甲賀の里忍術村で忍者体験【滋賀県甲賀市】

水遁の術をやってみたいひだち教室長の安藤です。

忍者と言えば甲賀と伊賀が有名ですが、今回は甲賀の里忍術村に行ってきました。

甲賀の里に来たからには、忍者体験をしないわけにはいきません!

私服でも忍者体験は出来ますが、忍者のコスプレをしてやる方がエピソード記憶として残りやすい。

そこで、小学生のA君と幼児のBちゃんは忍者の格好をして体験することに。

忍者修行を楽しみながら、以下の二つを学ぶための活動でもあります。

・危機回避の仕方

・身体の使い方

甲賀の里忍術村を紹介しながら、生徒達の様子を書きたいと思います。

広大な忍者テーマパーク 甲賀の里忍術村情報

甲賀の里忍術村はひだち教室から車で1時間半ほどの所にあります。

活動をするのにちょうど良い距離です。

忍術村周辺は建物が何もなく、ドがつくほどの田舎。

この田舎感が秘密の里を演出していて、気持ちが妙に高ぶります。

受付所の屋根には苔がビッシリ。

そして大きな門が備え付けられていて、雰囲気がバッチリです。

この独特な雰囲気にA君は期待をし、反対にBちゃんは少し不安そうな表情をしていました。

身体の使い方を学ぶ忍者修行開始!

不安そうにしていたBちゃんですが、忍者のコスプレをすると笑顔になりました。

何かに変身するというのは、どの子供も楽しいものです。

レンタル所には大量の忍者服が用意されており、様々な色やサイズがあるので大人も安心。

敷地内に大仏の手のオブジェが設置されています。

1982年に上映された「伊賀忍法帖」のロケに使われたものだそうです。

東大寺の大仏殿と同じスケールで再現されているとのこと。

忍者の格好をした生徒達は大仏の手をバックに、忍者のポーズをとって写真を撮りました。

修行スイッチが入った生徒達は、意気揚々と修行場へ走り出しました。

手裏剣道場で手裏剣投げ体験

忍者の武器といえば、手裏剣がまず頭に思い浮かびます。

スタッフに投げ方を教えてもらい、手本も見せてもらいました。

スタッフが投げると実に簡単そうに見えますが、いざやってみると的にうまく刺さらない。

過去に他の生徒達もチャレンジしたことがありますが、5投して1回刺さったら良い方でした。

ところが、A君は予想以上に上手く、何度も突きささっていました。隠れた才能かもしれませんね。

Bちゃんは腕全体を使って投げるというのが分かっていませんでしたが、A君の投げ方をチラチラ見ていたのと、何度も投げている内に感覚で理解し始め、1回刺さることに成功しました。

井戸登りは不思議な感覚

敷地内に井戸がありますが、「井戸の隠し通路はこんなんですよ」というものです。

なので、決して修行スポットではありません。

多くの人達は井戸を上から・下から覗き込む程度です。

私は身体の使い方を学ぶというねらいがあるので、あえて生徒達には登ってもらいました。

勿論サポート付きで。

生徒は私の肩に足をのせながら持ち上げてもらい、凸凹した壁に足をひっかけて登りました。

A君は井戸を登るという非日常体験に大興奮。

Bちゃんは最初こそ怖くて泣いていましたが、一度登ることに成功すると満面の笑顔。

A君:「すごい楽しい!」

Bちゃん:「もう一回やる!!」

二人はあまりの楽しさに、私に催促してきました。

私は肩が痛くて内心やりたくなかったですが、生徒の催促を叶えないわけにはいきません。

生徒のためなら、いくらでも身体を張りますよ!

忍者屋敷は面白い

忍者屋敷は一見普通の屋敷ですが、至る所にからくりがあります。

敵に襲われた時に備えて、意外な所に武器が隠されていたり、秘密の抜け道や隠し扉などがあります。

忍者のコスプレをしたたくさんの子供達は、スタッフの説明を聞きながら興味深げにからくりを見ていました。

基本的には説明を聞くだけですが、屏風の裏に隠された秘密の通路を通るという体験をできました。

短い距離ですが、秘密の通路というのはテンションを高める効果があり、生徒を含めた子供達は何度も通り抜けていました。

安全な下り方を知らないなら危険です!

