鵜戸神宮はパワースポット【宮崎県日南市大字宮浦】
2024年8月8日に地震(震度6弱)が発生。
鵜戸神宮も被害を受けました。
昔、生徒達と参拝した神社で思い入れもあります。
復興の願いも込めて、再掲載します。
生徒達との宮崎県の旅。
個人的にも初めての宮崎県なので、神社を参拝しないわけには行きません。
宮崎県有数のパワースポットとして知られている、鵜戸神宮を参拝することにしました。
神話で有名な鵜戸神宮情報
鵜戸神宮は、モアイ像で有名なサンメッセ日南から車で10分程の所にあります。
サンメッセ日南のスタッフは5分ほどで到着すると言っていました。
実際は、車で鳥居をくぐってからさらに5分はかかりました。
海岸には鵜戸千畳敷奇岩が広がっていますが、写真を撮る余裕がありませんでした。
というのも、道路が狭いのです。
しかも対向車が意外と多くて、すれ違う時は神経を使います。
時折、歩行者にも遭遇。
鳥居から結構な距離があるので、「大変だな~」と生徒達は話していました。
駐車場に着くと、たくさんの車が止められていました。
ナンバーを見ると、私達のようにレンタカーを利用している方が多かったです。
宮崎県の南端に位置する鵜戸神宮。
気軽に訪れられる場所ではないのにも関わらず、多くの参拝者が全国、世界から集まってきています。
コロナウィルスの影響で観光客が激減している京都。
鵜戸神宮は影響があまり見られず、外国人もたくさん見かけました。
神犬石。
参道から御本殿を守護するように見えることから、神犬石と呼ばれています。
犬にも見えるし、カエルにも見えますね。
絶景との調和に感動
楼門。
神門を抜け、しばらく歩くと楼門が見えてきます。
鮮やかな朱色と大きさに、参拝者は思わず歩みを止め、写真を撮ってしまいます。
参道の横は海岸が広がっており、まさに絶景。
大きな岩(?)が所々に点在しているのですが、よくよく見ると、不思議な模様をしています。
遠くからではよく見えなかったのですが、後で分かりました。
参道を歩いていると、海岸にある岩と同じ色、同じ形状の岩がありました。
海水で表面が削られて滑らかになり、まるで作り物のように見えます。
自然がつくりだしたと思うと感動です。
神使のウサギ。
鵜戸神宮の神使はウサギです。
御祭神の日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)の「鸕鷀(う)」が「卯」・「兎」になったと考えられ、縁の深い動物として慕われているそうです。
生徒の一人は、鵜戸神宮がウサギにまつわる神宮と知っていたようで、
「今回鵜戸神宮を参拝することになったのは、鵜戸神宮が兎年の俺を呼んだに違いない」
と言っていました。
福注連縄(ふくしめなわ)。
手水舎の側に、福注連縄(ふくしめなわ)なるものが置いてありました。
福注連縄(ふくしめなわ)で身体を撫でて心身を清め、開運招福や身体健全の御神威をいただくそうです。
神橋。
この橋を渡ると、御本殿に至る急な石段があります。
かつては、橋の手前から履物を脱ぎ、裸足でお参りをしていたそうです。
今ではその習慣がなくなりましたが、普通の橋ではないと感じる人は多いことでしょう。
神秘的な洞窟内に本殿が!
本殿。
洞窟内にある本殿を見た瞬間、感動を覚えました。
朱色の色鮮やかな本殿は、洞窟内に神秘的な雰囲気を漂わせていました。
自然との調和が見事になされていて、パワースポットと言われる理由が分かります。
御祭神は日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)。
山幸彦と豊玉姫命の子供です。
ここ鵜戸神宮は、豊玉姫命がお産をした場所と言われています。
私達が訪れた時、巫女が舞(?)をしていました。
普段はそれほど気にすることはないです。
しかし、周りの雰囲気とマッチしたその舞に、思わず見入ってしまいました。
皇子神社。
本殿に向かって左奥にあります。
撫でうさぎ。
撫でることで願いが叶うと言われているウサギの像。
多くの人に撫でられてきたのでしょう、色がはげ落ちています。
御霊石。
室町時代中頃から祀られている石。
願い事は諸願成就し、国家安泰を祈祷して、霊験あらかたと伝えられています。
石に円形の跡がついているのですが、何も説明はありませんでした。
一体何なのか、気になります。
お乳岩(おちちいわ)。
豊玉姫が育児のために、両乳房を洞窟内にくっつけていかれたと言われています。
乳房のような小さな岩が天井からニョキっと出ています。
今尚、石清水を滴らせ、安産・育児を願う人々の信仰の拠り所となっています。
おちち飴。
お乳岩からしたたり落ちる石清水を使って作られた飴。
一袋300円。ご利益があるなら安いですね。
霊石亀石。
豊玉姫が出産のために乗ってこられたと言われる、霊石亀石が本殿下の磯にあります。
この亀石の背中に桝形のくぼみがあり、運玉を投げ入れると、願いが叶うそうです。
運玉。
亀石に投げ入れる運玉は、男性は左手で投げ、女性は右手で投げるという決まりがあります。
5つで100円。手頃な値段です。
私と生徒達は、願いを込めながら左手で投げました。
私は5つの内、1つがくぼみに入りました!もう一人の生徒も1つ入ることに成功。
他の生徒達は入れることができず、がっくりと肩を落としていました。
御朱印とお守り
御朱印は社務所で貰えます。
紙の御朱印で良いなら、神符授与所でも手に入ります。
達筆というより、読みやすい綺麗な文字。
個人的には、こういう文字の方が好みです。
健康、縁結び、勝負運、仕事運、厄払い、交通安全と揃っています。
その中に、ペット対象のお守りもありました。時代のニーズに沿っていますね。
兎にまつわるお守りもあり、兎年の生徒は購入していました。
アクセスと地図
JR:伊比井駅から路線バス(日南行、飫肥行、都井岬行)に乗車。鵜戸神宮で下車し、徒歩10分。
油津駅から路線バス(宮崎駅行、空港駅行)に乗車。鵜戸神宮で下車し、徒歩10分。
駐車場:無料駐車場が三か所あります。
第一駐車場は、鵜戸神宮に最も近くて、お土産屋やトイレも近くにあるので便利です。
ただし、50台しか駐車できず、休日となると混みます。
第二駐車場は、250台も駐車できる広いスペース。比較的空いています。
鵜戸観光駐車場は、鵜戸神宮まで徒歩15分と遠くにあります。
40台しか駐車できませんが、狭い道路を運転する必要がないので、大きな車で来られる方にお勧め。
拝観時間:4月~9月 6:00~19:00 10月~3月 7:00~18:00
定休日:なし。
電話番号:0987-29-1001
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