びわいち~ひだち教室史上最速タイム二日目②~
びわいちは全子供に体験して欲しいと思っているひだち教室長の安藤です。
びわいち一日目、A君は体力的に余裕で終えました。
反対に、私はガス欠と筋肉痙攣で苦しみました。
二日目は、生徒のA君が序盤から苦しみました。
反対に、私は超回復してだいぶ楽になりました。
この記事で、今回のびわいちのお話しは終わります。
Contents
生徒にとって修行な二日目
昨夜、腕の痛みで相当苦しんだ生徒。
寝てはいるが、痛みで起きることが多かった。
万全な状態とは言い難い。
A君は出発前からテンションが低い状態。
二日目の序盤には、ガス欠も起こしたA君。
A君にとって、二日目はまさに修行となりました。
景色を見る余裕なし!
湖西側も景色は非常に綺麗。
特に早朝で快晴だったので、一層景色は綺麗です。
しかし、A君にはそんな景色を見る余裕はありません。
100キロも走らないといけないから、必死になって漕ぎます。
さらにA君はガス欠を起こしたため、気持ち的に余裕はありませんでした。
そんな時に、トラブル発生です!
何かが起きる場所
高島市を走っていると、突然A君は豪快にこけたのです。
私が慌てた様子を見せると子供は不安になるので、冷静になって近寄りました。
幸いA君は大きなケガはしてませんでした。
でも、手の平は結構擦りむいており、出血していました。
まずは水で洗い流し、傷薬をかけました。
A君「ちゃんと石(縁石)避けたのに!」
そんなことを吠えていると、和太鼓を叩く音が聞こえてきました。
周辺に建物はあるが、人の気配が一切ないのにです。
和太鼓にリズム感がなく、ただ叩いているだけ。
あまりにも不気味なので、私達はゾクっとしました。
実はこの地域では、過去のびわいちでも何かが起きています。
1回目、夜中走っていると私の膝の痛みが極限に達し、その場に倒れた。
すると、和太鼓を叩く音が聞こえてきた。
2回目、先頭を走る生徒は突然急停止した。
全員慌てて急停止し、事故りかけました。
理由を聞くと、「止まって!」と聞こえたとのこと。
でも、誰も言っていない。
そして今回で3回目。
やはり何かあると思ってしまいます。
A君「絶対お化けのせいやわ!だって俺はちゃんと避けたもん!」
すっかりお化けのせいにするようになりました(^_^;)
にしても、あの和太鼓の音は一体何なのか、本当に謎です。
痛々しい傷
コンビニに寄り、A君は絆創膏を購入。
痛々しい写真です。
こんな状態になっても、モチベーションを高く保てるA君は凄いですね。
白髭神社周辺は緊張しっぱなし
白髭神社。
この周辺は、びわいちで最も危険なロードです。
歩道がない。
一応サイクリング用の線は引かれていますが、すぐ隣を車が走ります。
白髭神社周辺は車の往来がとても激しく、危険。
全集中で走るよう、A君には伝えました。
A君なりにスピードを抑えていましたが、時速18キロ。
それでも他の生徒達と比較すると速いから、私は内心ヒヤヒヤです。
危険地帯を抜けた時は、心底ホッとしました。
太ももが限界
危険地帯を抜けてから、A君もホッとしたのかもしれません。
A君の太ももが限界に達しました。
そこで、私が整骨院で教わった緩和ストレッチ方法を教えました。
A君は思ったよりも楽になったのを実感し、再び漕ぎ始めました。
食にこだわる
ゴールまで後少しってところで、A君は昼食を食べると言い出しました。
そこで、琵琶湖大橋下にある道の駅で昼食をとることに。
私達はフラフラになりながら食堂に入り、注文チケットを購入。
イスに座った時は、本当にホッとしました。
A君は最後まで食に対する強いこだわりを発揮。
ここでしか食べられない名物料理を堪能しました。
その後、ソフトクリームも食べました。
びわいち中に、これほど食を堪能した生徒は初めてかも。
ゴールまで後20分!
琵琶湖大橋を漕いで渡りきる
筋肉疲労が強い状態で琵琶湖大橋を漕いで登るとなると、かなりキツイ。
私は早々に歩きました。
でも、A君は最後だからこそ全力を出す!
という強い思いで、漕いで登り切りました。
休憩したから、太ももはだいぶ回復したようです。
終わった直後にまさかの発言!
13時にゴール!
ひだち教室史上最速ゴールを達成しました。
こんなに早くゴールするのは予想外。
驚きと同時に、素人でも可能なんだと感動しました。
A君に感想を聞きました。
私「どうやった、びわいちを体験してみて?」
A君「これやったら、完全版びわいちを出来るわ」
今回実施したびわいちは、正確に言うと北湖一周。
でも、北湖一周をびわいちと言うこともあります。
A君は南湖一周も経験しています。
北湖と南湖両方を経験したから、びわいち達成したと認定されます。
では、完全版びわいちとはどういうことか?
それは、北湖と南湖を同時期に一周することを指します。
距離としては、約240キロ。
正直言って、私達のレベルでは一泊二日では不可能。
二泊三日なら可能です。
そのことをA君に伝えると、
A君「じゃあ、できるな(ニヤリ)」
私の身体はもつのかという強い不安はあります。
クリアすべき問題もあります。
でも、生徒がやりたいことを叶えるのがひだち教室の役目。
生徒の笑顔のために、身体に鞭打って実施することでしょう。
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