大阪の地下鉄乗り放題 エンジョイエコカードを利用しよう!!
大阪の地下鉄はお得なカードがあります。それを利用した活動をお話します。
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エンジョイエコカードとは
大阪を1日ウロウロする人にとっては、とてもありがたいカードです。
利用エリアは大阪市営地下鉄、ニュートラム、バス全線で、1日乗り放題です。
これだけ利用できても1日乗り放題なのだから、とてもお得です。
注意点として、モノレールやJRは使えません。
大人:平日は800円 土日祝日は600円
小人:300円
安すぎます。
割引クーポンを利用できる大阪観光施設
対象施設はたくさんありますが、子ども連れでしたら、下記の施設が楽しめると思います。
天保山観覧車:観覧車も楽しめますが、楽しめる施設が周辺にあります。
大阪市立科学館:大人も子供も楽しめます。
キッズプラザ:ここに入ったら最後。子どもが幼児なら、閉店までいつまでも遊び続けます。
天王子動物園:最近だと、幸運のにわとりで有名です。触ってご利益を得たいですね。
エンジョイエコカードを利用したゲーム
1日乗り放題なら、これを使ったゲームが何か出来ないかと考えました。そして、『水曜どうでしょう』という番組をヒントにあるゲームを考えました。
ルールは簡単です。
・地下鉄を使い、指定されたチェックポイントを通過してゴールに向かう。
・チェックポイントを通過し、いち早くゴールした方が勝利。
移動はサイコロに委ねます。駅に止まる度に、サイコロを振り、出た目によって指定されたことを行います。
上の画像のような表を6枚ほど渡しています。
【1】が出れば、3駅もどる。【3】が出れば、1駅進んで、その駅に降りてから、公園で全員滑り台をする。といった感じで、様々な指令が書かれています。
対決もサイコロに委ねます。子どもはゲーム形式で、尚且つ対決が好きです。ということで、対決表も作りました。
30分ごとに、電話をかけながら、サイコロを振る。出た目に書かれたことを相手に伝え、相手の行動を邪魔する。
この表も6枚ほど渡しており、攻撃用と防御用があります。
【1】が出れば、相手が1ターン終わるまでフリーズ。【3】が出れば、今いる駅から5駅離れる。といった感じです。
平等を期するために、攻守は時間ごとに入れ替えます。
ゲーム開始
グループは2つ。それぞれに指導者が付き添います。
生徒達は初体験のことで、とてもワクワクしていました。不思議とドキドキしている生徒はいませんでした。
サイコロを振る時はまさに『サイコロの旅』でした。その場面を見る度に、思わずニヤけてしまいました。
サイコロに全てをゆだねるので、どういうことが起きるか予想はできませんが、そうそうチェックポイント(例:鶴橋駅近くにある吉野家を写真に収める)には辿り着かないだろうと思っていました。
しかし、とてつもない強運の持ち主が両グループともいて、開始20分もしない内に、4つのチェックポイントの内2つをクリアしました。これには慌てました。下手したら1時間で終わるのではと冷や汗が出ました。結局は杞憂に終わりますが・・・。
30分経過して対決タイムとなったので、電話をかけながら対決してもらうと、生徒達から歓声と悲鳴が聞こえてきました。反応を見る限り、私が考えた対決方法は大成功でした。
全線を把握する
普段電車を利用しない生徒にとっては、駅や線路を把握するのに良い機会となりました。
必死になって、線路図とにらめっこをしていて、時間が経過していくと線路図の見方が分かるようになりました。必要に迫られる+ゲーム感覚が理解力を早めたのだと思います。
社会性を養う
話し合いの機会が多く、お互いを励まし合ったり、折り合いをつける様子が見られました。社会性を養うには対決ではなく、協力が一番効果的だと実感しました。
ゲームを終えて
3時間(昼食時間含む)の戦いはドローでした。チェックポイントも3か所で終了。拮抗した戦いだったので、生徒達はまだやりたそうにしていました。
生徒達に感想を聞くと、
・とてもお面白かった。
・サイコロを振る時はとても緊張した。
・共感性を感じた。
・またやりたい。
と、大好評でした。共感性を感じられたのは、まさに私のねらい通りでした。共感性以外に、社会性も養えるので、お勧めのゲームです!
また機会があれば、水曜どうでしょうの企画を模倣したいと思います。絵葉書の旅をしてみたいですね。
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