怪談サークルに初参加~生徒が学んだこととは?~

藤井棋聖の影響で時々将棋動画を見ているひだち教室長の安藤です。

怪談サークル参加を熱望していた大学生のK君。

自粛明けのレッスンは、外部の怪談サークルに参加することになりました。

K君は怪談関連の情報を収集しますが、私はK君から聞くまでは怪談サークル自体の存在も知りませんでした。

怪談サークルに参加したK君は大きく分けて3つのことを学びました。

・一歩を踏み出せる要因

・怪談を話す難しさ

・日本に点在する怪談の面白さ

K君は参加(体験)しないと決して得られないことを学べ、実に有意義な一日になりました。

怪談サークル参加の経緯

K君は家族と一緒にプロの怪談を聞きに行くほど怪談が大好きです。

怪談師の第一人者である稲川淳二は勿論のこと、K君は一般的にはあまり知られていない怪談師のイベントにも参加しています。

K君はそういうイベントには参加していますが、怪談サークルは経験がありませんでした。

「一人で行けば良いやん」と思うかもしれませんが、K君にとっては難しかったようです。

自閉症スペクトラム障害(ASD)の特徴の一つである『イメージ力の弱さ』によって怪談サークルの雰囲気が全く分からず、不安に苛まれていました。

そこで私の出番です。

信頼関係を築けている私と一緒なら安心感が出て、一歩を踏み出せるとのこと。

K君は以前から気になっている怪談サークルがありました。

それが枚方市で活動している「ひらかた怪談サークル」。

K君自身がコンタクトをとるのが理想ですが、技術的要因ではなく「不安」という心的要因で難しい状況。

代わりに私がTwitterで代表者にコンタクトし、参加の予約をとりました。

当初は今年の4月に行く予定でしたが、コロナ騒動で延期。

ようやく6月に活動を再開し、7月に私達は参加することができました。

ひらかた怪談サークル情報

みなさんは怪談サークルと聞いて、どんなイメージを持たれますか?

陰気で怖い雰囲気が流れていて、参加者も暗いというイメージを持たれる人もいるかもしれません。

結論から言うと、全くの正反対でした。

参加者は明るくて雰囲気も明るいです。笑いが出ることも多々ありました。

ひらかた怪談サークルは2016年に発足した怪談サークル。

活動場所は枚方市立サンプラザ生涯学習市民センターを利用することが多いようです。

メンバーになったら絶対毎回参加しないといけなというものではなく、来られる時、興味がある時、都合がつく時に参加でOK。

気軽に参加できるサークルなので、義務感に過剰反応しやすいK君には合っていました。

コロナ騒動の影響もあって今回の参加者は9名の少人数。

代表者は物腰が柔らかい女性で、サークル仲間も優しそうな方ばかりでした。

サークル内のムードメーカーといった感じのかっぷくの良い男性は、積極的にK君に声をかけてくれたので、K君の緊張はだいぶ柔らかくなりました。

「雰囲気の良いサークルだった」とK君は活動後語っていました。

怪談開始!

一発目の怪談は怪談というより不思議話。

話し手の父の命日や神話に関する数字を選んだら宝くじが当たったそうです。

一発目にそれだったから私もK君も拍子抜けしましたが、不思議話もOKとのこと。

私達がきょとんとしていたので、かっぷくの良い男性が「次は本格的な怪談や」といって身近に起こった怪談を始めました。

続けて別の女性が、遺品整理をしていた方が体験したという怪談を。

怪談が一つ終わるごとに、皆で感想を言い合います。

一つ一つの怪談を大事にしているという姿勢が皆さんから見て取れました。

私もK君も興味深く聞き入っていると、皆さんはK君も怪談話をしてみたいという気持ちを察したのか「話してみる?」と振ってくれました。

初参加の人にこれだけ気遣ってくれるとは、実に中に入っていきやすいサークルですね。

K君は少し緊張していましたが、せっかくのチャンス。

「自分は小さい頃におねしょをしたことは3回ぐらいしかないんですけどね・・・・」

という前置きをしてから、K君が病院内で体験した恐怖を語り始めました。

皆聞き耳を立てて聞いてくれ、K君が話し終えると拍手をしてくださいました。

拍手とお褒めの言葉でK君は気持ちよくなり、勇気づけにもなったようです。

その後K君はもう一度語ることになります。

K君が学んだこと

怪談後、K君と食事をとりながら今日のことを振り返りました。

K君は参加しなければ絶対知ることがなかったであろう、

・一歩を踏み出せる要因

・怪談を話す難しさ

・日本に点在する怪談の面白さ

を知ることができて、非常に満足した様子でした。

一歩を踏み出せる要因

皆さんは初参加の人間に気さくに明るく接してくれて、仲間に引き入れようとしてくれました。

K君は怪談後に皆さんから拍手やお褒めの言葉をたくさん頂き、K君はとても嬉しく感じました。

K君は自分自身が一歩を踏み出せる要因に『人』という要因が大きく占めていると、体感として気づいた様子。

それを証明する言葉が

「また個人でも参加してみようかな」

その言葉を聞けただけで一緒に行った意味があり、私は嬉しかったです。

怪談を話す難しさ

K君は持っている怪談で皆をゾクっとさせる自信がありました。

話していくにつれて饒舌になっていくのを感じ、気分が乗っていたようです。

しかし怪談が佳境に入った時、話しを締めくくる言葉が思い浮かばず最後は若干グダグダに。

それで思わずK君は「すいません」と謝ってしまいました。

私としては初めてなのに上手いな~と感心していましたが、そういう気持ちになっていたことに驚きです。

日本に点在する怪談の面白さ

怪談が好きな人達が集まっているだけあって、怪談にまつわる情報をたくさん持っています。

例えば、『ひびきはじめさん』という琵琶湖一帯の怪談話を集めている方の情報。

滋賀県多賀町にある向之倉廃村。知る人ぞ知る廃村で、ゾクっとした雰囲気を出しているそうです。

K君は初めて聞くことばかりで非常に面白かった様子。一生懸命メモをとっていました。

もしかしたら向之倉廃村に一緒に行こうと言い出すかもしれませんね。

ひだち教室では、生徒の「やってみたい!」という気持ちを大切にしつつ、知らない世界に一歩踏み出す勇気がわいてくるようにサポートします。知らない世界を知っている世界にすることで、興味・関心や行動範囲が広がります。

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