学習障がいがあっても仕事はできます

今朝TVを見ていたら、NHKの「あさイチ」という番組で学習障がいの特集が組まれていました。

NHKは発達障がいについてもっと知ってもらうために力を入れているとは聞いていましたが、まさか朝からやるとは思いませんでした。きっと主婦層の視聴が多いからなんでしょうね。

学習障がいの定義

学習障がいは、「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。」と文部科学省は定義づけています。

全ての項目に当てはまらなければ学習障がいとは認められないと思っている方が時々いますが、そうではなく、一部だけでも当てはまれば学習障がいと診断されるケースもあります。もっとも、WISCといった発達検査や保護者からの問診など、総合的に判断して診断が下されます。

11年間この仕事についていますが、純粋に学習障がいとだけ診断された子どもが教室に来たことがありません。

学習障がいもあるかなと思う子どもにはよく出会いますが、学習障がいと診断された子どもはいません。むしろADHD(注意欠陥多動性障がい)やASD(自閉症スペクトラム障がい)があれば、それらを優先的に診断名としてつけられているケースが多いように感じます。

学び方が違うだけです

学習障がいは一般的に効くであろう勉強方法が通じないことがあります。漢字を例に挙げると、何度も書いて覚えるのがそれです。

私からしたら、それは一つの方法であって、全ての子どもに通じると思っている方が不思議です。

漢字の習得方法は多いと思います。書かずに見て覚える、クイズ形式で覚える、漢字イラストカードで覚える、漢字の成り立ちで覚える、漢字を見ながら5回復唱する、興味のあるゲーム(RPG)で覚える、書き順で覚える・・・等です。

どういう勉強方法が合うか知るためには、引き出しの多い教師ならすぐに見つけてくれるかもしれません。そうでない場合は、発達検査や子どもの日頃の様子などを加味して見つけていく必要があると思います。

就職できます

あるつぶやきを読んだら、「学習障がいのある人は就職できない」なんて書いている人がいましたが、それは誤解です。

世の中には就職している人がたくさんいます。医師などの社会的地位が高い人の中にもいます。実際、講演会で「私は学習障がいです」とぶっちゃける医師もいました。

ただ、学習障がいがある事に気づかず、自分に合っていない方法でずっと勉強してきて、なかなか習得ができない事を自分自身や周りから責められる人生を歩んできた人は、自尊心を著しく低下して無力感に苛まれるようになってしまうことで、就職することが難しくなる、もしくはすぐに離職してしまうというケースはあると思います。

自分に合った学び方に気づかない人は、世の中にはたくさんいると思います。もし知りたいと思った方は、ぜひ、当教室にお越しください。きっと何か力になれると思います。

関連記事

  1. こだわりが強い子供の行動を変える方法
  2. 会社によるリフォームが終わり、次は自分でキッチンをリフォームしま…
  3. 羊毛フェルト初心者のための作り方
  4. 人柄が良いことは重要です
  5. コーチングの効果を目の当たりにして
  6. 対応力を身に着け、向上する方法
  7. 働くために必要な力は職場以外でも身につく
  8. 選択肢を広げるには経験が必要

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ひだち教室 Facebook

PAGE TOP