狸谷山不動院の火渡り祭りは有名です【京都市左京区一乗寺松原町】

宮本武蔵で有名な八大神社での参拝を終えた私は、続けて狸谷山不動院へと足を運ぶことにしました。

不動明王像が安置されている狸谷山不動院情報

八大神社から狸谷山へと続く道はずっと坂道なので、徒歩だととても疲れます。

しばらくすると、狸谷山祈祷殿と書かれた石碑が見えたので、意外と近かったと思ったら、何か違います。

本堂ではなく、車とバイクのご祈祷を受けられる場所でした。

新しいバイクや車を購入された時をはじめ、旅行前や法定検査時など、車・自分・家族の安全を願って、交通安全祈祷を受けることができます。9時~16時まで、30分ごとにご祈祷を行われています。

車のご祈祷とあって、広い駐車場があります。私が行った時は、車が一台しかありませんでしたが、時期によってはとても混むそうです。

阪神が2003年に優勝した時の優勝記念碑がなぜか駐車場内にありました。

阪神と何か縁があるのかと受付の方に訊いたところ、阪神とは特に縁はないとのこと。

しかし、吉田元監督が狸谷山不動院を信仰している(?)というご縁から、優勝記念碑をつくったそうです。

祈祷殿を出発して、さらに山奥に入っていきます。坂道は相変わらずきつく、長い。

正直嫌気がさしてきました。そんなことを考えていると、ふと道路の脇に小さな狸の石像を見つけました。

愛くるしい顔をした狸の石像は、全身にコケがついていて、結構な年数を経ているのが分かります。

ようやく駐車場に到着。ホッとしました。が、実はここからが本番です。

狸谷山とあって、大量の狸の置物。夢に出てきそうです。

ここからの階段は全部で250段あります。

看板には、この階段を「健康階段」と銘打っていましたが、ここまでに来るのに十分健康になる坂道を歩いてきたのだから、勘弁してくださいと思う人は多いことでしょう。

狸谷山不動院の説明が書かれた立て看板の側に、石柱がありました。

そこには「許可なくして学生トレーニングを禁ずる」と書かれていました。

わざわざこういうのが立てられているということは、トレーニングとして利用していた人が結構多く、問題視されたのでしょう。

伏見稲荷大社の鳥居のようにズラリと並んだ赤い鳥居。

そこをくぐりながら進むと、白龍弁財天社が見えてきました。

ここに祀られている白龍弁財天は、1718年に木食上人参籠修行のみぎり、「一切衆生の苦難、恐怖を除き、財宝、福利を与え給え」との誓いをもとに奉安したものです。崇敬する信者も多いそうです。

階段の所々に、こういった小さな狸の置物が階段の端っこに置かれていて、現在何段登ったかを教えてくれます。

七福神の石像があり、参拝者を応援してくれているようです。

さらに49段の階段を登ると、弘法大師像がお出迎えしてくれます。

お迎え大師と呼ばれていて、全国を行脚した大師に倣い、足腰の健康を願います。

疲れ切った足の回復を願って、像の前でお祈りをした後、再び階段を登り始めました。

弘法大師を祀る光明堂が見えてきました。

堂の周囲には四国八十八か所霊場のお砂踏があり、遍路の功徳がいただけるそうです。

四国八十八か所巡りは、体力的にも時間的にもなかなか難しいため、一種の救済処置みたいのでしょう。

本殿まであと少し。最大の難関ともいえる、角度のあるハードな階段を登らなければいけません。

もういい加減にしてくれと、叫びたくなりました。

ついに本堂の目の前にある広場に到着しました。

広場の中央には、護摩を炊いた跡がありました。7月に、この広場で火渡り祭が行われます。

テレビでもよく取り上げられるので、全国的にも有名な祭事です。

一般の人も参加できるので、生徒と共に一度参加したいです。

清水寺の舞台と同じ懸造という建築技法が使われていて、見事なものです。

三社明神堂は、衣食住の神様が祀られています。

生活を送る上で基本となる部分なので、人々の信仰心は篤く、お百度参りをする方は後を絶ちません。

宮本武蔵が吉岡一門との決闘をする前にここの滝でうたれ、修行したそうです。

この滝行によって降魔の利剣の極意を感得し、己の恐怖、煩悩に打ち克ったことを悟った武蔵は、見事決闘に勝ちました。

さぞ見事な滝だろうと思っていたのですが、見てみるとチョロチョロと水が流れているだけでした。

昔は滝行ができるほどだったのでしょうが、年月を経て水量が減ったのでしょう。

現在は滝行はできませんが、自分の煩悩を洗い清める滝として、身・口・意を浄化して不動の力を授かろうとする信者は多いです。

本堂へ入るには、入山料(500円)が必要です。入山料を支払うと、もれなくポストカードがついてきました。

狸谷山不動院は、金運アップ、ガン封じ、交通安全、商売繁盛といった、多くのご利益が授かれます。

柱を見てみると、多くの願掛けの絵馬が奉納されているのですが、比率的にガン封じ、病気平癒が多いです。

本堂は撮影禁止だったので、不動明王は撮れませんでした。

眼力のある不動明王で、感受性の強い子供だと泣くかも。

お守りと御朱印

狸谷山不動院は車・バイクのお守り(ステッカー付)が人気だと思います。

というのも、車を運転していると、狸谷山不動院のステッカーを貼った車をよく見かけるからです。

お守りだけでなく、清めの砂、護摩ふだ、ご尊影、ガン封じ・難病除けのお札なども売られていて、不動明王梵字ストラップを見ると、随分現代的な物だと思ってしまいました。

御朱印は頂いたのですが、どこかにしまってしまい、現在行方知れずなので、見つかったらまたアップします。

アクセスと駐車場情報


叡山電鉄:一乗寺駅から徒歩40分。

京都市営バス:5・65・北8系統にて、一乗寺下り松で下車し、徒歩30分。

京都バス:55系統にて、一乗寺下り松で下車し、徒歩30分。

150台も駐車できる無料駐車場があります。

ただし、注意しなければいけないのは、駐車場から本堂まで結構な距離と坂道、階段を歩かなければいけないので、運動に適した靴を履くことを強くお勧めします。

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