中華料理の吉勝の充実ぶりに驚き 【滋賀県大津市下坂本】
161号線を北に、ひたすら車を走らせていると、中華料理屋があります。
普段なら行き過ぎていましたが、お腹が減っていたのと好奇心で寄ってみました。
Contents
吉勝大津店の店舗情報
南から北へ進むと反対側に店があるので、適当な所で右折して住宅街に入り、その住宅街をグルっと一周してから161号線に戻って店の駐車場にとめました。
そんな面倒くさいことになったのは、駐車場の形状と満車に近かったのが原因です。
店の外観は中華料理屋というつくりではなく、もともとはホテルなのかレストランだったのかという感じです。
玄関だけはとってつけたかのような中華料理屋っぽい雰囲気をだしていました。
自動扉には吉勝についての説明書きがありました。
食材に対するこだわり、気軽に美味しく健康的な品々を食べて頂けるよう、常に工夫とおもてなしの気持ちを持っている。一品料理やランチメニューが充実していて、最大70名までの大小宴会を承るとのこと。大人数の客を想定した店のようです。
扉を開けて中に入ると、中華料理屋というよりもホテルやレストランという雰囲気のスペースがありました。
壁には台所に直結する扉がつくられており、隠す事もなく台所で作っている様子を普通に見れたので少し驚きました。
2階にも席があるようです。
しばらく待ちましたが、スタッフが出迎える様子がなかったので、奥に進みました。
すると、どこかでセンサーが察知したのでしょう、「いらっしゃいませ~」と日本語に不慣れな感じの声が聞こえてきました。
奥に進むと、テーブル席、カウンター席、靴を脱いでのテーブル席もあり、外観では分かりませんでしたが、思った以上に広々とした店です。
お昼の時間は若干過ぎていましたが、グループまたは家族で来られている客が多かったです。
一人で行ったのでとりあえずカウンター席に座りましたが、全席喫煙できるとあってたばこ臭かったです。今時珍しいですね。
カウンター席に座って驚いことが2点。
カウンターに小さな石油ストーブが置かれていました。温かいですが、安全を考えるとアウトです。
子供が触る危険性がありますし、強い揺れの地震が起きたら確実に倒れます。
もう1点は、餃子のタレです。餃子のタレがカウンターにあり、何気なく手に取ってみました。
ソースと判別しやすいようネームが貼られていたのですが、そこには「餃子汁」と書かれていました。
おそらく中国語では餃子のタレのことをそのように書くのでしょうが、驚きと同時に思わず笑ってしまいました。
メニューをチェック
メニューを開くとあまりの多さに引いてしまいました。
さすが貼り紙に「ランチメニューが充実している」と書いてあるだけあります。
ランチメニューは存在しますが、それ以外の料理も普通に注文できます。
全て書くのは大変なので、ランチメニューと食べた料理を書きます。
食べたら随時写真と感想をアップしていきます。
ランチメニュー
ランチメニューとうたっているのは、日替わりランチだけですが、ランチ時はセットメニューや定食メニューもよく出るとのこと。
日替わりランチ
780円。
一品料理(選択化)、揚げ物(選択化)、漬物、サラダ、杏仁豆腐、ごはん(お替り自由)、ラーメン(醤油、塩、台湾、豚骨、味噌ラーメンから選べます。)
ボリュームがあるのにこの値段は驚きです。
ラーメンセット
Aセット 780円。Bセット 900円。
10種類のラーメン(塩台湾、台湾、醤油、塩、豚骨、豚骨台湾、味噌、味噌台湾、ネギ、四川坦々麺)とご飯類(炒飯、四川炒飯、高菜炒飯、天津飯、麻婆飯、キムチ炒飯)を組み合わせたのはAセットです。
10種類のラーメンとご飯類(ニンニク炒飯、サクラエビ炒飯、中華飯、回鍋飯、エビ炒飯、海鮮レタス又焼き炒飯、カニ炒飯)を組み合わせたのはBセットです。
塩台湾ラーメンと天津飯のセット。
どちらかがミニサイズかと思っていたのですが、両方とも普通サイズで出てきました。
天津飯はゴマ油が効いていて、とても香ばしく、アンはドロドロタイプなので、私好みです。
スプーンですくう度にアンの重さがズシっと感じます。それほどアンは濃厚です。
濃厚なのでお腹にもたまっていく感じがあり、女性にはきついかもしれません。
私ですらも最後の方はギブアップしかけました。
味は申し分ないですが、もう少しゴマ油が少なくても良いかもしれません。
天津飯はメニューの写真からして重たそうだったので、ラーメンは軽そうな塩台湾ラーメンにしました。
スープはあっさり系ですが、唐辛子が入っているので辛かったです。
麺は縮れ麺。長い事縮れ麺は食べていなかったので、ちょっとした感動を覚えました。
やはり縮れ麺は美味しいです。
せっかくの縮れ麺なのに台湾風のスープだったのが勿体なかったです。次来た時は日本風のラーメンを注文しようと思います。
定食メニュー
1080円の定食は、エビチリ定食・エビマヨ定食。
980円の定食は、青椒肉絲定食、ニラレバ定食、八宝菜定食、回鍋肉定食、酢豚定食、油淋鶏定食、
豚トロの黒コショウ炒め定食、若鳥の唐揚定食、炒飯定食、餃子定食。
880円の定食は、麻婆豆腐定食、野菜炒め定食、カニ玉子定食、麻婆ナス定食。
550円の定食は、子供定食。
食べた一品料理
餃子 280円。
小ぶりで少しクセのある餃子です。
クセがある原因は、ニンニクが多めだからかもしれません。しかし、食べていくうちに慣れてきます。
外側はカラっと焼かれているように見えますが、箇所によっては少ししっとりしています。
小ぶりということもあり、小さいお子様にも食べやすいと思います。逆に言えばよく食べる人には物足りません。
おかずというより、お酒(特にビール)のおつまみに合う感じです。
なので、餃子定食よりもビールセットで注文すると満足できるのではないでしょうか。
牛肉のクミン風味炒め 980円。
クミンという聞き慣れない言葉ですが、食べてみたらどこかで食べたことのある味でした。
最初に連想したのはインドネシア料理です。ただ、インドネシア料理の何かは思い出せませんでした。
調べてみると、インドカレーには欠かせないスパイスのようです。
美味しいかと訊かれれば「美味しい寄りかな?」と答えてしまうぐらい、微妙な味です。
一口、二口程度なら変わった味として、美味しく楽しめるのですが、量を食べると段々テンションが下がってしまいます。
好みが非常に別れる料理だと思うので、一人で食べずに、グループで分けあって食べることをお勧めします。
アクセスと地図
JR線:比叡山坂本駅から徒歩11分。
京阪線:松ノ馬場駅から徒歩17分。
駐車場はあります。8台~9台ほど駐車できます。
営業時間:ランチ 11:00~14:30 ディナー 17:00~24:00
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