食のみやこ丹後王国【京都府京丹後市弥栄町】

初めての地はテンションの上がるひだち教室長の安藤です。

A君(大学生)のストレス発散の旅、最終日に訪れた丹後王国。

噂には聞いていましたが、京都の最北端にあるのでなかなか来れる所ではありません。

そんな場所に、ついに訪れることができました。

>>>ストレス発散の旅の記事

西日本最大級の丹後王国情報

王国の道という名の道路周辺には何もなく、本当にあるのか不安でした。

それでも進んでいくと、いきなり広い駐車場が眼前に広がります。

さすが西日本最大級の道の駅とあって、駐車場はとても広い。

駐車場の横には、京漬物で有名な西利の工場が隣接しています。

海から冷たい風が吹きつけていて寒く、雨も降る最悪な天候。

階段を登っている時は足取りが重かったですが、階段を上がり切ると一気にテンションが上がりました。

巨大な蟹バルーンがお出迎えしてくれたのです。

これを見るだけでも訪れる価値があると言えるほど巨大で、まるでモンスターハンターの世界です。

公式ホームページに掲載 「食のみやこ」の意味

丹後王国は「食のみやこ」とホームページにも掲載されています。

丹後半島は日本海に囲まれ、海と山の幸が豊富。

さらに、日本で初めて稲作をしたとされる神、豊受大神(とようけおおかみ)の伝説が伝わる土地でもあります。

そういう恵まれた環境から、京丹後には丹後王国と呼ばれた地域国家が存在していました。

奈良時代には、丹後から赤米や鮭などが平城京に運ばれていて、豊かさと食材の質の良さが伺えます。

そんな王国を京丹後に住む方々が協力して、2015年に丹後王国をよみがえらせたのです。

メインゲートをくぐろうとすると、マヤ文明の太陽神をイメージしたかのようなオブジェが中央にドンっと置かれています。

丹後王国としては直接関係ないでしょうが、食物と太陽は非常に関係があるから置いてあるのでしょう。

甲子園球場8個分の広さ

堺市のハーベストの丘や滋賀県のブルーメの丘のような農業公園なら納得できる広さですが、丹後王国は道の駅。

道の駅と考えると、とてつもない広さ。

客はほとんど見当たらず、雨と強風、雲が広がっていることもあって、寂れた印象を持ちます。

しかし、GWや夏休みは人であふれるそうです。

小さな動物園。

その名の通り、本当に小さな動物園です。

グッズショップ内にはモルモット等のネズミ類が。外には羊やヤギ、豚が飼育されています。

カメレース。

小さな動物園には、カメレースも開催されています。

豚や馬といったレースは見た事がありますが、カメレースは初めてです。

冬眠しているため、この日はやっていませんでしたが、間違いなく子供も大人も楽しめますね。

イルミネーションストリート。

イルミネーションは毎日点灯しています。

イルカ、ハート、通路、並木道、家等、丹後王国一帯が光輝きます。

見たかったですが、「男二人でイルミネーションを見るのもね~」とお互い苦笑しました。

森の散策路。

イルミネーションストリートを歩いていると、森を散策できる道があります。

冬以外なら癒されるでしょう。

ゴーカートとおもしろ自転車。

ゴーカートは1周500円、おもしろ自転車は10分300円。

19種類のおもしろ自転車とスリルのあるゴーカートは、子供に大人気間違いなしのアトラクション。

敷地が広いのだから、もっと大きなコースにすると、良い宣伝効果になるな~と思いました。

桜。

とても寒いというのに、桜が咲いていました。

A君いわく、強い風が吹いていることで、春一番と勘違いして咲く事があるそうです。

そんな知識を持っているとは、感心します。

木製アスレチック広場。

無料で遊べるので、子供連れの家族にはありがたいです広場です。

動物ふれあい牧場。

牧舎には陸ガメ、ポニー、ウサギがおり、外の囲いには羊がいました。

A君が癒され、気に入ったのは羊。

3匹の羊に餌をあげていると、「僕って動物に触れるのが好きなんですね」と、笑いながら呟いていました。

地元食材を活かしたレストランマルシェ

丹後王国の中央部分には、京都府北部丹後のこだわりの食材を堪能できるレストランが集まっています。

「食のみやこ」の名に恥じない料理を味わえます。

どの店に入るか悩みますね。

「山と海with日本海牧場」。

丹後熟成肉と丹後の海鮮を楽しめます。

特にステーキに絶大な自信を持っており、旨みが凝縮されたローストビーフが人気。

七姫殿 かに小屋。

本格石窯ピザと海鮮焼きをセルフで楽しめる店で、かに小屋は蟹漁解禁の11月6日からオープンします。

ゲート近くにある蟹よりも小ぶりな蟹が店の前にあり、客寄せ効果抜群です。

お勧めのレストラン

トン’sキッチン。

ブランド豚である「京丹波高原豚」を使った料理を味わえます。

種類が豊富で値段も手ごろ、お腹を満たしたい方にうってつけです。

鉄板ポークステーキ 1300円。

赤身と脂身のバランスが良いロースを使用。

豚肉の美味しさをシンプルに味わうには、ステーキが一番。

柔らかく、甘味もあり、脂身はしつこくありませんでした。

三元豚かつ丼セット 1000円。

京都の地卵を使用していて、フワトロなかつ丼です。

卵の味が濃すぎて、豚肉の味が薄く感じました。

この卵で卵焼きを食べたくなる逸品です。

営業時間と駐車場情報


京都丹後鉄道:網野駅から弥栄病院前行きの丹海バスに乗車し、丹後王国食のみやこ前バス停にて下車。

タクシー:峰山駅からタクシーに乗り、10分で着きます。

駐車場:520台駐車できます。24時間無料で利用可。

営業時間:9:00~21:00。

店休日:火曜日。荒天や警報発令時は閉園することもあります。

日本海に近い所にあるので、冬に行く時はホームページ等で最新情報を得てから向かうことをお勧めします。

電話番号:0772-65-4193

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