肥後もっこすは女性に人気のラーメン店【京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町】
肥後もっこす。
初めて行った時はそのインパクトのある名前に驚いたものです。
京都はラーメンの激戦区ですが、そんな中でも異色のラーメン屋です。
今回は何度もお世話になっているラーメン屋をご紹介します。
熊本ラーメン 肥後もっこす店舗情報
京都府植物園の反対側の道路に、肥後もっこすという変わった名前の店があります。
まずは皆さまが気になっているであろう、肥後もっこすについて説明します。
地震もなんのその!肥後もっこすとは
肥後もっこすにはちゃんと意味があり、熊本県民の気質を表現した言葉です。
純粋で正義感が強く、反骨精神もあり、一度決めたらてこでも動かない頑固な男性的な性質を指します。
熊本県で発生した地震で被害を受けましたが、この肥後もっこす精神が県民の根底にあるからこそ、立ち直りつつあると言っても言い過ぎではないと思います。
初めて来店した時に、店長さんに直接意味を訊くと「俺みたいなやつのこと」と言っていました。
確かに、頑固で気の強そうな印象の方だったので、妙に納得しました。
こういう人達が熊本を支えているんだと思うと、熊本に対するイメージが変わりますね。
さて、店の紹介を続けます。
外観はラーメン屋としてはオシャレな部類だと思うのですが、周りの店と比較するとどうしても地味に見えます。
しかし、それがかえって店の個性となり、足を運びやすくしていると思います。
昼時になるとお客の出入りが激しいのですが、特徴的なのが女性客の多さです。
勿論男性客もいるのですが、割合的に丁度半々といったところ。
店の前には立て看板があり、お勧めラーメンの写真が掲載されています。
店内はお客でいっぱいでしたが、テーブル席は空いていたので、すんなりと座ることができました。
明太子ごはん、高菜ご飯というのは定番ではありますが、パイクご飯という聞き慣れない商品があります。
初めて来た人はまず気になるワードでしょう。私も初めて来た時はとても食いつきました。
テーブルには、紅ショウガだけでなく、チップ状にした揚げたニンニクが入ったツボが置かれています。
メニューを写真で紹介
熊本ラーメン 730円。
同じ九州とあってパッと見た時は博多ラーメンと同じだと思いました。しかし、全然違います。
麺は細麺ではなく中細麺なので、意外ともっちゃりしています。そして、食べ応えがあります。
スープ自体は博多ラーメンと似ていますが、チップ状にした揚げたニンニクやマー油(にんにくを揚げた油)、フライドガーリックが入っており、マイルドな味に仕上がっています。
そのため、私みたいに博多ラーメンと同じという感覚で食べると面食らいます。
違いをしっかり理解している奥さんは「この味が良いねん」と、懐かしさに浸りながら完食しました。
パイクラーメン唐揚セット(大盛) 1450円。
パイクとは、上質の豚バラ肉を秘伝のタレでじっくり煮込まれ、骨がとろけるほど柔らかいです。
骨がとろけるほどというのは比喩だと思って口に入れると、本当にとろけています。
骨なのにサクサクしていて、今までに味わったことがないこの食感は、最初は気持ちが悪いと思いました。
しかし、食べていく内に慣れてきて美味しく感じるようになります。
とんこつスープとの相性は抜群で、飽きにくいです。
また、キャベツとの相性も良く、パイクと一緒に食べると、キャベツの甘みが秘伝のタレの味を緩和してくれて、ちょうど良い味にしてくれます。
唐揚。
セットなので量はありませんが、1個が意外と大きいです。
そのままで食べても美味しいのですが、塩コショウと一緒に食べると、絶品料理に昇格します。
肉自体は濃い味という感じはありませんが、塩コショウと一緒に食べると肉の濃さが引き立って美味しいです。
ラーメンとの相性はいまいちですが、単体として十分美味しいので、注文する価値がある料理です。
北山駅のすぐ近く
地下鉄:烏丸線 北山駅から徒歩1分。
駐車場はあります。2台駐車することができます。
営業時間:ランチ 11:30~15:00 ディナー 18:00~23:00
定休日:不定休
電話番号:075-722-4922
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