ラウンドワンで初めてのボーリング【浜大津アーカス店】

ボーリングは楽しめればそれで良いと思っているひだち教室長の安藤です。

以前私の家で宿泊活動をした時に、ボーリングの話になりました。

「ボーリング経験はある?」

「そもそもボーリングを知ってる?」

私は小学生達に尋ねたところ、

・経験がない。

・何となく知っている。

そういう答えが返ってきました。

これはボーリングを経験させた方が良い。

そう思い、生徒達とラウンドワンに行ってきました。

大津市のラウンドワン情報

ひだち教室から徒歩10分ほどの所に、浜大津アーカスという複合商業施設があります。

その中に、ラウンドワンが入っています。

2階はスポッチャ、3階はゲーム関連、4階にボーリング場。

どの階にも、大津市の若者や家族が沢山います。

スポッチャは他の生徒達と行ったことがあります。

スポーツコートはどれも待ち時間が必要。

それほど混んでいた記憶があります。

初めてのボーリング

ボーリング場自体初めての生徒達。

生徒達の第一印象は、「うるさい」。

顔をしかめる生徒もいれば、耳を抑える生徒もいました。

私も久しぶりにボーリング場に行きましたが、確かに大きい音。

聴覚過敏のある人はかなりしんどい場所だと思います。

生徒達はしばらくいると徐々に慣れてきた様子。

でも、ある生徒だけは、隣にいた大学生達の大きな声にイライラしていました。

足のサイズの調べ方

長年、発達障害のある子供と関わっていると、よく見かけることがあります。

それは、自分のことをよく分かっていないということ。

心理的なことではありません。

身長、体重、足のサイズのことです。

これら3つ全てを把握した状態で、ひだち教室に通い出す生徒はほぼいません。

・本人にとって知っておく必要性がない

・興味がない

・活用される機会がないから忘れる

というのが、理由だと思います。

ひだち教室は外での体験活動が多い。

活動内容によっては、身長、体重、足のサイズを質問されます。

特に、足のサイズは突然質問されることが多い。

把握していないから、シューズのレンタル品を借りるのに時間がかかった。

なんてことはよくあります。

私はこれら3つに対する意識が高まるよう、生徒達を指導します。

記憶するのが難しければ、調べ方を教える。

自立のために必要なことです。

ボーリング場に行く前に、靴にサイズが書かれていることを教えました。

生徒達は「そうなんや~」といった表情をしていたのが印象的。

その時に記憶していた生徒はすぐにシューズを借りました。

忘れた生徒は靴に書かれたサイズを調べてから借りました。

こういう機会は今後も作っていきたいですね。

自分に合った重さを理解する

ボーリングの球の重さは、その人の力によって変わります。

自分達で色々試してもらおうと思ってましたが、キッズ用の球が用意されていました。

5~6ポンドのボール。

軽さと指を入れる穴が5つあるのが特徴。

生徒達は持ち比べて、どちらが良いかを確認しました。

そんな中、その場で投げようとした生徒がいたので、慌てて止めました。

投げるふりなのでしょうが、重さがあるので急に止めることはできません。

勢い余って、ボールが手から離れる可能性があるので、ヒヤっとしました。

特徴的な投げ方

初めてのボーリングなので、楽しむことが大事。

投げ方についてはうるさく言うつもりはありませんでした。

しかし、生徒達の投げ方を見ていると、見守り続けるのが難しくなりました。

両手で投げる者。

球を投げるというよりも落とす者。

手の甲をレーン側に向けて投げる者。

このような投げ方だったので、投げ方を教えました。

両手で投げる、その場に落とすということは無くなりました。

しかし、手の甲をレーン側に向けて投げるというのは無くなりませんでした。

現時点では、その方が投げやすいのでしょうね。

もっと大きくなって、力が強くなった時に自然と矯正されるでしょう。

球を拭き続ける

球を布で拭くことで滑りが良くなると教えました。

※本当は、球がオイルに付着することでヌルヌルしたり、曲がり方が不安定になる。

それを聞いた生徒達は、待っている間に自分の球を一生懸命拭き始めました。

いつか止めるだろうと思って様子を見ていましたが、止める気配がない。

「投げる直前に拭くだけで大丈夫」

そう教えると、ようやく拭くのを止めました。

「止め時」というのがよく分からない子供もいます。

そういう子供には、止めるタイミングを一緒に教えた方が良いです。

楽しさを知る生徒達

ボーリングの結果、私は2位になりました。

生徒達はガター防止のバンパーを設置して投げています。

それでも、大人の私が本気で負けるというのは意外かもしれません。

実は私はボーリングが下手だから、決して意外ではなかったりします。

ボーリングの楽しさを知った生徒達は、家族でも行きたいと言っていました。

連れてきて良かったと思える発言ですね。

意外な難しさ

ボーリングを終え、靴を片づける時に問題が発生しました。

レンタルした靴は、靴についたホックをくっつけてから返却します。

何人かの生徒は、そのホックをくっつけるのが出来なかったのです。

指先の力だけでくっつけないといけない。

しかし、手先が不器用だったり、指先の感覚が鈍かったりすると難しい。

サポートをすることで出来ましたが、いずれは1人で出来るようにしたいですね。

アクセスと地図

京阪線:びわ湖浜大津駅から徒歩3分。

JR:大津駅から徒歩15分。

駐車場:あり。500台駐車できます。

営業時間:10:00~翌朝6:00

定休日:なし

電話番号:077-526-8722

投げ放題代:大人 2480円 大学生 2380円 高校・中学生 2180円 小学生以下 2180円

2ゲームパック:大人 1430円 大学生 1320円 高校・中学生 1190円 小学生以下 1190円

1ゲーム:大人 760円 大学生 750円 高校・中学生 670円 小学生以下 620円

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