玄宮園と彦根城はセットで見学【滋賀県彦根市金亀町】
彦根城の見学を終え、ひこにゃんとも会い、次に行くべきスポットは玄宮園です。
紅葉や二季咲桜で人気の玄宮園情報
玄宮園へは黒門橋からが近いのですが、ひこにゃんとの関係で表門橋から出発。
玄宮園に通じる道は桜の木がずっと続いています。
どの枝を見ても蕾にすらなっていないので、桜は見れないと思っていました。
ところが、桜が咲いていました!
彦根城周辺にある桜は二季咲桜という桜で、春だけでなく、冬(11月~1月)も咲いています。
行った日が2月なので、全て散っていてもおかしくなかったのですが、寒い日が続いていたせいか少し残っていてようです。
花の生涯記念碑。
開国の英断を下した井伊直弼の一生を描いた「花の生涯」が発表され、NHK大河ドラマ等で人気を博して「花の生涯」ブームが起きました。
このことを記念して、昭和39年に建立されました。
中央の四角い石を井伊直弼とみなし、左右の石を長野主善と村山たか女とし、敷き詰められた砂は雪を表現していて、井伊直弼の波乱万丈の人生を物語っています。
井伊直弼の像はとても高い位置に設置されています。
写真を撮るのに少し一苦労。
彦根城屋形船の乗り入れ所がありました。
彦根城内堀を45分ほどかけて、ガイドの説明を聞きながらゆったりと遊覧できます。
料金:大人 1300円 小人(小学生以下) 600円。
営業時間:平日は3名以上で一週間前に予約しないと乗れません。土日祝日は11時、12時、13時、14時と運行しています。
北東に位置する大名庭園
彦根城敷地の北東の位置にある玄宮園周辺は人通りがなく、閑散としていました。
彦根城にはそこそこ観光客がいたのに、人がいなさすぎるのに違和感がありました。
それもそのはず。玄宮園の護岸調査と修理が行われていたのです。
3月の末ぐらいまで行われるそうで、最悪のタイミングでした。
玄宮園は1677年に4代藩主の直興により造営が始められ、中国の景色を模した庭園には池に臨池閣や鳳翔台などの建築が設けられています。
彦根城と庭園のその景色は観光客の心を奪うほど、素晴らしい景色が広がるそうです。
そんな景色を見ることを期待していたから、残念でなりません。
雰囲気としては非常に良かったのですが、池の水が抜かれています。
橋はかかっているけど、水はなし。
橋を渡っている時に、ふと池底を見ると、無数の鳥の足跡がありました。
ここで鳥達が歩き回りながら土の中の虫を食べていたのが容易に想像できます。
普段では絶対見れない光景を拝めたので、ある意味ラッキーと思うようにしました。
廃業となった臨池閣とお茶を飲める鳳翔台
本来なら池に浮かぶようにある臨池閣と鳳翔台が見えます。
臨池閣は玄宮園の庭を眺める一等地でびわ湖を模した池にせり出すように造られています。
井伊直弼が接待時に使うこともありましたが、明治時代になってからは竹中家が料理旅館を経営していました。
美味しい料理に舌鼓を打ちながら、絶景と呼ぶにふさわしい景色を堪能できるとあって、人気を博していました。
しかし、建物の老朽化と料理を作る人ことも難しくなり、平成29年に惜しまれつつも廃業となりました。
楽々園は中に入ることが出来ず、外から眺めるだけなので、正直言って面白くないです。
近くにいたスタッフさんも「たいして面白くないよ」というような表情をしていたのが印象的でした。
楽々園を見終わった頃はさらに気温が下がったので、そそくさと駐車場へ戻りました。
アクセスと駐車場と入場料金
JR:彦根駅から徒歩20分。
バス:彦根駅を出て3番バス乗り場から彦根城へ向かう観光ボンネットバスが出ています。
彦根城バス停で下車するとすぐに彦根城です。
料金は210円。一日乗り放題のフリーパスが300円で売られているので、こちらを購入した方が良いです。
観覧時間:8:30~17:00
定休日:無休
電話番号:0749-22-2742
駐車場:彦根城周辺に有料駐車場があります。1日400円。
入場料金:玄宮園単体料金というのはなく、彦根城との共通券として販売されています。
大人 800円 小人(小・中学生) 200円。
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