石垣を登る忍者修行。

子供達に大人気の修行スポットのようで、たくさんの子供達が修行に励んでいました。

A君もさっそうと登り始めますが、私は一旦止めました。

というのも、A君は柔軟な危機回避を苦手としているからです。

万が一高い地点で登れなくなった時に、安全な降り方というのがあります。

A君はそれを知らないので、ケガをする危険性が高い。

A君に安全な降り方を教えるまでは登らないように伝え、私はBちゃんのサポートを先に始めました。

Bちゃんは自分の身の丈にあった地点を見つけ、自ら登り始めました。

Bちゃんが登り切ったタイミングで、突如A君の悲鳴が聞こえてきました。

ふと視線を横に向けると、A君は石垣の上辺りまで登ったものの登り切れず、降りたくても高くて降りられない状態でした。

私は慌てて両腕を抱え、上までひっぱり上げました。

本来なら石垣で安全な降り方を指導したかったのですが、多くの子供達がいたので別の場所で指導することに。

塀登りで安全な降り方を実践

塀を登る修行スポットがあります。

A君は先ほどの件があるので、サポートがあるまでは勝手に始めないというルールを設けました。

事前ルールなので、A君はしっかり守って待機していました。

Bちゃんはさすがに一人では登れないので、私が抱きかかえて塀の上にのせました。

すると「怖い~」と言い出しました。

初めてのことは極端に不安になるBちゃんなので、予想の範囲内です。

一度下ろし、あえてもう一度上にのせました。

すると、二度目なのでBちゃんは泣く事もなく、平然としていました。

A君が一人で塀を登るのを見届けてから、私は高い所から安全に下りる方法を教えました。

①上半身を塀の屋根にくっつける

②足を真下にダランと降ろす

③ゆっくりと上半身をずらしながら、出来るだけ地面に足を近づける

上記の行動が、少し高い所から安全に降りる方法です。

A君は意図的に足を真下にダランと降ろすのが初体験で、上の画像にあるように何故かピーンと足を伸ばしました。

何度か言葉がけをすると、恐る恐る足を真下にダランと降ろすことが出来ました。

③は怖がることもなく、問題なく成功しました。

いずれ、別の場所でもこの降り方を実践してもらおうと思います。

そこで成功したら、本当の意味で習得したと言えるでしょう。

水蜘蛛の術は覚悟が必要

敷地内にはロープが張られた池があり、水蜘蛛の術体験ができます。

水蜘蛛は今で言う浮き輪のようなもので、足につけて水の上を渡ります。

高いバランス感覚がないと、ひっくり返る確率が非常に高いです。

チャレンジ精神のあるA君はチャレンジし、スタートして僅か数秒でひっくり返っていました。

でも、そのチャレンジ精神は素晴らしいと思います!

ひだち教室では、生徒の「やってみたい!」という気持ちを大切にし、新しいことにもチャレンジしてもらいます。活動を通して、危機回避スキルや危機管理能力といった安全に関することを学ぶ活動も行っています。

活動に関するご質問、お問合せもお気軽にどうぞ。

>>>お問合せフォームへ

アクセスと地図


JR草津線:甲賀駅で下車。甲賀駅から送迎車に乗ります。

甲賀の里に電話をしたら、約10分ほどで迎えに来てくれます。

甲賀駅のロータリーで待っていたら、声をかけてくれます。

駐車場:最大500台駐車できる無料駐車場があります。

営業時間:10:00~17:00

定休日:月曜日

入村料金:18歳以上 1100円 12~17歳 900円 6~11歳 800円 3~5歳 600円 2歳以下 無料

各種割引:障害者手帳(同伴者含む) 200円引き JAFカード  100円引き

忍者衣装レンタル代:大人 1100円 小人700円

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