琵琶湖のサイクリングはレンタルで十分楽しめます!

3年前にびわいち(びわ湖一周)をして以来、自転車の素晴らしさに気づき、時間があれば自転車に乗って出かけました。

あわいち(淡路島一周)や大阪~京都の嵐山に行き、その都度困難を乗り越え、達成感を味わいました。

出かける時は決まって同じ生徒(大学生)と行っていたのですが、今年は初めて他の生徒達と共に行きました。

全員に体験して欲しいので、第一、第二グループに別れて(活動日も別々)行きました。

サイクリング初心者達の冒険

滋賀県はびわいちが盛んなため、自転車レンタル店は他府県に比べて多いです。今回は守山市にあるGIANTというレンタルショップで借りることにしました。

京都駅から守山市へは電車では行けません。堅田駅に降り、バスに乗り換える必要があります。通常守山市に行くには路線バスに乗るのですが、GIANTは琵琶湖マリオットホテルに隣接しているため、マリオットホテルの無料シャトルバスに乗って行きました。

揺られること15分。あっという間に着きます。

GIANTに着くとすぐに手続きを済ませ、すぐに自転車の説明をスタッフから受けることになりました。生徒達の表情を見ると、キリっとしていて、少し緊張しているのが伝わりました。

レンタル自転車の選び方

自転車をレンタルする場合は、身長さえ伝えておけば、その人に合った自転車を用意してくれるので、どの自転車を選べば良いか悩む必要はありません。

サイクリングロードを長距離走るのに適した自転車

自転車は大まかにいうとクロスバイクとロードバイクの2種類なのですが、GIANTには子供用の自転車もありました。女性用の自転車は存在するのですが、GIANTにはありませんでした。

初心者で怖いもの知らずの人は、スピード重視でロードバイクを選択することが多いと思いますが、スピードが出る代わりに代償もあります。私の経験を踏まえて、それぞれの良し悪しを説明したいと思います。

クロスバイクの特徴

初心者にお勧めの自転車です。タイヤがロードバイクよりも太いため、多少悪路でも進むことができ、パンクの確率も低いです。また、お尻と手の平へのダメージが少なくてすみます。

このお尻と手の平のダメージについて生徒達にも説明しましたが、誰一人としてピンときませんでした。何故なら、普段自転車に乗っていてそんな経験がないからです。

サイクリング用自転車は普段乗っている自転車とは構造が違います。サイクリング用自転車は少しでも軽くするために、バネ等色々な物が削られています。そのため地面からの衝撃が吸収されず、お尻と手の平に衝撃がモロに伝わってくるのです。

スピードはロードバイクと比べると出ませんが、運転のしやすさもあって、小中高の子供には適しています。

今回のサイクリングに乗ったのは勿論クロスバイクです。

ロードバイクの特徴

クロスバイクとロードバイクが同時にスタートしたら、圧倒的にロードバイクの方が速いです。平均時速20キロなんて余裕で出ます。

外を歩いていると、サイクリングをしている人を見かけることがあると思いますが、速いな~と感じたなら十中八九ロードバイクです。

クロスバイク同様、必要ないものはとことん削られています。また、スピードが出やすいフォルムになっています。最初は乗りにくいですが、慣れればスピードの爽快感に酔いしれます。しかし、怖さもあります。

ロードバイクはタイヤが細く、クロスバイクと比べるとパンクの確率が高いです。平地は強いですが、凸凹している道には弱いです。そしてなんといってもお尻と手の平のダメージが半端ないです。あわいち(淡路島一周)の時に乗りましたが、あまりの痛さに半べそになりました。

正しい乗り方をすれば痛くないのですが、乗り方のコツが分からない人にはお勧めできません。

子供用と女性用の特徴

今回GIANTでレンタルした理由は、唯一キッズ用があったからです。

クロスバイクやロードバイクは身長が145cm以上ないと乗れませんが、このキッズ用は135cmぐらいから乗ることができます。

スピードよりも安全重視の設計で、スタンドもついています。このスタンドがあるとないとではスピードが違うのですが、やはり小さいお子様となると大切な部品です。

女性用の自転車は、機能はそのままにサイズが少し小さいだけです。ただ、需要があまりないのか、女性用として置いている店は、私が利用した店の中にはありませんでした。しかし、今後置く予定という店が大津京駅近くの店にあります。

