テントの個別空間が発達障害児にもたらす効果とは?

テントの包まれ感が大好きなひだち教室長の安藤です。

ひだち教室は発達障害の子供も対象としているため、どうしても必要な空間があります。

それは、落ち着くためのスペースを設けること。

必ずしも仕切りを作ってスペースを作る必要はありません。

子供にとって落ち着く空間であれば何でも良いです。

その一つとして、テントが有効。

今回はテントと発達障害のある子供の親和性と有用性をお話ししたいと思います。

落ち着くためのスペースが必要な理由

発達障害の子供の中には、極端に感情をコントロールすることが困難な子供がいます。

例えば、平仮名の練習で書き間違いを指導者に指摘されてパニックになったり、癇癪を起こしたりします。

そういう時は原則言葉がけをせずに落ち着くのを待つのですが、落ち着くためのスペースがあると比較的早く落ち着きます。

クールダウンできることで、再び授業や作業、活動に参加することができます。

そのため、学校や障害福祉関連の施設にはクールダウンルームといった部屋が設けられています。

部屋がない場合は、教室の一画をカーテンで覆ってクールダウンするスペースを確保している所もあります。

つまり、必ずしも専用のクールダウンルームを設ける必要がありません。

勿論、理想としてはある方が良いですが。

テントと発達障害児の親和性

テントは通常、雨や風、寒さ等をしのぐためのものですが、私はテントならではの空間に着目しています。

それが以下の3点。

・包まれている感覚が強い

・1人しかいないという特別な空間という意識を持ちやすい

・完全に外部と遮断されない

テントは天井が低く広さも限られているので狭いが、包まれるているという感覚とても強い。

この包まれている感覚が、発達障害のある子供に気に入られる要素の一つです。

1人だけの空間という特別意識が出やすく、心を落ち着かせる効果が非常に高いです。

実際、初めてテントに入った生徒は「落ち着くわ~」と言いながら、今までに見た事のないリラックスした表情をしていました。

クールダウンする時は、外部情報を完全に遮断した方が良いというのが通説ですが、私は違うと感じます。

視覚情報(例:人々の視線)のみを遮断するだけでも十分クールダウン効果があります。

また、外の音が聞こえることで、外に出るタイミングを図りやすいという利点もあります。

テント内は視覚情報のみを遮断するだけで外からの音は聞こえるので、テントは発達障害のある子供と親和性の高い代物と言えます。

有事の際の有用性

地震などがあった時に、発達障害のある子供達は避難所で癇癪やパニックを起こすことがあります。

騒ぎ立てるので、周りから冷たい視線を受けることになり、本人も家族もとても困ったという話をよく聞きます。

そんな”もしもの”ためにも、日頃からテントをクールダウンとして使用することをお勧めします。

テントに慣れ親しんでいると、発達障害のある子供にとっての居場所にもなりえます。

避難所から少し離れた場所にも設置でき、家族だけの空間を維持できるのは大きなメリットと言えます。

屋内だけでなく、キャンプなど屋外でも使用していると、よりテントに対して親しみがわくでしょう。

実際、ひだち教室ではテントを使用して活動することがあります。

テンションが高まる生徒もいれば、落ち着き過ぎて爆睡する子供もいました。

お勧めのテント

テントはたくさんの種類がありますが、上記のテントはなかなかお勧めです。

15秒で設置できるワンタッチ式テントと銘打っており、災害時等にも使える優れもの。

以前生徒と一緒にキャンプをした時に普通のテントを組み立て事があるのですが、超がつくほど不器用で組み立て経験が皆無の私達は非常に苦労しました。

テント組み立て経験のない人達にとって、ワンタッチ式というのはとても魅力的に感じると思います。

コンパクトに畳め、車の中にも容易に入ります。

しかも軽いので、背中に背負って持ち運ぶこともできます。

そして、なんといっても4000円という手ごろな値段が最大の魅力。

トランポリンよりも安くてビックリしました。

現在は全く同じテントは販売されていませんが、ワンタッチ式テントの種類はたくさんあります。

ぜひ、一張り買ってみてください。

色々な用途として使えるので、後悔はしないと思います。

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