フォレストアドベンチャー栗東はスリル満点!【滋賀県栗東市】
ハーネスをつけていたら高い所が多少平気になるひだち教室長の安藤です。
栗東市にはスリル満点なアスレチックがあります。
その名はフォレストアドベンチャー栗東。2017年にオープンしました。
フォレストアドベンチャーは全国各地にありますが、滋賀県には栗東だけ。
滋賀県のフォレストアドベンチャーは幼児も体験できる設備が整っています。
ということで、小学生5年のA君と幼児のBちゃんを連れて行ってきました。
Contents
小さな子供も楽しめるフォレストアドベンチャー栗東情報
栗東にあるフォレストアドベンチャーは、栗東の中でも随分山奥にあります。
駐車場は平谷球場のすぐ側にあり、駐車してから山を少しだけ登ります。
運動はアスレチックだけと思ってやってくると、面食らうでしょう。
意外と急こう配のある坂道が続きます。
そんな坂道でしたが、A君は疲れ知らずにサクサクと前を歩きます。
私はそんなA君の様子を見て、「昔と比べて随分体力ついたな~」と関心しました。
Bちゃんは「到着まで後100歩」という標識を信じて、数を数えながら力強く登っていました。
山を登っていると、突然視界が開けました。
開けた所に受付所があり、その奥には高いアスレチックが見えます。
フォレストアドベンチャーの特徴は、高所に設置された高度なアスレチックを楽しめること。
そして、子供も大人も本気で楽しめるというのが素晴らしいです。
フォレストアドベンチャー栗東の魅力とは?
フォレストアドベンチャーの魅力は何か?
それは生徒達へのねらいとも重なります。
・自信がつく
・新しい世界を体感できる
・ルールを守る重要性を実感する
・自然にコミュニケーション力が育まれる
・お互いを共感し合える
上3つが今回の主なねらいで、下2つは年齢がもっと高い子供達に効果が期待されます。
成長の場として、社会性を育む場として、非常に魅力的な施設と言えます。
難しい!怖い!!でも楽しい!!!
高所でアスレチックを楽しむので、落下防止としてハーネスを装着します。
きつめにハーネスを締めるので、感覚過敏のある発達障害の子供は凄く嫌がる可能性があります。
放課後デイなどで来られる場合は、そこも考えておく必要があるでしょう。
不安先行型のBちゃんは、装着し慣れないハーネスをつけると、ますます不安な表情をします。
Bちゃん:「怖い~」
私:「Bちゃんなら出来るから大丈夫。○○先生が前にいて、俺が後にいるから」
Bちゃん:「うん・・・」
A君はスキップをするように軽やかに、Bちゃんは足取り重く練習場へ向かいました。
生徒によって難しさの内容が違った
今回生徒達が体験したのは、キャノピーコースという幼児でも体験できるコースです。
幼児が体験できるとはいえ、アスレチックは5m以上の高さの所にあります。
アスレチック自体は高度ですが、頑張れば何とかクリアできるレベル。
Bちゃんは何度も挫けそうになりましたが、私の勇気づけにより、頑張り続けました。
親がこの頑張りを見たら、号泣ものかもしれませんね。
それぐらい、Bちゃんは頑張っていました。
A君は高所は平気なタイプで、多少悲鳴を上げることはありましたが、アスレチックを難なくクリア。
気持ちに余裕のあるA君は、遠くからBちゃんを励ます場面が何度も見られました。
A君はもっと難易度の高いアスレチックの方が良いですね。
そんなA君が一番難しかったのは、自分をコントロールすることでした。
先頭の人は後ろの人の動向を見ながら、待たなけばれいけないというルールがあります。
それを守れなければ、最悪アスレチックの使用を中止されます。
最初、A君・女性先生・Bちゃん・私の順番でした。
先頭のA君は、Bちゃんや先生の動向を見ながら待たなければいけません。
ところが、A君は待つことなく、先へ先へと進むのです。
A君はスタッフから何度も注意を受けるものの、先に進んでしまう。
それを見たスタッフは、A君は自分をコントロールできないと判断して、順番を変えるよう指示してきました。
順番変更でショックを受けるA君。
ショックはあったでしょうが、ルールを守る重要性を身をもって学べたと思います。
実は、しばらくしてもう一度A君を先頭にして良いかスタッフに交渉したのですが、却下されました。
正しい動き方を実践させる機会を与えて成功体験にし、自分をコントロールをする力を身につけさせたかったです。
いずれまた連れてきて、成功体験を積ませたいですね。
突然の恐怖にフリーズ
私は他の生徒達と共に、別のフォレストアドベンチャーに行ったことがあります。
ある高校生は最初は順調に進んでいたのですが、突然恐怖に押しつぶされてしまい、動けなくなりました。
私はそんな場面を目の当たりにしたので、Bちゃんもそうなる可能性は十分あると予想しました。
そこで、私はBちゃんを勇気づけしやすいポジション(後ろ)につくようにしました。
勇気づけの効果もあって、Bちゃんは時折「怖い~」と言いながらも、順調にアスレチックをクリアしました。
予想以上に順調に進んだので、「これは平気かも」と思い、配置換えをすることにしました。
私がBちゃんの前に位置し、女性先生をBちゃんの後ろに。
すると、
Bちゃん:「怖い~、無理~!!!」
Bちゃんは全く動けなくなったのです。
あれほど順調に進んでいたのが嘘のようでした。
すぐ側にいる女性先生に励まされるが聞く耳持ちません。
離れた所にいた私が声をかけても通用しません。
原因は明らかに配置換えです。
先生(私)が離れたことによって、恐怖が一気にBちゃんを襲ったのでしょう。
私も女性先生も信頼関係は築けており、安心感も同程度だと思います。
違いがあるとしたら、Bちゃんに勇気づけをできるかどうか。
私はそう分析しています。
Bちゃんはどうなったかというと、先生の配置を元に戻したら再びやり始めました。
そして見事ゴールすることができました!
勇気づけをするのに物理的な距離間がこれほど重要なのかと、私自身学びになりました。
体験したら楽しかったよ!!!
約2時間かかってアスレチックを終了しました。
感想を2人に尋ねると、楽しかったことが伺えます。
A君:「ジップラインが楽しかった」
Bちゃん:「私ちょっと怖かったけど頑張った」「ブランコ(ジップライン)みたいのが楽しかった」
A君はアスレチックは楽しかったものの、列の最後尾に強制的に移動させられたのが少し不満な様子。
大満足させたかったです。
Bちゃんは怖かったものの、最後までやり遂げたという達成感を得られたようです。
成功体験にも繋がったようですね。
ひだち教室では、生徒の「やってみたい!」という気持ちを大切にしつつ、自信に繋がる活動も行っています。自己肯定感や自尊心の向上、初めてのことでも楽しいと思えるようサポートしています。
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アクセスと地図
JR:草津線手原駅or石部駅からタクシー乗車。20分ほどで到着。
駐車場:あり
営業時間:9:00~17:00(季節により変動します)
定休日:不定休
電話番号:090-5794-0420
キャノピーコース料金:2800円
キャノピーコース条件:身長110cm以上あればできるので、幼児からでも出来ます。
アドベンチャーコース料金:3800円
アドベンチャーコース条件:小学4年生以上または身長140cm以上あれば出来ます。
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