初心者におすすめのサイクリングコース

近くに練習するにうってつけの道路があったので、そこでギアの変え方、前輪ブレーキの危険性の体感、平均時速15キロを体感してらもいました。

サイクリング用の自転車はスピードがあるので、前輪ブレーキだけをするとあっという間に転倒するので、子供には必ず教え、実践して体感してもらわなければいけません。さもなければ、大事故につながります。

いざ出発です。

今回のコースは南湖一周コース。一周約45キロです。距離は長いですが、小学生の高学年以上なら可能な距離で、達成感を適度に得ることが出来るコースです。とは言うものの、初心者には大変しんどいです。

淡路島等色々走りましたが、滋賀県は本当にサイクリングをするのにもってこいの県です。サイクリングロードが作られているので運転がしやすく、平地が多い。サイクルサポートステーション(ひだち教室も加盟)というサイクリングを応援している店がたくさんあるので、何かあった時にも対応しやすいのが利点です。

熱中症対策として20分おきに休憩をとりながら、ひたすらこぎます。その途中で、素晴らしい景色に出会いました。

草津市に水生植物公園みずの森という観光地があるのですが、大きな風車と絶好の天気とあいまって、異国かと思うような光景を見ることができました。写真では分かりにくいのですが、生で見ると全体がキラキラ光っています。

写真を撮った場所は、車に乗っていると落ち着いて見れません。自転車だからこそ止まって見ることができます。車では見ることが出来ない光景をサイクリングだと見ることができるのは、サイクリングの醍醐味の一つですね。

道の駅草津に寄って、少し長めの休憩。車だけでなく、バイク、自転車がたくさん駐車・駐輪されていました。

道の駅内に、かき氷やたこやきといった物を売っている店があるのですが、ここのベーコンエッグたい焼きは非常に美味しいです。ベーコンと卵、さらにマヨネーズが合わさって、完全におかずです!私はご飯と一緒に食べられます。そんなことを生徒に言ったら、「気持ちワル」と言われて少しショック(泣)

基本平地が続きますが、橋なんかもあります。歪曲になっているので、上りの時は自転車から降りて押していきます。降りなくても行けるのですが、無理をすると後半筋肉が疲労して痛い目にあうので、無理はしません。特に子供が一緒なら無理は絶対してはいけません。

12時過ぎにイオンモール草津に寄って、昼食をとろうとしなたのですが、さすがに人が多くて空いている席がなかったので、第一グループはここで昼食をとることを諦めました。第二グループは諦めずに空いている席を探し、見事食べることができました。

なぎさ通りは琵琶湖がすぐ目の前にあり、とても気持ちが良い道です。近くにひだち教室があるのですが、そこに寄って休憩をとるかと聞くと、それよりも早くご飯を食べたいということで、教室には寄らず、びわ湖浜大津駅近くにある万両力石という中華屋さんに行きました。

45キロの半分走ったとあって、疲労を感じ始める生徒が出てきました。そのせいか、全員炭水化物をメインに注文していました。半数が焼き飯を注文したのには笑ってしまいました。

昼食後、体力が回復した生徒は元気よく出発しました。

161号線は車が多く、自転車で走るには危険なので、車が少ない道を選びました。

JR湖西線沿いだと車が少ないので比較的走りやすいです。

しかし、途中で何度かどの道を進むべきか迷うこともあり、上の写真のような細い道を進むこともありました。

少しウンザリしますが、こういう刺激があると記憶として残りやすいので、後々話題として出てくると思います。

堅田まで後数キロという位置に、おごと温泉があります。

温泉に入らず、さっさとゴールする選択もできたのですが、生徒達は温泉が大好きで、疲労が濃い生徒が何人かいたので、温泉につかることになりました。

因みに、第二グループは疲労がそれほどなかったので、おごと温泉に寄らずにそのまま進みました。

お世話になったのは、湯元館の日帰り温泉です。ここは時間帯によってはそれほど客がいないので、他の客に迷惑がかかりにくいです。また、個人的には炭でできたフェイスシャンプーがお気に入りです。

