表御殿は復元されているので、とにかく綺麗です。

赤い絨毯が映えて良いですね。

個人的には赤い絨毯が敷かれたこの狭い通路がお気に入りで、何故か落ち着く空間です。

朱地金井桁紋纏。

戦場で大将の居場所を示す巨大な旗で、関ケ原の合戦でも使われたと伝えられています。

陣太鼓。

戦場で軍隊の進退を知らせるために使われた太鼓。

見ていると、和太鼓をやっていたせいか叩きたくてウズウズしました。

井伊家14代の直憲が所用していた甲冑。

彦根藩主の井伊家は、代々甲冑や旗などの軍備は全て赤色に統一してたそうですが、私は赤色の甲冑=真田幸村というイメージを持っていました。

ひな壇。

豪華なひな壇を見ていると、スタッフさんが関東雛と京雛では、お内裏様とお雛様の位置が逆と教えてくださいました。

因みに、これはお内裏様が向かって右、お雛様が向かって左なので京雛です。

博物館~本丸まで

所用時間:約20分 13:40~14:05。

博物館を見学したら、いよいよお城へと向かいます。

急な坂道を登るので、足腰が弱い方のために杖が用意されています。

土産物屋。

ひこにゃんグッズや鎧の置物等が多数揃っています。

店内の写真を撮りたかったのですが、撮影禁止でした。

重要文化財に指定されている天秤櫓。

廊下橋を渡った先に天秤櫓があります。

この橋を中央として左右対称に建てられており、この形式のものは彦根城だけです。

廊下橋を下から眺めると実に壮観なので、お勧めスポットです。

時報鐘。

城全体に響くように鐘の丸より移されたもので、現在も使われています。

日本の音風景百選にも選ばれているので、一度聞いてみたいですね。

聴鐘庵。

時報鐘のすぐ隣にある茶店で、お菓子付きの薄茶(500円)を楽しむことができます。

博物館から結構長い道のりだったので、休憩をするにはちょうど良い場所です。

本丸の近くには展望台があり、そこから彦根の町を一望できます。

彦根って意外と都会なんだなと改めて思いました。

本丸

所用時間:約30分 14:05~14:35。

本丸はこじんまりとした印象です。

どこに出入り口があるのかと思っていたら、倉庫みたいな所から入ります。

火頭窓。

中に入るとすぐに短い階段があり、その側に火頭窓が飾られています。

火頭窓は、上枠を火炎形や花形に造られた特殊な窓で、石山寺の源氏の間でも見られることから、通称源氏窓とも呼ばれています。

井伊直弼の銅像。

結構な大きさなので、等身大だと思われます。

お城と言えば、急な階段です。

彦根城も違わず急な階段が設置されていました。

登りも怖いですが、下りはもっと怖く、足を震わせながら下りました。

手すりがスベスベしていて、間違って手を滑らせる可能性があるので、滑りにくい手すりに変えて欲しいものです。

彦根城の屋根には多様な破風が設けられており、破風内には破風の間という小さな部屋が設けられています。

破風の間には鉄砲狭間が切ってあり、防御のための空間となっています。

とても狭い空間で真っ暗なので、中には小さなローソク(電球)が立てられていました。

階段を下りて行くと、観光客が多い時にだけ使われる階段がありました。

下を覗いてみると、光が届かない暗闇が広がっていて、吸い込まれそうな感覚になりました。

本丸~博物館

本丸の見学が終わると、そのままの流れで黒門山道を通って玄宮園を見学するというのが通常のコースだと思うのですが、ひこにゃんに会いたい人はそのコースは危険です。地図に描かれている以上に長い距離です。

玄宮園へは、ひこにゃんに会ってから行くことを強く勧めます。

所要時間:約15分 14:35~14:50。

帰りは下りなので、楽に歩けます。

楽なので速足でサクサク進んでしまい、ふくらはぎを痛めてしまいました。

下りは筋肉や膝への普段が大きいので、ゆっくり行くべきでした。

管理事務所には10分前に到着。

息を整えながらストレッチをして待機しました。

ひこにゃんに出会えて

所要時間:30分 15:00~15:30。

ひこにゃんとご対面できる所は博物館の敷地内です。

時間が近づくと、スタッフが出入り口に備えられて門を開けてくれ、中に入ることができます。

ひこにゃんはカワイイです。外見、行動全てが許されるキャラでだいぶ癒されました。

詳しくは以前書きましたひこにゃんのブログをお読みください。

マップと駐車場情報(バス駐車場含む)


JR:彦根駅から徒歩20分。

バス:彦根駅を出て3番バス乗り場から彦根城へ向かう観光ボンネットバスが出ています。

彦根城バス停で下車するとすぐに彦根城です。

料金は210円。一日乗り放題のフリーパスが300円で売られているので、こちらを購入した方が良いでしょう。

彦根城観覧時間:8:30~17:00

定休日:無休

電話番号:0749-22-2742

駐車場:彦根城周辺に有料駐車場があります。1日400円。

観光バスを利用される方は、彦根城いろは松観光バス駐車場に駐車すると思います。

そこから彦根城まで徒歩で10分もかかりませんが、道が狭い所もあるので十分気を付けてください。

彦根城に来てひこにゃんに会えないのは絶対後悔するので、いかにしてひこにゃんに会えるかを優先して行動プランをたてるべきだと思います。

今回ご紹介したコースは、ゆっくり見ることはできないと思います。

ひこにゃんに会いつつ余裕を持って彦根城を見学したい方は、10:30~11:00のひこにゃんタイムに間に合うよう、早起きして来ることをお勧めします。

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