府民の森ひよしのドッグラン【京都府南丹市日吉町】

久しぶりの犬ネタです。

非常事態宣言が解除されてから、京都府南丹市にあるドッグランにひだち教室の看板犬クマラを連れて行ってきました。

途中、亀岡市にあるイタリアンのお店ルイジアナママに寄ったので、到着した頃は13時過ぎでした。

>>>イタリアンのルイジアナママの記事

府民の森ひよし(スチールの森 京都)情報

通常ならば、京都市から府民の森ひよしへは50号線を使って行くのですが、現在は工事のために通行止めになっています。

ナビを頼りにできない状態なので少し不安でしたが、日吉ダムを見つけたら安心しました。

日吉ダムは絶景なので、時間に余裕があれば立ち寄ることをお勧めします。

府民の森ひよしの門を通過し、2分ほど進むと急に視界が広がり、敷地の広さに驚くでしょう。

受付が森の資料館にあるので、資料館近くの駐車場に車を止め、資料館の中に入りました。

クマ、サル、招き猫の木彫りが玄関前でお出迎え。

たまたまでしょうが、クマの木彫りは右目に切れ目が走っていて、まるで隻眼。

迫力と強さを感じました。

資料館はクマの剥製や鹿の剥製といったものが展示されています。

昆虫も展示されていましたが、虫は好きではないので、さらっと見渡してから車に戻りました。

ドッグランは森の資料館から車で2分ほどの所にあります。

府民の森の敷地は緩やかな凹凸があり、ドッグランがどこにあるか一目では分かりませんでした。

道路を走っていると、道路の中央にドンと謎の木彫り(犬?)が置いてあるのを発見。

おそらくここで曲がることを意味する目印なのでしょう。

愛犬は自然の中がお好き

ドッグランは一般用のエリアと小型犬用のエリアに分かれていて、クマラは一般用に入りました。

ドッグラン利用にあたり、いきなりリードを外すのはNG。慣れていない状態でリードを外すと、開放感から興奮してしまい、他の犬とのトラブルを引き起こす可能性があるからです。

クマラはそういうタイプではありませんが、念には念を入れてリードをつけた状態で柵に沿って歩きました。

そこへ、先客のたろう君(雑種)が近寄ってきました。

お互い匂いをかぎあって興味を示しましたが、クマラはすぐに歩き出しました。

その反応を見たたろう君は、すごすごと御主人のもとに帰っていきました。

私と奥さんとしては、もっとじゃれ合って欲しかったです。

写真では物凄く広そうに見えますが、実際見るとそうでもないです。

ただ、山(一部)と一体になっているというのは、犬達としても楽しいと思います。

山の方に近づくと、二匹の犬が走り寄ってきました。

豆柴のモコちゃん(白)と豆柴のヤマト君(黒)。まだ生後七ヶ月程の子犬です。

子犬に慣れていないクマラは、たろう君の時と違って、「なんだこいつらは!?」と驚いた表情をしていました。

二匹はクマラに興味津々で、何度もクマラのお尻をかぎましたが、クマラは身体の匂いをかぐだけで、そそくさと奥さんのもとに向かいました。

ここでクマラとしては誤算だったのが、二匹はクマラの後を追いかけてきたのです。

クマラは用意されていた水を飲もうとしたら、ヤマト君が先に飲み始めてしまいました。

クマラはまさかの暴挙(?)に、奥さんに「どうすれば良いのでしょうか?」といった表情で訴えました。

他の犬の匂いがついた器だと嫌がるかと思ったら、ヤマト君が飲み終えると、クマラは気にする様子もなく飲み始めました。

しばらく4匹で山の辺りを走り回って(歩き回って)いましたが、肥満気味のクマラはすぐにバテてしまいました。

すると、とぼとぼとベンチに座っていた私達のところに歩いてくると、ベンチの下にもぐってしまいました。

何とも疲れ切った顔をしていること。

犬なのに、こんなにスタミナがないとは・・・。肥満にしてしまった責任を感じずにはいられません。

完全にひきこもってしまったクマラをヤマト君達が呼びにきました。

なかなか出てこないクマラを見て、ヤマト君達は新手の遊びと思ったらしく、同じようにベンチにの下にもぐりました。

しかし、30秒もしない内にこれは遊びではないと気が付いたようで、すぐに出てきて、走り去っていきました。

いくら待っても出てこないので、私は引っ張り出して、追いかけっこを始めました。

その様子を見ていて面白そうと思ったのでしょう、ヤマト君達も加わり、1対3の追いかけっこがスタート。

やるからには全力を出す私は、犬相手にも全力で追いかけたのですが、三匹の逃げ方はそれぞれ違うので、結構対応に苦労しました。

ヤマト君は私の視界に入る範囲で遠くまで全力で逃げます。

モコちゃんは全力で逃げた後でどこかに姿をくらまし、私が他の犬を追いかけている間に姿を現します。

クマラは後数歩で捕まるという距離に近づかれるまで動かず、近づくと一気に加速して10mほど逃げ、すぐに止まりました。

クマラの逃げ方は省エネのはずですが、終わる頃には一番疲れていました。

ヤマト君達はクマラをお兄さんという認識になったようで、帰ろうとしたら見送ってくれました。

クマラが柵から出ようとしたら一緒に出ようとしたので、いかになついてくれているかが伺えます。

偶然の出会いでしたが、また出会えたら良いな~と私達は思いながら帰路につきました。

キャンプ場等の周辺施設

ドッグランのすぐ側にある斜面には、スチールの森と書かれた看板が掲げられています。

植樹されたばかりなのでしょう、低い木々がたくさんあります。

その周辺もお散歩コースとしてはうってつけなので、リードをつけて散歩をしました。

広い敷地を活かして、キャンプ場が四ヶ所もあります。

平日なのに、利用者は結構いました。

犬も一緒に宿泊できるエリアもあるので、機会があれば宿泊してみたいものです。

日吉町郷土資料館はコロナ騒動の影響でしばらく閉まっていましたが、6月2日から再開しました。

日吉ダム建造によって水没した集落の生活様式や歴史といったものが展示紹介されています。

時期によっては、しめ縄、白味噌づくりといった体験も行っているそうです。

アクセスと地図


JR:山陰線園部駅で下車し、タクシーで15分程。

バス:日吉駅で下車し、バスに乗車。

駐車場:たくさんあります。

営業時間:9:00~16:30

定休日:毎週水曜日※祝日の場合は営業し、直近の平日が休日になります。

ドッグランの料金:一匹570円。

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