松田製本所で外国人に人気の製本体験【京都市北区北野下白梅町】

小学生の時に授業で絵本を作ったことを思い出したひだち教室長の安藤です。

京都は歴史ある地であり、人気観光地でもあります。

沢山の神社仏閣があるとあって、参拝される観光客は多い。

また、様々な体験を出来るのも魅力の一つ。

最近は製本体験が外国人に人気だそうです。

そんな製本体験をしに、生徒達と行ってきました。

体験場所は松田製本所。

松田製本所とは?

京都で手製本を頼める工房は現在2件しかありません。

松田製本所はその内の1件。

主人の松田さんは、製本職人として60年も活躍続けています。

松田さんが作るのは「上製本」と呼ばれるもの。

卒業アルバムや大学の博士論文といった品の高いものに使われます。

そのような高い技術をもっと沢山の人達に知って欲しい。

そんな思いから、体験教室を開催されています。

製本体験の教育的な意義とは?

プロによる指導で本を作れる。

これだけでも、十分魅力的な体験です。

伝統的な手法で、上質な本に仕上がる。

外国人に人気があるのも頷けます。

とはいえ、小さな子供にその良さは少し分かりづらいかもしれませんね。

特別支援教育の観点からみると、下記のような意義があると思います。

・巧緻性の向上

・感情のコントロール(折り合いをつける)

巧緻性を高めるのに必要なのは、色々な動きを経験すること。

同じ動きばかりをしていては、柔軟性に欠けます。

製本体験は工程ごとに色々な手の動きを求められるから、効果的だと考えられます。

感情のコントロールについては、後述します。

製本体験スタート!

製本体験はとにかく未知の世界です。

ワクワクしている生徒もいれば、ドキドキしている生徒もいました。

まずは表紙となる板紙を選びます。

色鮮やかな紙ばかりで、生徒達は目移りしている様子。

本当に綺麗な紙なので、大人でも目移りしますね。

板紙を選択したら、本格的に細かい作業が始まります。

針を使った作業にドキドキ

数枚の紙を重ねて、剥がれないようにします。

普通の本ならホッチキスや別の技術を使うのかもしれません。

上製本では、糸と針を使って剥がれないようにします。

小学6年の生徒は授業で裁縫経験があるから問題ないです。

しかし、低学年の生徒達は針と糸を使った作業は人生初体験。

内心私はドキドキしていました。

針を指に刺しまくるのではないかと・・・。

作業が始まると、私の心配は杞憂に終わりました。

誰も針を指に刺すことはなかったのです。

生徒達はそれがどんなに凄いことかを分かっていません。

でも、大人の私達が褒めるので、嬉しそうにしていました。

正確さを求められるノリづけ

見返しの間に本文の束を挟み込みます。

そして、のり付け。

目と手の協応が凄く求められる工程。

この工程をいい加減な感じでやると、見た目が悪くなります。

生徒達は真剣に取り組みました。

スタッフのサポートを受けながら、なんとか上手くいきました。

感情のコントロールも求められる

手製本は自分の好きなようなやり方をすると、必ず失敗します。

そのため、決まったやり方を正確にする必要があります。

・自分のやりたいようにできない

・高度な正確性を求められる

これらに対応できないと、イラっとしやすくなります。

実際、ある生徒はイライラが爆発しました。

その生徒は一旦部屋を出て、クールダウンをしてもらいました。

落ち着いてから、生徒と話しをしました。

・作業にどう向き合うか

・どう自分と折り合いをつけながら作業をするか

それからは、生徒は感情が大きく乱れることなく、作業に取り組めました。

力をこめて回す

手動式のプレス機を使って、一度本を固めます。

ギリギリと回して圧をかけていきます。

楽しい工程ではありますが、結構力が必要。

子供の力だけではなかなか難しい部分がありました。

仕上げに熱々のコテを使う

仕上げの工程では、熱したコテを使用。

本に溝を作るために使います。

扱いには十分気を付けなければいけません。

小学6年の生徒は1人でやってもらいました。

低学年の生徒達は、サポートをしながら実施。

よほど緊張していたのか、やり終えると大きく深呼吸をする生徒がいました。

売り物にできそうな上質な本

驚きの上質な本が完成。

小学2年の女の子:「綺麗になった~」

小学2年の男の子:「すげ~!!」

小学3年の女の子:「綺麗」

製作過程で上手くできない部分があり、凹んでいた小学2年の女の子。

完成形を見て、とても喜んでいました。

生徒達全員大満足の出来で、ウキウキで持って帰りました。

もっと難易度の高い製本体験もあるらしいです。

大きいグループを連れて、また体験したいですね。

ひだち教室では、生徒の「やってみたい!」という気持ちを大切にし、新しいことにもチャレンジしてもらいます。多種多様な製作体験を実施し、巧緻性を高めながら成功体験に繋がるようサポートしています。

活動に関するご質問、お問合せもお気軽にどうぞ。

>>>お問合せフォームへ

アクセスと地図


京都市バス: 205系統に乗車。北野白梅町のバス停で降車。

駐車場:なし

営業時間:10:00~19:00

定休日:不定休

電話番号:075-462-5615

体験費:3600円

体験時間:約2時間

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