今城塚古墳のハニワに圧倒されて【高槻市郡家新町】
古墳はロマンを感じるひだち教室長の安藤です。
今回のブログは高槻市にある今城塚古墳について。
私は高槻市に8年ほど一人暮らしをしていましたが、これまで訪れたことがありませんでした。
コロナがまだ流行する前に、どうしても行きたいと言い出した歴女の母と共に行ってきました。
今城塚古代歴史館と今城塚古墳公園情報
今城塚古墳を見る前に、今城塚古代歴史館に訪れました。
歴史文化の体験学習もできるミュージアムとして、2011年に開館しました。
まだ10年経過していなだけあって、建物は随分綺麗でオシャレ感があります。
私達が行った時はあまりお客さんがいませんでしたが、近隣の小学校から社会見学として利用されることが多いそうです。
確かに、地元のことを学ぶには理想的な施設ですね。
子供喜ぶ体験学習コーナー
受け付けから右へ進むと、体験学習コーナーと書かれた部屋がありました。
小さい子供にとってただ展示物を見るのは苦行です。
しかし、こういった体験コーナーがあるとテンションが上がるし、喜びます。
幼児が楽しむスペースで、何かを組み立てるのは分かります。
ただ、何を組み立てるのかがよく分からなかったです。
おそらくハニワを模したものを組み立てるのでしょう。
勾玉づくりやプラ板を作れます。
他の施設で勾玉づくりを体験したことがありますが、磨くのに時間がかかります。
60分~90分はみておいた方が良いでしょう。
昔ながらの遊び道具もあります。
メンコ、ぶんぶんごま、浮沈子といった道具は手作り感満載です。
歴史館は静かで簡単な体験もできるので、発達障害児・者の余暇活動の場としてもうってつけだと感じました。
嬉しいことに入館料が無料(体験費は有料)なので、ガイドヘルパーと共に利用しやすいと思います。
企画展示室
こういった展示物はレプリカが多かったりするのですが、ほとんどが本物。
鏡や鉄の刀の錆び具合が個人的には好きです。
歴史を感じずにはいられませんね。
歴史好きならともかく、歴史館という性質上小さな子供が楽めるかといえば疑問があります。
しかし、このジオラマには驚くと思います。
結構な高さまで積み上げられた石段の上で、等身大の人形が作業をしている様子。
実に迫力があり、今にも動き出しそうです。
6世紀前半に造られた巨大前方後円墳
今城塚古代歴史館を出て少し歩くと、今城塚古墳公園があります。
広々としていて、ジョギングをしている方を何人も見かけました。
今城塚古墳は継体天皇の古墳と言われ、二重濠を含むと全長354mもあります。
200体以上のハニワが出土し、埴輪祭祀場など貴重なものが多数発見されました。
そんなハニワ群を再現したのがこちら。
物凄い量のハニワに圧倒され、同時に感動もしました。
これほどの数のハニワを一度に見られるのは、ここぐらいではないでしょうか?
ハニワは全て同じ色ですが、数が凄いので、興味をそそられる写真を撮ることができるでしょう。
古墳の上は草場が覆っていて、ここが古墳とは実感がわきにくいです。
しかし間違いなく古墳の上を歩いているので、古代に思いを馳せるのも良いでしょう。
もっとも、私はどこがてっぺんなのか、そればかり探していました(笑)
アクセスと地図
JR:摂津富田駅下車。奈佐原行の市営バスに乗車し、今城塚古墳前にて下車。
阪急:富田駅下車。摂津富田駅まで歩き、そこから市営バスに乗車します。
駐車場:35台まで駐車できます。無料で利用可。
開館時間:10:00~17:00
定休日:月曜日。祝日の場合は開館し、翌日の火曜日が休みになります。
入館料:無料。
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