ひらぱーでチャレンジ!~経験は不安を打ち消す編~

ひらぱーには何度も来ているひだち教室長の安藤です。

12月の課外活動で、ひらぱーに行ってきました。

年齢の高い生徒達と年齢の低い生徒達の合同です。

ひらぱーによく行く理由

ひらぱーは老舗の遊園地と言えるほど、昔から馴染みのある遊園地。

2年に1回ぐらいのペースでよく利用します。

ひらぱーは基本的には楽しむ場所。

しかし、発達障害のある人の中には、あまり楽しめない場所だったりします。

①不安が強くアトラクションに乗らないor乗れない

②興味を持ちにくいからアトラクションに乗らない

③自分には無理という思い込みがある

④人混みが苦手だから避ける

⑤至る所から聞こえる人の声が苦手

家族と行っても、乗り物に一切乗らずに終わった。

そんな話もよく聞きます。

遊園地では楽しめないと、諦める人もいるでしょう。

④と⑤が原因なら、無理強いはあまりしません。

でも、①~③が原因なら、私は勿体ないと思っています。

やりようによっては、遊園地で楽しめるようになるからです。

ひらぱーは他の遊園地と比べて利点があります。

・良心的な値段

・長時間行列に並ぶことがない

・教室からそれほど遠くない

定期的にチャレンジする場として適しています。

ひらぱーはチャレンジする場でもある!

課外活動でひらぱーを利用する時は、ただ単に楽しむだけではありません。

生徒達にはチャレンジすることを求めます。

何故なら、下記のことが期待できるからです。

・世界観が拡がる

・自己理解が深まる

・自信がつく

・自己肯定感が高まる

・イメージと現実には違いがあることに気づく

・出来てるようで実は出来ていないことが発覚する

・社会性が高まる

生徒1人に全て該当することは稀です。

でも、経験上どれかは必ず該当してきます。

初めての切符購入

年齢が低い内は、自分で切符を購入するという経験がほとんどないと思います。

大きくなれば、自然と買えるかもしれません。

でも、私は小さい内からやることに意義があると思っています。

『自分のことは自分でやる』

自立心を芽生えさせ、習慣化するには、小さい内からそういった経験が大事。

大きい生徒には、別の理由もあります。

生徒の中には、障害者手帳を持っています。

障害者手帳を使うと色々割引がかかり、お得。

でも、そのお得感を実感できていない生徒もいます。

何故なら、自分で手帳を使って購入する機会がないため。

お得感を実感しなければ、なかなか使用しようとしない。

私はそういう生徒達を何度も見てきました。

はっきりいって、勿体ない。

使えるものは使わないと。

生徒達にお得感を実感してもらうために、私は生徒自身で購入するよう求めます。

回るのが苦手な人はコーヒーカップにご用心

コーヒーカップは人気のアトラクション。

でも、回転が弱い人もいます。

今回コーヒーカップを体験したひだちスタッフがそうでした。

コーヒーカップが終わると、スタッフは真っ青な顔。

一緒に回転した生徒は、こういう人もいるんだと驚いていました。

同時に、その生徒は気遣いもみせていました。

この生徒は人に優しくできるタイプだと、思わせてくれますね。

話し合いで決める

ひだち教室の活動では、出来るだけ話し合いをする機会を作ります。

それは小学生グループであってもです。

当然、ひらぱーでも話し合いの場面が沢山ありました。

小学生だけだと、なかなか決めることが出来ません。

そのため、話し合いの時間がかかることが多いです。

しかし、今回は小学生グループの中に1人中学生がいました。

中学生は様々な提案をし、小学生はそれに従う。

ということはなく、小学生達にツッコミを受けていました。

ただ、そういった雰囲気がグループ内に上手く作用しました。

以前よりも、小学生達の決断が素早くなったのです。

中学生は無自覚でしょうが、話し合いでは『火をつける』タイプなのでしょうね。

経験はあるが実はよく分かっていないことを学ぶ

生徒達の話し合いの結果、昼食はマクドナルドになりました。

全員、マクドを食べることは慣れています。

しかし、自分で注文して自分で商品を受け取るという経験は意外と少ない。

ある生徒は、注文してお金を支払うことはできました。

ところが、受け取り方を知らなかったのです。

支払い後に貰った、数字の書かれた紙が何のための物か知らない。

数字が呼ばれ、掲示もされているのに、ずっと立っていました。

そこで、私は生徒にシステムを教えました。

「そうなん?!」

生徒はとても驚いた表情をしていました。

発達障害のある子供は、

「これぐらい分かっているだろう」

ということが、分かっていないことが多いです。

だからこそ、1から全て経験させるというのは大事。

生徒は良い学びになったと思います。

不安との戦い

不安が強いために、乗れるアトラクションが極端に少ない生徒もいます。

過去に経験した結果、本当に怖いと感じたから無理というのではありません。

経験ないのに、極端なイメージをして不安に襲われるのです。

いわゆる不安先行型。

ASDの子供には多いです。

画像にあるように、不安でしゃがみ込む生徒もいました。

経験させないと不安は取り除かれません。

だから私は、生徒が不安がる時ほど、経験させるべきという信念があります。

とはいえ、身体的な拘束をして無理やり乗せるのはダメです。

・勇気づけ

・一緒に経験する

・乗らざるをえないルールを事前に作る

・自分で選択させる

・暗示をかける

私は上記の4つを心掛け、生徒達には経験させています。

やってみると意外と平気だと気づく

トロールパニックパチャンガ。

初体験の生徒達は不安でいっぱいでした。

私は乗る直前まで、生徒達に声をかけ続けました。

私:「やってみると意外と平気やから」

スタートしてしばらくすると、意外と平気なことに気づく生徒達。

そして楽しい事に気が付き、笑顔が見られるようになりました。

終わると、生徒達は私が言った言葉を反復し始めました。

生徒達:「乗ってみたら意外と平気やった~」

生徒達:「また乗りたい!」

そうなんです、世の中やってみたら意外と平気なことが多いんです。

だから私は乗ってもらうように働きかけています。

続きはまた次回に書きたいと思います。

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