水火天満宮の桜は見事です!【京都市上京区扇町】
今年は見た事がない桜を見にいこうということで、桜の名所として名高い水火天満宮という神社へ行きました。
実は学生の頃に何度か訪れたことはありますが、桜のシーズンは初めてです。
Contents
菅原道真が御祭神の水火天満宮情報
地下鉄の鞍馬口駅から徒歩で向かいましたが、年齢のせいか意外と疲れました。
天神公園内に入ると、花見をしている人がいて賑わっていました。
ギターをとりだして奏でようとしていましたが、ちょうどその時、神社から和太鼓の音が聞こえてきたので止めました。
凄い人だかりとは言えませんが、何かやっているなと分かります。
桜花祭りは毎年4月の第一日曜日に催されています。
厳かな雰囲気の中、巫女さんが儀式を執り行っています。
観光客と思しき人達がたくさん見物していて、様子を見守っていました。
湯気がもうもうとあがっている湯の中に笹を入れて、周りに湯をまき散らします。
邪気を払う効果があるそうです。
結構な熱さなようで、見物客にかからないよう、スタッフが見物客よりも前に出てガードをしていました。
使われた笹がこれです。
何の変哲もない笹のように見えますが、きっと特別にこしらえたものだと思います。
邪気を払う儀式を終えると、巫女さんは拝殿へ入っていきます。
雅楽の音色が響き渡ると、巫女さんは再び舞います。より一層神聖な雰囲気を味わえます。
巫女さんの舞が終わると、宮司さんの出番です。
予約制でしょうか、拝殿の前に座っていたお年寄り達にお祓いを始めます。
私もしてもらいたかったです。
本殿の側に2体の像があるのですが、どちらかが菅原道真です。
水火天満宮の御祭神は菅原道真。菅原道真と言えば学問の神様で有名です。
学業は当然ですが、火難、水難、安産、厄除けといったご利益があります。
就職のご利益がある六玉稲荷大明神社
水火天満宮の敷地は狭いため、拝殿のすぐ目の前に立てられています。
東本願寺にあったものが明治維新前に移されたもので、就職祈願や商売繁盛のご利益があります。
昔から雇い入れ契約を円満に解決する霊験あらかたな神社なので、人材確保でお悩みの人がよく参拝に来られるそうです。
この日は桜花祭だったのと、拝殿の前に人が集まっていたということもあり、私がいた時はこの神社を参拝する人をあまり見かけませんでした。
桜と境内情報
見事な枝垂桜です。
京都には数多くの桜の名所がありますが、人々を覆うように咲く枝垂桜としてはここが一番好きです。
ポイントは狭い敷地。
もし広い敷地だったら、ポツンと咲くだけで、わざわざ下をくぐることはないでしょう。
しかし、ここは敷地が狭いため、枝垂桜の下をくぐらなければいけません。
何気ない行動かもしれませんが、人と桜が別々に生きているのではなく、共存しているんだと感じました。
ガイドお勧めのパワースポット
団体の観光客がいたのですが、そこのガイドさん(?)の話に耳を傾けると、ここはパワースポットであると力説していました。
金龍水。
眼病に効くと言われる「金龍水」が涌く井戸があります。
鎮座以来、水が枯渇することなく、水質の良い清水が涌き続けています。
登天石。
この石の上に菅原道真の霊が降臨したという伝説がある霊石です。
それだけではありません。実は隕石だという説もあり、ミステリアスな石です。
信じるか信じないかはあなた次第。というセリフが勝手に脳内で再生されます(笑)
出世石。
登天石のすぐ隣に鎮座している石。
その名の通り、たいそう出世した人が寄贈した石で、大願成就し、世に出る石として信仰されています。
御朱印とお守り
桜花祭りがあったため、御朱印は社務所の窓際で売られていました。
桜花祭り専用の御朱印です。こういう限定ものは思い出に残りますね。
普段はこちら側で御朱印やお守りが売られています。
お札の種類が多いです。
学業成就、就業成就、災難厄除け、交通安全、出世成就、和合成就、子授安産といった種類のお守りがあります。
私が気づいていなかっただけかもしれませんが、この日は実物を見ることが出来ませんでした。
アクセスと駐車場情報
地下鉄:烏丸線 鞍馬口駅から徒歩10分。
地図上では西に向かえば良いだけです。
そのため、「西に向かえば着くやん!」と、住宅街を通り抜けようと試みると迷います。
素直に、鞍馬口通りを西へ向かう事をお勧めします。
バス:市バス 9系統 西賀茂車庫行 天神公園前下車。
駐車場はありません。
拝観時間:自由ですが、午前0時をまわると消灯します。
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