さっぱりして、体力もずいぶん回復しました。さあ、元気よく出発だと思ったら、雨が降ってきました。

これにはまいりました。

仕方なくカッパを着て、走りました。20分もするとやみましたが、せっかくの入浴が台無しです。

活動後に生徒に感想文を書いてもらったら、ある生徒は「なんで雨が降っているのにお風呂に入ったんだろうか?」という感想を書いていました。温泉に入る前は雨が降っていなかったので、仕方ないですね。

第二グループは時間に余裕があったので、浮御堂に寄りました。

浮御堂を見た生徒が驚きの発言をしました。

生徒A「こんな海の上にあるんやな~」

私「え!?」

生徒A「違った、川やわ」

私「え!?」

生徒A「うん?」

生徒Aは琵琶湖の漢字は書けます。しかし、それが湖であるということまでは繋がっていなかったのです。発達障害のある子供の中には、漢字は覚えているが、意味や概念まで繋がりにくい子供がいます。A君もそういうタイプでした。

目の前に実物があるので、しっかりと教えました。

このやり取りをして思ったのですが、漢字をたくさん覚えることも大切ですが、覚えている漢字が少なくても概念を知っている方が生活に役立つなと思いました。

琵琶湖大橋のてっぺんです。ゴールまで後少し!

この頃には、グロッキー状態の生徒もいましたが、鼓舞し続けて、ゴールへ向かいました。

第一グループは10時にスタートし、18時にゴール!

第二グループは同じく10時にスタートし、16時にゴール!!そのまま隣接の天然温泉に直行しました。

自転車を返却して、全員とハイタッチ。

元気よくタッチする生徒、疲れ切ってヘトヘトな状態でタッチする生徒。皆よく頑張りました!!!

二時間も差がつきましたが、第一グループは人数が多かったのと、少し道に迷ってしまったからだと思います。

速ければ良いというのではなく、最後まで諦めずにやりきったというのが重要です。約45キロなんてそうそう体験することではないので、自分を誇って良いと思います。

「なんで頑張ってスポーツをしなといけないのか?」という感想文を書いた生徒がいましたが、今はそれで良いと思います。時が経てば、今回の経験はやって良かったと思えるようになります。

それが来週なのか、一年後なのか、はたまた大人になってからかもしれませんが、いずれ必ずそう思えます。断言します!!

サイクリングの効果

今回のサイクリングはびわいちの予行練習を兼ねてやりました。

自転車の漕ぎ方、体力、疲労度の蓄積、頑張る力、健康に関する意識、ソーシャルスキルといった項目を意識しながら、生徒達を観察しました。

その結果、びわいちが出来る生徒と出来ない生徒がいると分かったので、来年は無理をせず、60~80キロをやろうと思います。

自転車にソーシャルスキルなんか必要なのかという意見もありますが、結論から言えば必要です。

実際、後ろから車が来た時に伝言ゲームばりに前に大きな声で伝える場面が多く、疲労のある人を励ましたり、遅れている人にスピードを合わせたりするといったソーシャルスキルが求められました。

人に合わせるのが苦手な生徒の感想文には、「人に合わせて走るのが難しかった」と書かれていました。

サイクリングはやり方次第でソーシャルスキルトレーニングにもなります。そういった意味でも、サイクリングを活用したいと思います。

生徒達には、学校で話をする時に「45キロも自転車で走った」といっても凄さが伝わらない場合があるかもしれない、そういう時は「大阪~京都の嵐山までの距離と同じ」だと言うと伝わると教えました。

とにかく、色んな人に今回のことを話して、「おお~」と驚かれて欲しいです。そうすると、達成感と自信が同時に心から芽生えてきて、自己肯定感にも繋がります。

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