チャレンジは心が育つだけじゃない~ADHD編~

チャレンジは成長に重要な要素だと思っているひだち教室長の安藤です。

当教室には、チャレンジ体験/協同活動というプログラムがあります。

分かるような、分からないような・・・そういう感想を持たれる方が多いのではないでしょうか?

まずはチャレンジする意味について触れます。

そしてADHDとASDの子供がチャレンジしない要因。

その後、当教室のプログラムについてお話したいと思います。

長くなるので、3回に分けてお話しします。

発達障害のある子供ほどチャレンジする機会が少ない

長年、発達障害のある子供と関わっていると、チャレンジする気概が薄い。

また、チャレンジする機会が少ないと感じます。

何故そう感じるのか。

環境による要因と障害特性による要因が考えられ、

ADHD(注意欠如多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム障害)とでは事情が違います。

チャレンジする意味

チャレンジすることで『心が育つ』と言われています。

しかし、それだけではないです。

チャレンジすることで様々な場面での『選択肢』が増えると私は考えます。

様々な場面での『選択肢』というのは、いくつも挙げられます。

・職業の選択

・余暇の過ごし方

・人とのコミュニケーション手段

・協同作業時の効率的な方法

・急な場面での対応

・旅行の計画を考える時

『選択肢を増やす』=『子供の可能性が拡がる』

といっても過言ではありません。

受け身になっていては、なかなか選択肢は拡がりません。

能動的に動き、成功体験することで選択肢は拡がっていきます。

ADHDの場合

※ADHD全ての子供が当てはまるわけではありません。

ADHD(特に多動の強いHDDタイプ)の子供は特性故に色々なことに興味を持ち、チャレンジしようとします。

チャレンジするものの、興味が持続しにくい、突拍子もないことをして危なっかしい事をしがち。

そのため、保護者や指導者に幾度となく止められ・叱られる機会が増えます。

すると、自己肯定感が著しく低下していき、チャレンジすることがバカバカしくなるというケースがよくあります。

本来ADHD(特に多動の強いHDDタイプ)の子どもはチャレンジをしようという気持ちがあります。

しかし、特性故に危なっかしい行動もしてしまい、その結果、人という環境によって遮られてしまう。

こうしてチャレンジする心を挫かれ、機会も失われていきます。

見方を変えてみましょう

多動の強い子供は、保護者としたら何をしでかすか分からないから怖いと思います。

しかし、裏を返せば色んな事に興味を持ちやすく、行動に移せるタイプでもあります。

そして、そういうタイプは不思議な魅力を発揮し、集団が形成された時には中心的存在になりやすい。

いずれそうなる可能性があると考えると、何でもかんでも止めて叱るのはどうでしょうか?

ある程度の安全が保障されていて、他人に迷惑がかからないというものなら、チャレンジさせた方が良いです。

例え突拍子もないことでもです。

興味を持った事にどんどんチャレンジさせてください。

それは子供の自己肯定感を高め、親子関係にも好影響を及ぼします。

色々なことにチャレンジさせたいけど、なかなか難しいと悩まれている保護者は多いでしょう。

それなら、当教室はうってつけです。

多種多様なチャレンジをする機会を当教室では提供しています。

ADHD特性が活きる活動も多々実施しています!

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