太郎坊宮でご利益を授かろう~子供が楽しめるポイントとは?~
太郎坊宮は何度行っても飽きないひだち教室長の安藤です。
パピエで赤色わらび餅を作り、食べてから太郎坊宮へ参拝することになりました。
歴史関係が好きなA君は太郎坊宮に来たことがあります。
幼児のBちゃんは初めてで、そもそも参拝自体あまり馴染みがありません。
A君は来たことがあるといっても、予想通り行っていない箇所がありました。
それは修験者が修行をする洞窟。
個人的にはぜひ見て欲しい所です。
今回私は二つのねらいを設けました。
・修験者という存在を知る
・参拝の楽しみ方と参拝方法を学ぶ
子供にとって神社はそれほど面白いものではありません。
しかし、太郎坊宮は子供が楽しめる神社でもあります。
実際、二人は疲れる様子もなく予想以上に楽しんでいました。
太郎坊宮の楽しみ方
太郎坊宮と言えば、700段以上の階段が有名。
正直かなり疲れますが、子供達に太郎坊宮の思い出を強く残したいなら登るべきでしょう。
登りきるのに大人でも時間がかかるので、子供だと尚更時間がかかります。
子供と一緒に登るなら、時間に余裕がある時が良いでしょう。
私達は時間に余裕がなかったので、今回は階段を避けました。
では何で来たかと言えば、車です。
車で結構な高さの所まで登れるので、体力がない人や体が不自由な人も参拝しやすいです。
ただし駐車スペースは限られているので、混んでいる時は待つことになります。
かわらけ投げで大興奮!
駐車場からすぐの所に、かわらけ投げができる場所があります。
かわらけ投げは厄除けなどの願いをかけながら、素焼きした皿などをリングに向かって投げて通す遊び。
通常リングは円形ですが、太郎坊宮にはハート型のリングもあり、女性ウケが良いです。
かわらけ投げは意外と難しいですが、入った時はとても嬉しいです。
A君はプライベートでやった時は一度もリングを通らなかったそうですが、今回は2回も通りました。
「いえーい!」とガッツポーズをして喜んでいました。
Bちゃんは投げ方がよく分かっていない段階なので入りませんでしたが、投げること自体を楽しんでいました。
たくさんの願掛けスポット
太郎坊宮を守護している天狗の像が設置されています。
天狗が持っている『神威玉』に両手で触って願いを込めます。
A君はたくさんの願いがあったのか、しばらくさすり続けていました。
最初Bちゃんは天狗の像を怖がっていましたが、A君のさする様子を見て不安が和らぎ、玉をさすりだしました。
子供によっては怖がるかもしれませんが、誰かが見本を見せて一緒に触ったら平気になります。
参集殿へ向かう道中に、十二支の御神像がおかれています。
十二支の足下には玉があり、玉に触れることによって十二支それぞれ司っている事柄のご加護を得ます。
生徒達は自分の干支の玉を触れていましたが、結局は全ての玉に触れていました。
玉をさすってお祈りをするというのが少し面白かったようで、帰り際もさすっていました。
本殿内でお参りをする前に、Bちゃんに二礼二拍手一礼を教えました。
Bちゃんは作法を初めて教わったようで、少し戸惑っていました。
慣れないながらもスタッフと一緒に行い、参拝を無事終えました。
作法を覚えられるよう、神社へ行く度に一緒にやっていきたいですね。
修験者の修行疑似体験にドキドキ
夫婦岩は神様の力によって開かれたと伝わる大岩で、岩と岩の間は80cmで狭いです。
良い心を持った人が願い事を念じながら通ると願いが叶うと言われ、パワースポットとしても注目されています。
岩と岩の道は薄暗く、幼児のBちゃんは少し怖くて後ずさりをしました。
手を繋いで歩く必要があるかなと思っていましたが、A君が臆することなくスタスタと歩いていく様子を見たBちゃんは恐怖から冒険気分に変わり、楽しみながら一人で歩けました。
鎮魂窟という修験者が瞑想修行をする洞窟があります。
初めて来た人は遠巻きで眺めるだけで終わりますが、実はこの中に入ることができます。
A君は中に入れると私から聞いた時はとても驚いていました。
中はBちゃんですら腰を屈めなければいけないほど狭いです。
また、中まで光が入っているのに暗さが際立つという独特な雰囲気。
A君:「こんな所で修行するんや~、すごいな~」
A君はそんな感想をつぶやきながら、興味津々に中を見渡していました。
Bちゃんは暗いのと独特な雰囲気が怖かったようで、
Bちゃん:「もう出る!」
と言って、そそくさと外に出ました。
努力して手に入れたおみくじに歓喜
参集殿には御守りやお土産の売店があります。
御守りやお土産を見る程度では、子供は面白くありません。
それを知ってか知らないかは不明ですが、子供のテンションが高まるものが置かれていました。
鯛の形をしたおみくじが大量に入った大きな桶が置かれていました。
鯛の形をしたおみくじを釣竿を使って釣る仕様。
このような所で釣りが出来るとは思っていなかった生徒達は一瞬でテンションMAX。
A君&Bちゃん:「やりたい!!」
A君とBちゃんは同時に私に言ってきました。
鯛は二種類あり、赤色の鯛がほとんどを占めていましたが、数匹だけ金色の鯛があります。
生徒達はそれに焦点を定めて、必死に鯛を釣ろうと試みました。
5分以上かかって、釣ることに成功。
大満足の二人はホクホクした表情をしながら帰路につきました。
神社が楽しいと感じる子供はなかなかいません。
しかし、太郎坊宮は楽しいと思わせる工夫がなされているので親子で来ることをお勧めします。
ひだち教室では、生徒の「やってみたい!」という気持ちを大切にし、新しいことにもチャレンジしてもらいます。神社での礼儀作法や楽しみ方といったことも体感できるようサポートしています。
活動に関するご質問、お問合せもお気軽にどうぞ。
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