月読神社(月讀神社)の御朱印【鹿児島県鹿児島市桜島横山町】
桜島に来たからには神社へ行きたい。という歴女の母の希望により、参拝してきました。
フェリーターミナルから近い月読神社情報
桜島フェリーターミナルから車で5分ほどの所に月読神社があります。
徒歩でも行ける距離なので、比較的行きやすいです。
車で行くと駐車場の位置の関係で、鳥居は1基しかくぐりませんが、徒歩で向かうと2基くぐります。
溶岩や火山灰に負けないようになのか、2基とも石で出来ており、ガッチリした作りになっています。
そんな鳥居を見ると、「神社に来た~」というより「桜島の神社に来た~」と思ってしまいました。
月読神社の由来
桜島最大の神社だそうですが、色んな神社を巡っている者としては広いとはとても思えず、第一印象は「あれ?」って感じでした。
手水舎。
拝殿。
朱色で明るい印象の拝殿です。
拝殿から本殿が見えますが、近くまで寄ることはできません。
横から見た本殿。
どうしても本殿を見たいという方は、横からなら見ることは出来ます。
月読神社の祭神は月讀命(つきよみのみこと)です。
日本神話好きなら当然知っていると思いますが、マンガ好きで「ナルト」を読んでいる方もピンと思い出す方も多いと思います。
「ナルト」で知り、参拝に訪れた方もいることでしょう。
創設された確かな時期はよく分かっていませんが、和銅年間と伝えられています。
それが確かなら、1200年以上もの歴史がある由緒ある神社です。
27代国主島津斉興公家臣の吉田氏の尽力により、正一位の神階を賜り、明治6年に県社となります。
しかし、大正3年の火山大爆発により、社殿共に溶岩の下に埋没するという悲しい過去があります。
その後、桜島町武に遷し、さらに昭和15年8月に現在の地に社殿を新築、遷座されました。
稲荷神社。
参拝してから周りをウロウロしていると、稲荷神社もありました。
社務所。
御守りやお札、御朱印があります。
私達が行った時は社務所に誰もいないのに窓は開いている状態。
不用心ですが、逆に治安の良さを感じられます。
とりあえず、宮司を探すことになりました。
探すと言っても、敷地内に宮司さんのご自宅があります。
門扉があるのでそこにインターホンがあると思っていたら、ついていませんでした。
玄関の扉に設置されているのです。
自宅に近寄ると宮司さんがたまたま(?)出てきてくれたので問題はありませんでしたが、もし出てこられなかったら、大声で呼ぶか、インターホンを押すために中に入らざるを得ないでしょう。
参拝者を困惑させないよう、社務所に自宅に繋がるブザーをつけた方が良いなと思いました。
御朱印は一枚500円。高いな~と思いましたが、最近は500円にしている神社が増えてきています。
神社以外を紹介
月読神社の展望台。
駐車場の近くに展望台があったので、登ってみました。
晴れなら問題がなかったのですが、参拝した日は雨が降っており、火山灰で出来た地面は一面ぬかるみとなっていました。
アスファルトの地面ならつま先歩きで乗り越えることができるのでしょうが、火山灰の地面に足をつけるとズグっと足が埋まりました。
雨の日に展望台に登る際は、要注意です。
高濱虚子の句碑。
正岡子規の指導を受け、子規の没後に「ホトドキス」の主宰者となった方です。
俳壇の支配的存在となり、1954年に文化勲章を受けました。
「熔岩に秋風の吹きわたりけり」という句はこの地でつくられ、その句のもととなったと思われる熔岩の上に句碑が建っています。
俳句に詳しい方ならまさに聖地ですが、俳句に興味がないものにとっては「何だろうここ?」と思ってしまうでしょうね。
個人的には句碑よりも、熔岩から湧き出る存在感と威圧感が面白いと感じました。
アクセスと地図
車:桜島フェリーターミナルから5分ほどで到着。
徒歩:10分ほどで到着。
駐車場:あります。
拝観時間:自由。
定休日:なし。
電話番号:099-293-2109
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