特別支援教育士“Special Educational Needs Specialist”略称:S.E.N.S(センス)。特別支援教育士資格認定協会が認定するLD・ADHD等のアセスメントと指導の専門資格です。
「特別支援教育士って何ですか?」と保護者に聞かれた時、上記のように言っても伝わらないことが度々あったので、「発達障がい児に指導するプロフェッショナルです」と言っています。厳密には、困り感のある子ども全てが対象なのですが、分かりやすいのでそう言います。
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今日は特別支援教育士資格更新必修研修会に参加しました。
その話をする前に、特別支援教育士についても説明しておきたいと思います。
※今回のブログは普通に書くと真面目過ぎる内容になってしまうので、軽い気持ちで書きたいと思います。
特別支援教育士“Special Educational Needs Specialist”略称:S.E.N.S(センス)。特別支援教育士資格認定協会が認定するLD・ADHD等のアセスメントと指導の専門資格です。
「特別支援教育士って何ですか?」と保護者に聞かれた時、上記のように言っても伝わらないことが度々あったので、「発達障がい児に指導するプロフェッショナルです」と言っています。厳密には、困り感のある子ども全てが対象なのですが、分かりやすいのでそう言います。
実際、学ぶ内容は膨大です。教育だけでなく心理も学びますし、脳に関する事、発達障がい児に対する関わり方、検査表と子どもの実情を踏まえた上で指導案を作成するなど、本当に多岐にわたることを学びます。おかげで高い専門性が身に着き、確かな実力と自信がつきましたね。
ただ、取得するまでに最低2年はかかり、費用もかかるのがネックです。また、5年に一度更新する必要があり、今回みたいな研修に頻繁に参加して更新ポイントを取得します。一体合計でいくらかかっているのか、考えると恐ろしいので、あえて考えません。
内容の詳細は書けませんが、今話題(?)の公認心理師の動向、特別支援教育の最新の動向、事例を含めての個別の指導計画についてのお話を聞くことができました。
国家資格です。ついに日本にも心理に関する国家資格ができました。試験も今年因みに、テレビ等でよく聞く臨床心理士は国家資格ではないです。この業界に入るまで知りませんでした。
国家資格なだけに、受験資格の条件も厳しいですし、学ぶ分野も心理、教育、福祉だけでなく、司法・犯罪、産業・労働ととても手広いです。
これを学ぶにはまた時間とお金がかかるんだろうな~と容易に理解できますね。
受験対策としてのテキストは近々発売され、試験日は決まっていないようですが、平成30年度中に行うとのこと。はたしてどうなるやら。
色々な話がありましたが、個人的に気になったのが、『次期学習指導要領改定の方向性』の話で、《未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成》という項目が加えられるとのこと。これは発達障がいの子どもにとって非常に難しいことだと思いました。
しかし同時に、私がやっていることはまさにこういう力をつけることでもあるので、共感もしました。
最近はレッスンや課外活動で忙しくて研修に参加する機会はなかったですが、こうして研修に参加するとやはり自分の中で何かが上積みされたという実感がありますね。2月は課外活動がないので、また何かしらの研修に参加したいなと思っています。
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