現代の子供達には体験型の教育が必要
対話と体験が人ととなりを作り上げ、自立へと繋がると信じているひだち教室長の安藤です。
ひだち教室は実体験が何よりも重要だと考え、体験活動の多い教室です。
今回は体験をお勧めする理由をお話ししたいと思います。
Contents
体験型の教室とは
机上での学習はピンポイントで物事を学びますが、体験は多くの事を学べて実生活に役立つことも身に着きます。
・言葉の習得
・人との関わり方を学ぶ
・教科学習に関わることを学ぶ
・生活に必要なスキルを習得
・興味・関心の範囲が拡がる
得られるものは多岐に渡ります。
そして私が体験を重視する理由は3つあります。
・学んだことがエピソード記憶として、長期的に記憶として残りやすい
・皆と同じことを体験すると共感性が高まりやすく、人との関わり方に変化が出やすい
・自信がつき、自己肯定感が高まりやすい
様々な体験の紹介
通常レッスンが基礎構築の場とするなら、課外活動は応用・実践の場。
学んだ事は外で実践してこそ本当の意味で理解・習得します。
また、外だからこそ学べる事が世の中にはたくさんあります。
課外活動では様々な課題とねらいを設定します。下記はその一例。
・社会に出た時に役立つスキルの習得
・社会性の向上
・自己決断・自己責任を負う大切さを知る
非日常を味わえる社会・野外体験活動
課外活動は三種類あり、その一つが社会・野外体験活動。
自然が豊かな場所や人が溢れる場所、家族ではなかなかしない体験をします。
これまで多くの体験をしましたが、下記のことは実感としてあります。
・世間に関心を持つ意識が芽生える
・興味・関心の幅が広がる
・社会に出た時に役立つスキルを習得できる
・他者への関わり方が変化する
・広く浅く世の中を知る事ができ、社会のルール(暗黙含む)や仕組みを学べる
・自信がつく
・モヤモヤした頭の中をリセットできる
興味を持ちにくいとされる自閉症スペクトラム障害(ASD)の生徒は、色々なことに興味を持つようになりました。
また、心を病んでいたり日頃のストレスを抱えている生徒は、活動を終えた時は明らかに表情が明るくなります。
保護者にとっても、子どもの変化が一番分かる活動なので大好評です。
活動で行った場所や体験を、家族で行ってみると分かります。
今まで見た事のない活き活きとした表情や自信に満ちた様子を見る事が出来ますよ。
SSTに特化したサイクリングは多くを学べる
サイクリングは最高の療育だと個人的には考えています。
実施する機会はなかなかありませんが、サイクリングが嫌いな生徒はいません。
もっとも、「びわいち(琵琶湖一周)みたいな長距離は一度で十分!」と言っている生徒はいますが(笑)
詳細は下記の記事を読んで頂ければと思います。
ワンランク上の工作
工作をしている所というのは多いと思いますが、ひだち教室ではワンランク上の工作をしています。
『思わず作ってみたくなる子供の作品』がワンランク上の定義。
簡単そうで、微妙に難しいのが特徴です。
難しい故に巧緻性も向上しやすく、不器用な生徒が私よりも器用になったりします。
学校では教えてくれない作品になるので、生徒達は大好きなレッスンです。
上の画像は空気砲作りの画像。詳しくは下記の記事をお読みください。
多種多様な知識や技術を持った人達と出会える
色々な体験をできるのがひだち教室のウリではありますが、それだけではありません。
色々な人達との出会いの機会を設けているのもウリの一つ。
多種多様な知識・技術を持った人達と出会うことも、大きな力(財産)になるからです。
生徒も私も、未知の世界に触れることができるので、世界観が広がります。
上記の画像は、大学教授にぬか床作りを指導してもらった時の画像。
生徒達は全く知らない世界と面白い教授の指導に、大いに楽しんでいました。
>>>ぬか床作りの記事
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